神から人へ ◎人類の悲惨な出来事に終止符を◎
(戦争、あるいは人類全体に関わる悲惨な出来事について教えて下さい)戦争と言うは、最も尊き人の命を奪うための、最も怖くも恐ろしき、人の我欲の最たるものなり。なれば人は戦争をもちて、神への反逆を示し、神への罪を創り、神への冒涜(ぼうとく)さえをも犯すこととなる。なれば人は、戦争のみの汚れにあらず。人が人を殺す、その罪のみならず、神への大罪を犯せしことを表す。なれば人へ戦争をもちて、自らの自虐自滅をもちて、自らを罰し、禊(みそ)ぎ、神に詫び、全てを始めから立て直し、さにて自らの罪を悔いて詫び、二度と同じ過ちをせぬよう、固く固く、自らの心に決意を固めねばならぬ。 なれど人の愚かな性分、性癖、人の愚かさ、卑しさ、哀しさ。人は何度も繰り返し、神への約束、誓いも忘れて、二度も三度も悲劇繰り返すもの。戦争によりて殺されし者、戦争によりて家族失い孤児となりし者。幾多の犠牲を払いても、尚懲りず、こたえず、性懲りもなし。人と人とのいさかい、争い、そは恥ずべし、厭(いと)うべし。神との誓いをせし者は、そを破り、守らず果たさず帰りなば、神の厳しき禊ぎに会いなん。なれば、戦争、紛争は、いかなる理由あるとも、神は認めず、許されず。神の認めし闘いは、心の奥の悪と闘い、そを平らげて圧することなり。心の外の肉体の、他人を負かして屈服さするは、闘いならず。争い、いさかい、最も醜き我(が)の押し付け合い。戦争によりて、人は学べよ。真(まこと)の平和の尊さ、貴重さ。なれど忘れて繰り返すもの。そを忘れずに、心に強く、戒(いまし)め、忘れず禊ぎてゆけよ。生きる喜び、生の輝き。神の与えし恩寵、慈愛。そを失いてまで、何を欲する。何を得らるる。何が叶うや。 (戦争さえも神のご意図、ご経綸なのでしょうか)神のなさせしことにはあらず。神の望みしことにはあらず。神の仕組みしことにはあらず。経綸は神の願いし恒久平和を、人類繁栄発展を、実現させんと仕組みしものを。人の暴走、我の独走。神の招きしことにはあらず。人の我欲の結果、精算。いつか来るべき結果ならずや。なれば、仕組みの現れならず。神は全てを人に任せて、ただ祈るのみ。願うのみ。人の気づきと目覚め、悟りを。戦争、公害、自然破壊。全ては仕組みの現れならず。神は仕組まず。決めるにあらず。ただ人類に任せて、原因結果の法則のみを、仕組み、定めて見守るのみなり。人類、地球の命と平和。そを守るのは人の務めよ。神の与えし恩恵を、守り保つが誠ならずや。神の与えし全てのことを、忘れているのが今の人の世。 神の嘆きも届かずなりて、神を失い、迷える魂。戦争のみが悪ならず。戦争よりもさらに悲惨が心の迷妄、虚脱の魂。神の帰依を顕(あらわ)せよ。神への感謝を顕せよ。さなれば救われ、導かれなん。神との出会いを広げてゆけよ。 戦争のみに囚わるるなよ。戦争招きし原因こそを、正して直して、諌(いさ)めてゆけよ。心の奥の汚れ正さず、結果の悲惨に、惑うなかれよ。心の汚れ、迷い、執着、それらを浄めて高めてゆかずは、結果ばかりに目を奪われて、同じあやまち繰り返しなん。戦争なるも心の汚れ。人の我欲の象徴ならん。殺され傷つきし魂を、浄めてやれよ。慰めてやれ。 迷い苦しむ魂多し。神を失い、忘れし魂。地獄の淵にて、苦しみ惑わん。最期の恐怖に怯え苦しむ、哀れな幾千幾万の霊(たま)。全ての犠牲の象徴ならん。そもまた人への戒(いまし)めと、神の求める禊ぎなり。禊ぎは神の与えるものなり。なれど真はさにあらず。戦争のみにて終わるにあらず。禊ぎは人類永遠に、生ある限り続くもの。なれば自ら禊ぎてゆけよ。禊がず、浄めず、高めずは、死にし後にも続きゆくなり。これより後にも禊ぎはあるらん。なれど忘るな。誤るなかれ。禊ぎに感謝し、悟りてゆけよ。禊ぎのもとなる原因を、一人一人の我欲をなくせよ。ならずは、禊ぎは繰り返されん。なれどそもまた、自然の法則。神の仕組みしものにあらねば、自ら戒め、悟るを望まん。さにて終わりなり、明日にも問えよ。深めてゆけよ。 神の声を伝える人ひふみともこさん著書 「続神誥記」より抜粋ひふみともこさんHP http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/