Something Good
*映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台、「ヘルブルン宮殿」の庭園にあるガラスの家【'07.12.31】この「ヘルブルン宮殿」は、大司教マルクス・シティクスが夏の宮殿として1615年頃に建てたもの。一番の見どころは、水力を利用して作られた様々な仕掛けのある「Wasserspiele~水の庭園」。ここはガイドツアーで見て回ります。予想もしない所から、突然に水が吹き出してくるので、訪問した人達は歓声とともに、"ビチョビチョ"になってしまいます!!涼しい顔をして立っていると、ガイドさんに狙われるので要注意ですよ☆暑い夏にオススメの観光名所です。そんな夏とは別世界の冬の離宮。今回は『サウンド・オブ・ミュージックツアー』で立ち寄りました。ここが最初に登場するのは、トラップ家の長女"リーズル"と、そのBoyfriendの"ロルフ"が踊りながら歌う、「もうすぐ17歳」のシーン。そして、夜のとばりの中、トラップ大佐とマリアが心通わせ見つめ合う、最もロマンチックなシーンの舞台です♪映画をご覧になった方は誰しも ここを訪れた時、思った以上に狭いことに気付くでしょう。この場所では外側から全体を映しただけで、内部の映像は別にセットを組んで撮影されたそうです。(ツアーガイドさんがそう説明してくれたのですが、、そう言っていたと思うのですが、私の英語力ですから間違っていたらごめんなさい。。)この時のトラップ大佐とマリアが歌う、「Something Good ~何かよいこと」。私が一番好きな歌です!!《 Perhaps I had a wicked childhood幼い頃、私はたぶん悪い子だった。Perhaps I had a mis'rable youthたぶん救いようのない娘だった。But somewhere in my wicked, mis'rable past There must have been moment of truthでも そんなどうしようもない少女時代にも、真実の時がいつかあったはず。For here you are standing there loving meだって、あなたがこうして私を愛してくれているんですもの。Whether or not you should それは愛することが努めだからというものではなく、、So, somewhere in my youth or childhood I must have done something good きっと私、子供の頃に何かよいことをしていたのね。Nothing comes from nothing Nothing ever couldだって、無から生まれるものなど何もない。So, somewhere in my youth or childhoodI must have done something goodだからこれはきっと、私が幼い頃に何かよいことをしたからなんだわ。》* * * * * * *私は今日、ある方の「涙」を知ってしまいました。過去の自分の過ちが、今誰よりも自分を苦しめているのです。「過ち」かどうかは私には分かりませんが、何かが道からずれてしまったのでしょう。彼はもう十分に大人なのに、この先どう歩んでいけばいいのかを見失っています。彼は私がNZにいた頃、「親愛なるpicchukoさん」という出だしでいつも優しくメールをくれました。『無から生まれるものなど何もありません。』確かに過去において、彼は何かを間違ったのかもしれない。でも、何かよいこともしているはず。*昔くれた、私への励ましだってそうですね。間違いのない人生を送っている人などいないのですから、彼の苦しみはそれ以上であってはならないと思うのです。きっと彼も昔、何かよいことをしているはずですから、本当に耐えられなくなった時には私にできることを、いつでも手を差し伸べてあげたいと思います。私こそ、間違いだらけの人生ですもの。でも、私だって今までに何かよいことをしているはずですよね。みなさん、そうですよね。