福岡への1泊旅行(その8、完結編)
午後4時を回った段階で私は福岡空港の第1ターミナルのゲート付近にいた。すると、スカイマークから優先搭乗のアナウンスが流れた。私は前のほうの座席だから後からの搭乗となる。16:05頃、すべての乗客に対して搭乗許可が出た。私はゲートを通り、機内へ。 福岡→東京(スカイマーク18便、16:20→17:55)ボーイング737-800 座席に着くや否や、私は上着を脱いで少しリラックスする。緊急事態のときの脱出の手引きでも見ながら出発の時間を待つ。外は大雨。この飛行機(737-800)には乗客向けモニターがついていないため、客室乗務員によるシートベルトのつけ方、緊急脱出の方法を聞く(行きの767には装備されていた)。そして16:35頃に管制塔からの離陸の許可が下りたため、離陸する。また行きたいと思った、福岡の町であった。 スカイマーク18便は高度をグングン上げていく。しかし大雨のため気流が不安定であった。そのため比較的揺れた。しかも外では晴れ間が見えない。本当にどんよりとした天気である。 離陸後10分くらい経っただろうか、シートベルト着用サインが消える。周りではカチャカチャとベルトを外す音が聞こえる。乗客一人ひとりが思い思いの時間を過ごしていたという感じだ。 のどが渇いた私は、乗務員の方にポカリスエットを注文した。100円。スカイマークでは飲み物のサービスは有料である(欧米の格安航空会社ではそれが普通である)。ただしさすがに距離が長い東京~沖縄線では飲み物が無料で振舞われている。 しかし離陸直後からの分厚い雲はついに薄くなることはなかった。つまり1時間半、ずっと晴れ間が見えなかったのだ。富士山も見えなかったので、残念だった。仕方がないので私は時間つぶしに機内誌を読んだりすることしかできなかった。 それでも17時半過ぎ、スカイマーク18便は着陸態勢に入る。どんどん高度を下げていき、雲の下に戻るのだが、東京も生憎の天気であった。これでは疲れがたまる一方だと感じた人は私含めて大勢いただろう。しばらく上空を旋回した後、着陸に向けてラストスパートである。 私の記憶では、定刻通りに着陸したと思う。羽田第1滑走路に着陸である。今回も無事に東京に帰ってくることができた。 スカイマークは第1ターミナルを使用しているので、第1ターミナルの端の方に向かう。行きの時と同じゲートである。どうやらスカイマークはここを充てられているらしい。そして無事に飛行機を降りて、2つの荷物を持ちながら京急線乗り場に向かっていった・・・。 おわりに 私は幼稚園の頃に長崎に行ったことを記憶しています。それを考えると実は、ほぼ15年ぶりの九州旅行でした。今回は九州最大の都市、福岡市が中心の移動となってしまいました。ゆくゆくは、南九州(宮崎、鹿児島あたり)を回る旅行をしてみたいと思います。 地元の人々、地元の名物料理、あるいは絶景など、新たな出会いを求めて人は旅を続けるんでしょうね。 これで「福岡への1泊旅行」は完結でございます。 最後までご覧いただき、ありがとうございました!