神から人へ ◎人との出会い・縁・付き合い方◎
(人との出会いは、全てが神様の仕組まれたことであるなら、人への好き嫌いは、よくないことなのでしょうか。また、自分から離れていくことも誤りでしょうか)神の望む人との出会い、付き合い方には、決まりなし。人の願いや願望が、人との付き合い、別れを決めん。なれば人は己の望む、似た者同士が出会いてゆくなり。 神の望まぬ人はなし。出会い別れを決めるは自分。神のご意図(いと)を案ずるになく、己の望みを読み取れよ。己の欲望願望が、出会いを決めて進めるなれば、神は仕組みて、出会わすなれど、そこに神の意図はなし。自然の結果、道理のままなり。 (では、嫌いな人との出会いは、何を表すのでしょうか) 神の仕組みにあらざれど、必要ありて出会うなれば、己の魂磨かすための、自然摂理の働きならん。なれば、嫌いといえども必要ならん。好きになれとの神の意図。己の魂 禊(みそ)ぎ高める、大事なご縁、仕組みなり。嫌いというも己の狭さ、足らざることの示しなり。なれば補い、豊かに富ませて、初めて別れも叶うなり。 己の低き我欲我執、好悪の情こそ戒(いまし)めよとの、神の優しき心ばせ。そを汲み取りて、勝手に離れず、己の魂、高めてゆけよ。己の勝手な好き嫌い、先ずは改め、己を直せよ。人への感情、偏見、好悪、全ては己の裏返し。嫌いと感じる我欲の強さよ。なれば己を高めれば、自ずと魂 昇華して、自ずと別れも出会いも進まん。神の仕組みし出会い別れも、一人一人の魂次第。なれば魂共鳴し、共に響きて高まれば、さらに結びも強められん。なれど低き魂ならば、人の汚(けが)れも強まりて、さらに低き魂ならん。 人との出会いに神の仕組みは働かず、ただに法則、自然の摂理。魂引き合い、寄せ合うは、神の仕組みしご縁にあらず。なれど神は仕組むことあり。神の経綸(けいりん)神策のため、その遂行の進めのために。なれば出会いも二通りあり。魂磨き、禊ぎのためと、神策成就の進めのためと。なれどいずれも案ずるなかれ。人には区別不可能なれば、先ずは全てに必要見出し、魂高める機会と捉えよ。神のご意図を読むは大切。全てが神の神意なり。なれど疑い、勘ぐることなく、己の魂磨くことのみ。そこには少しの誤りもなく、全ての人に共通ならん。なれど肝にも銘ずべし。神の真のご意図をあやまつ、己の愚(おろ)かな思いこみ、出すぎることは慎むべし。謙虚に、素直に、冷静に。さなくば人は間違い起こし、自ら陥る我執の囚われ。神のご意図を気にしすぎず、神に任せておけばよし。あれこれ迷いて、疑うなかれ。全ては神のみ手に委ねよ。人との出会いも修行なり。相手に読み取れ、己の不足。人には多くの曇りあり。己の曇りが相手に表れ、己に警告、戒めるなり。そなたの御魂に合う霊ならば、自ずと引き合い、結び合わん。見合わぬ霊なら、自ずと離れて、再び出会うこともなし。人間心の感情、好悪、損得勘定、利害計算、人は考え、惑うらん。なれどそもまた、人の定めよ。己の選ぶ相手なら、己もさなる魂ならん。なればそなたの問う人々も、そなたが会いて、後に明らか。そなたの付き合う方々ならば、神の仕組まず、計らずとも、互いに引き合い、寄せ合わん。何事も、魂次第。神の定める運行法則、天の定めに従いて、そを外れるはあらざれば、先に案じて、ためらうは無駄。神に委ねる心にて、泰然任せて進むがよからん。神は一切介入せず。この世の出来事、交際、離別。全ては己の招きし結果。なれば、人はよく身を正し、襟を正して生きるが肝心。 神に思惑、神意を問うなよ。神にも分からぬ、人の行く末。神になせるは、光を示し、光の元へと導くのみ。神から離れ、遠ざかる者、 光を避けて嫌う者、全ては神にも変えられぬこと。悲しき人の哀れな末路も、光り輝く明るき未来も、神は定めることは適(かな)わず。なれば、人は神に任せて、神を求める心のみにて、自ら求め自ら歩めよ。神になせるはその先なれば、求める者のみ導きて、光の近くに招き寄せなん。未来の光を見出したくば、まずは、己を自ら正して、魂高める努力をのみ。我等の姿は見えざれど、心の目にて、見極めるべし。聞こえぬ声なれ、心に感じ、心の奥にて、感ずべし。そなたの魂、奥の奥にて、ささやき語る神のみ声を、あやまつことなく聞き取れよ。疑心も邪神も入れるなよ。己の曇りに迷うなよ。己の偏見、先入観、全てが妨(さまた)げ、邪魔となるべし。今宵も明日も、神の示す光は強まり、神はそなたの成長待つのみ。また来る明日の試練に耐えよ。まだまだ昇華の足らざれば、さらにも修行を積みてゆけ。神の教えは変わることなし。なれど、受け取る魂変わらば、与える意味も異なるべし。己の知りしことにても、己の気持ちのあり方一つ。尊き意味も深き教えも、陳腐となりて、何も教えず。なれば全ては魂次第。神は常に呼びかけるなり。なれど、気づくは稀(まれ)なれば、教えも褪せて、枯れゆくごとく。 心の大地の肥沃な者ほど、多くを汲み取り、実らせなん。心貧しく、卑しき者ほど、何も分からず、受け取れず。哀れな事なれ、神にも救えぬ。神の嘆きに思いを馳せよ。 いよいよ救えぬ魂捨てて、迷いし魂見捨ててゆかん。なれど、今にも求めるならば、神も最後の力を貸して、救える魂見つけたし。救える魂、さらにも探して、神の近くに連れてくるべし、縁ある御魂(みたま)を呼び寄せるべし。神の願いも今はそれのみ。いよいよ近づく世紀末。己一人のことになく、大きな豊かな慈愛の心で 迷い悩める魂救えよ。神の代わりに人を導き、心の浄化を手伝うべし。光と文字とことばを使いて、人が代わりて示してくれよ。時は少なし、立て替え直し。天変地異も間近と迫りぬ。なれば今にも準備せよ。さらにも厳しき禊ぎとならん。神の裁きにかけられて、神の光に消えることなき眩しき輝き、放てる魂よ。神の慈愛に疑い要らず。恐れることの一つもなからん。神の尊くありがたき愛、最も愛され、慈(いつく)しまれて、何の不足か、欠けるのありや。神の苛立ち、もどかしさよ。早くに認めて、信じるべし。そなたの迷いも早くに覚まして、神の定めるみ役を果たし、さらなる昇華を賜れよ。臆する事なく、恐るなく、神を信じて語りゆくべし。遠慮も迷いもためらいも、全てを捨て去り、素直となれよ。人の思惑、評価、陰口、今は気になり、妨げなん。なれどためらわず、神の教えを広めてゆけよ。神を信じることのみ。神の教えを行うことのみ。さらに神に感謝して、教えを信じ、預けることのみ。神の教えは新鮮ならず。常に変わらぬ真理なり。なればそなたも迷うらん。なれど、よくよく読みてみるべし。そなたのことばか、考えか。いずれ明らか、明白ならん。 神の声を伝える人ひふみともこさん著書 「続神誥記」より抜粋ひふみともこさんHP http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/