空手の指導から戻ってきました。
毎週水曜日は、空手の指導のために埼玉県の嫁の実家に戻ってきます。オリンピックの・・・・ということで、かなり空手も盛り上がってきているような・・・お父さん、お母さん方も真剣さがスゴイでも、その気持ちだけではお子さんには、伝わらないんです。教えるのは先生であったり指導員の方ですがその時間は、2時間程度です。その他の時間は、空手とは関係がない時間なんです。空手を教えて17年目になりますが先生と両親と生徒の関係このトライアングルが築けなければ生徒さんは伸びません。良く間違われるのが、両親が、お子様に対して形を教えている光景を見るのですがそれ、全然基本からかけ離れていますから・・・(汗)先生や指導員のことよりもお子さんは、両親から教えられることが絶対なのです。両親が正確に空手をマスターしている方ならばなんの問題もないのですが、そうでなければまったく意味のないことですし、間違ったことを教えていることになります。先生や指導員は、心の集中力や筋肉の使い方まで指導しています。表面的な部分だけではないのです。確かにお子さんに筋肉の使い方まで分かるお子さんはいないでしょう。でもそれを、練習の中で修得させるように指導しているんです。武道の大会で勝ち残るには、正しい動きを何度も何度も繰り返し練習し修得していくものなのです。大会に出る時の平常心を保つ精神力も必要になります。大会で勝ち残るには簡単ではありません。かつて黒70長男もそうでした。負けた悔しさは本人が一番分かっていることです。ですが、そこでなぜ負けたのかの分析が、最も重要です。失敗を分析する。失敗は成長するチャンスでもあるのです。武道の世界では、ほんの0.1秒の出来事かもしれませんがそれを失敗と認め、改善していくことが大切なんです。優勝決定戦では、0.01秒の失敗が命取りになります。それを克服できる選手が優勝を勝ち取れるのです。ちょっと熱く語ってしまいましたがこれが全空連の大会に繋がる道です。市大会、県大会、全日本大会そしてこれからは、オリンピックに向けてです。もちろん黒70も、気合い入りますよね!