神から人へ 「ただ従いて、導かれよ。」
神から人へ。神から人へ、伝え、教え、導き、授け、与え恵みしことの 多くに、神の愛、神の慈愛と情けあり。なれば、人は、素直な心と魂で、 神に感謝し、真を捧げ、神に仕える心を高め、神に託して預けるべし。 神に任せて待つがよからん。神の教えはそのままに、人の生き方、 身の施し方、魂の導き、標となるらん。なれば、人の勝手な願いで、変えて行じる、違えて行なう、皆、神への裏切りなり。背きなり。人は、神に感謝して、なさるるままに任せるべし。 神には神のご経綸、神策、祈願、祈念あり。なれば、人は、そのお手伝い、 神のお役に立つことをのみ、願うが本望。本来のあるべき姿、形なり。 人の思惑、人の判断、人の尺度は、間違いばかり。何も測れず、何も決め られず。おのが欲望、願望と、後の結果の利害が先立ち、次なる世のため、 人のため、役立つこと考えず。ただ今をのみ、明日をのみ、己の生きる間のみ。さなる短き、浅き考え。神のご意図に適うはずなし。 神の計画、経綸は、人類、地球、宇宙の全て、遥かな時間、空間を、越えて なされる。深遠な、悠久の流れに沿いてなされる。人の知り得ぬ真理を顕す。 なれば神の雄大、人の卑小。神のご意図を知るに適わず。神の願いに、届くに 能わず。なれば人は、要らぬ詮索、懐疑を捨て、ただ従いて導かれよ。 神の示さる針路に向かい、己の執着、我執を取りて、神の御心、神の意図、 願いを実現すべし。 人に課される神のみ役は、人の御魂の昇華を許さる、神の恵みの証しなり。 なればさらなる昇華のために、人はみ役を十二分に、己の全てを預けよ。 さにても足らぬ、神のみ役。なれば、人は、神に感謝、報恩の、想いを持ちて、 日々に行じよ。神の真心、真の願い。そは、人を育て、精進させ、魂磨かせ、 光りを注ぎ、真の人の成長を、さらなる昇華と、精進を、違えることなく 踏み進ますること。なれば神に仕えて誤りなし。迷いも惑いも、ためらいも、 晴れて明るき心なり。神のご意図を正しく読みて、素直に行い、顕さば、 仕組みは起こり、力が働く。人の能力、人知を超え、人の思いの入る余地なき、 神経綸の実現なり。なれば人は、正しく受け取り、正しく読み、正しく行い、 正しく働け。さなるためには何をも捨て、何をも求めず、神のためにと、誠を 注ぎ、思いを込めて、祈りを強めて念じるべし。なれど、人間心は入り込ますな。 人の浅知恵、損得勘定、一縷の我欲も許されず。ただひたむきに、純粋に、 無垢の思いで行うべし。神は人の魂、奥までも、見通し、見極め、使うなり。 なれば心配無用、不安はいらぬ。神に任せて委ねるがよし。神のことばは通り 抜け、魂振るわし、光りを放つ。なれば、無垢にて透明、翳りも曇りも、 こだわりもなく、我から生じる妄念もなく、神の意のまま、心のままに、 神の心を映し顕す。さなる魂あらばよし。神は人に、何望むなく、願うなし。 ただひたすらに、脇目もふらず、おのが精進、努力をもちて、神のご意図を 行い顕す。神の手となり、足となりて、神のお役に立つを願う。神に使わる ことを喜ぶ。それのみ求め、願う魂。なれば難しくなし。ただひたすらに、 続くればよし。苦しき時は神が助けん。迷える時は神が示さん。誤りし時は 神が直さん。なれば神に任せて委ねるべし。 さにて本日、行への思いと心がけ、人と人知の無用なること、教え伝えし。 神の導き、示す方向、神の課される行を積み、欠けたるものは補いて、 足らざるものは育み増やせ。さにて神のお役に立てる、心と体、魂となる。 なれば、一日の無駄なし。徒労なし。全てが必要、不可欠なり。神の計らる 経綸に、一つの狂い、乱れなし。神に委ねて任せ切られよ。さにて終わらん。 ひふみともこさん著書「神から人へ（上）」より抜粋 ひふみともこさんＨＰ http://wa-hifumi.info/
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