2019年9月・長崎視察記(その6)
長崎駅前から再び路面電車に乗りました。今度は浦上方面へと向かいます。 路面電車は途中まで併用軌道を走った後、JR長崎本線と平行して走ります。浦上から先は、長崎新幹線の工事の都合上、工事中の箇所が多かったです。 平和公園電停で下車。ここから平和祈念像のところまで歩きます。 私はこれまで2度、広島の原爆ドームを訪問しましたが、長崎に原爆が投下された現場を訪問するのはこれが初めてです。 電停で降りて踏切と道路を渡ると、公園へ続く階段があります。階段を上がり、さらに先の道を歩くと、見えてきました。 平和祈念像です。原爆投下から10年が経過した1955年に完成。垂直に高く掲げた右手は原爆(核兵器)の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を、それぞれ表しています。 高台から北側を見渡してみます。真ん中にある煉瓦造りに見える建物が、浦上天主堂です。 実際に天主堂まで来ました。教会内部にも入ってみました(内部は撮影禁止)。 ただただ、とてもすごかったです。荘厳で素敵でした。 この聖堂は戦後、1959年に再建されたものです。 30分ほど滞在した後、聖堂を後にします。平和公園電停から市電に乗ります。 長崎駅前まで戻ってきました。 長崎駅の駅ビルにあるレストランで、本場の長崎ちゃんぽんを食べました(遅い昼食)。 16:46 特急かもめ32号・博多行(2032M列車) 偶然にも、往路(かもめ13号)と同じ編成を使った列車でした。 その後、長崎→博多→小倉と、在来線経由で家路に着いたのでした。