宮島でのお宿は・・。
*宮島の古い町並み【'08.02.24】今回の小旅行で泊まった宿は、旅荘『かわぐち』さん。宮島の商店街には、もみじ饅頭などのお土産屋さんと並んで、「世界一の大杓子」が展示されています。(長さ7.7m、幅2.7m、重さ2.5t)平成8年12月に厳島神社が世界遺産登録されてから、今の場所に置かれているとのこと。*宮島の杓子は、江戸時代の僧「誓真」が琵琶の美しい形から着想したそうです。その大杓子を少し越えて、商店街を一本奥に入ると、人気(ひとけ)の少ない古い昭和の面影を残した通りにでます。↑旅荘『かわぐち』は、そんな通りの一角にあります。ほんのちょっと歩いて 階段を駆け上ると、そこにあるのは朱色に染まる五重塔です。五重塔の眼下には厳島神社が見えていますよね。この旅館はとても清潔で、おかみさんも素朴で古風な方。彼女の持つ空気にホッと一息つけそうです。1Fお風呂も貸し切りにしてくれますし、ダイニングも2F客室も「和」の雰囲気たっぷりの照明です。私達が泊まった"紅藤"というお部屋は6畳間。決して広い訳でもなく、特筆するような宿ではないけれど、その昔ながらの「くつろぎ」に癒されます。私もきょんさんも、旅行といえば最近専ら海外です。畳の上に寝そべって、、、和紙で囲ったちょっと暗めの照明と、薄明かるい光が射し込む障子、まぁるい"ちゃぶ台"がなんとも日本チックで気に入りました。3Fには窓辺に並ぶ椅子やソファーに腰掛けて、海と町並みを見下ろせるパノラマ空間があります。また宮島に泊まることがあれば同じ旅館に宿泊し、懐かしい景色を眺めながら読書でもしたいなぁ、と思っています。《旅荘 かわぐち》address: 広島県廿日市市宮島町469TEL: 0829-44-0018HP: http://www4.ocn.ne.jp/~kawaguti