F1バーレーンGP、やっぱり中止!
6日の日記の続報である。 F1バーレーンGPの今年中の復活はなくなった。つまり、今月に入り、一旦は10月末に開催されると決まったのだがそれが撤回され、正式に中止となった。よってインドGPのスケジュール変更や、48年ぶりとなる12月のF1レースの話もなくなった。この1週間の動きは何だったのか?私はもはや呆れている。 マーク・ウェーバーが開催に反対するコメントを出した他、チーム関係者など多数から開催に否定的な意見が出たためだ。2月23日の日記も参照していただきたいが、やはりFIAやバーニー・エクレストンも大きな問題があると認めざるを得なかったのだろう。 バーレーンGP、今シーズンの開催を断念!(10日、ISM) 現地時間(以下、現地時間)9日、バーレーンGP主催者はチーム側の反対などを受け、延期されていたバーレーンGPの開催を断念すると発表した。同日、『ロイター』通信が報じている。 バーレーン インターナショナル サーキットの責任者であるザイード・アルザヤニ氏が、リリースを通じ「バーレーンとしては10月30日に開催できるのなら喜ばしいが、この日程では実施できないことが明らかになり、我々はその決定を尊重する。F1における我々の役割はいいもの、そして建設的なものであり続けたいので、F1のためにも今シーズンの日程変更を推進することはない」と述べている。 今季の開幕戦としてカレンダーに組まれていたバーレーンGPは、同国内の反政府運動により無期限延期となっていたが、今月3日にFIA(国際自動車連盟)が10月30日の開催を決め、その日程で予定されていたインドGPを最終戦として12月11日に変更するとした。 しかし人権活動家が反発し、ネットを通じてボイコットを呼びかける署名が45,000人を超えるなど反発が広がっていた。また、チーム側やF1の商業面を支配するFOM(フォーミュラワン マネージメント)のバーニー・エクレストン会長も日程変更に難色を示していたため、バーレーンGPの中止は避けられない見込みだった。 今回の決定により、インドGPは当初の予定通り10月30日に開催され、今シーズンは全19戦、11月27日のブラジルGPで幕を閉じることとなる。 (引用終わり)