神から人へ 「人の心に光を当てよ」
神から人へ、人から神へ。常に変わらぬ交流を、絶えざる循環、交わす祈りを。さにて本日、今の地球の最も危機なり。存続するか滅亡するかの、瀬戸際の時を今や迎えり。人はこれまで幾度もの、危難を乗り越え解決し、学問、技術を発展させて、失敗、あやまち繰り返し、されどそこより学びし知恵を糧にて今日まで生存せるを。なれど今の世、地球の危機は、心の荒廃、衰退と、自然の蹂躙、神への冒瀆、人たるものの節度を忘れ、人たるものの使命を果たさず、驕れる心と高ぶりと、我欲我執に光を失い、心の闇に囚われぬる、最も危険の最悪のとき。ここにて人は、進む道、方向さえも見失い、目先の繁栄、経済優先、物質主義の愚昧に落ちぬる。人の心に指針を示し、迷える御魂を導くは、唯に神のみことばのみ。昔も今も、変わることなし。たとえ科学や技術が進歩し、宇宙に人が飛び立てど、人は人にて何千万年、生きる基本は変わることなし。空気や水にて命をつなぎ、海山の幸、大地の恵み、五穀の祝いを受けながら、神の祈りに守られて、人はようやく生き永らえる。今の人の世、傲慢不遜の、畏れを知らぬ振る舞いに、天地ももはや、沈黙破り、神の心を示すべく、その現われが温暖、干ばつ、豪雨、台風、地震。地上の狂騒狂乱は、人の招きし原因結果。 今こそ、人は目覚めるときなり。他人任せに、責を逃れど、目をばそらせど、罪は変わらず。地上に起こる一切が、己に関わる縁のもの。心に現わる想念が、見えぬ波動で地球を取り巻き、人から人へ、巡りて回る。憎しみ、悲しみ、妬みに恨み、繰り返される憎悪の連鎖よ。断ち切る勇気を、叡智(えいち)を持てよ。ことばの持てる力に拠れよ。怨嗟(えんさ)のことばを葬りて、尊き感謝の言霊を。呪詛の穢れを禊ぎ祓いて、清き祈りの言霊を。 次にすべきは、行いなり。地上に飢える何億の民。そもまた己と無縁にあらず。人の賢き英知英断。寸暇の遅れも今は許さじ。時々刻々と、最期は迫れり。時計の針は進むのみ。人の心に光を当てよ。神の言霊こそ光。晦(くら)みに迷う人の手を取り、正しき道に誘(いざな)えよ。神の言霊こそ標(しるべ)。さにて本日、危急存亡のときを、人の最後の努力惜しまず、持てる力を出し切れよ。神の祈りは常に変わらず。人に届けと、送り続けむ。さにて。