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三日坊主

富士山から帰ってきてから、来シーズンに向けてジョギングを始めました。昨日で3日目です。1回目は、高崎公園から国道17号を挟んで新しく整備された烏川緑地を、烏川左岸の見学も兼ねてスローペースで走りました。2回目は、群馬の森の中を30分ほど走りました。そして3回目は、聖石橋から城南大橋にかけて広がる石原緑地を走りました。河川敷は日光を遮るものがないので、これからの季節は暑すぎてソソられません。それに比べて群馬の森は、木陰の中を池に架かる橋や土手や芝生の上など、変化に富んだコースを取れるので、走っているだけでなかなか楽しいと感じました。自宅からは少し遠いですが、これからの定番コースになりそうです。いっぽう、石原緑地はかなり長い距離をずっと芝生の上を走れるので、足には優しい感じです。初日は、今後長く続けられるようにペースを抑えることと、ランニングフォームに注意して行いました。ジョギングというと、この歳まで中学校で習った踵から着地する走り方でやっていましたが、どうもその走り方は膝や腰を悪くする原因になりかねないようです。なので、『GO WILD 』に書かれていたように、土踏まずから足指の付け根で、しかも腰の下で着地する走法に切り替えるため、それを常に意識しながら走ることにしました。靴は、安いシューズを3種類試してみました。烏川緑地を走ったのは、先日ヒマラヤスポーツで1500円ほどで買ったスケッチャーズの、その名もズバリ『GO RUN』というシューズです。踵が上がっているトーニングシューズなのですが、ソールが柔らかくて気持ちのよい履き心地です。舗装路を短時間走る分には、これで十分のような気がしました。ただ、ソールはツルツルなので、トレランには使えそうもありません。群馬の森を走ったのは、ニューバランスの『MT110』というミニマリストシューズです。さかいやスポーツで3980円くらいで買いました。この靴はソールが薄目なので、裸足のように地面をダイレクトに感じられるかと思いましたが、実際走ってみると、固い履き心地で、ホールド感は高いです。ソールが固いからなのか、走った後、土踏まずと足指の付け根、以前骨折した踝など、普段意識しない場所が痛くなりました。テレマークブーツを履いて歩く時には使わない筋肉を使ったから筋肉痛になっただけなのかもしれません。三日目に石原緑地を走ったのは、サロモンのXT Wingsというトレランシューズで、上の2つに比べてしっかりした作りでソールも厚く、足首も若干深いです。この靴を履いて、舗装路で足指から土踏まずで着地すると、小指側から親指側に向けて膝を内側に導くようなモーメントがかかり、これが個人的には違和感があります。そして腰も痛くなりました。ただ、芝生など不安定なところだと、全く違和感なく、これがかえって安定性につながるような気がしました。大人になってから思いつきで時々やっていたジョギングは、どうもヤラされ感がありました。小学生の頃は、自分の意思で観音山まで毎日走りに行っており、それは今思い返しても、楽しい経験でした。この歳になってようやく、あの頃の楽しさを復活できそうな予感があります。自分の内側から沸き起こる動機でジョギングを始めて、どこまで続けられるのか、楽しみです。今後、夏から秋にかけてこの遊びを持続するために、『GO WILD』に書かれていた以下の点にも注意して走りたいと思います。・有酸素運動の状態を維持すること。・気持ちよく走れる距離を決め、徐々に伸ばしていく。しかし、週に10％以上は増やさないこと。・週に一度、長距離を時間をかけて走る。・週に2日はまったく走らない日を設ける。そして三週間に一度は、まるまる一週間休む。（p276）今回も三日坊主で終わってしまうのかどうか。

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