花曇り
大寒桜 2010.4.20 (8:35)■ 話を聞くきき方には3つの方法があります。「聞く、聴く、訊く」の3種類です。「聞く」・・・いわゆる普通一般的な聞き方です。「聴く」・・・文字の中に、目と心が入っています。心から聞く。「訊く」・・・こちらから問いを発する、尋ねながら聞く。インタビューのときは、「訊く」という聞き方です。問いを発することで核心部分を引き出す聞き方です。うなずきながら、ときたまあいづちをうちながら聞くと話す人は、話しやすくなります。■ 福島空港の搭乗者数が開港以来17年めになりますが、最低水準に落ち込んだとのこと。平成5年(1993)開港の年は298,352人、ピークが7年後の平成11年の757、625人。昨年平成21年(2009)度は283,014人。前年対比-33.8%。利用者が少なくなり21年1月に日本航空が撤退したのも大きく響いたのだろう。人の動きが少なくなったのは景気後退傾向が進んだということになろう。福島県では利用促進対策会議を開催してなんとか利用促進をはかろうとしていますが、まずはこの国の景気回復がすすまねば、改善するのは難しいだろう。■ 計画と未来予測福島空港は、国土交通省と福島県の事業です。国と県との計画でスタートしても今日に日本各地の空港利用率の低下は頭になかったのであろう。時代は右肩上がりの経済でした。この国の人口減少化への分水嶺が2004年、1億2778万7000人をピークに2005年から下降線をたどっています。特に世界経済に関する未来予測は、いろんな要素がからむのでなかなか難しい。計画を立てて向かってゆくしかないだろう。その中で大事な要素は時代の変化に対応してゆく柔軟性がもっとも大事。時代の変化を読み取り、対応してゆく「変化対応能力」が大事なことです。■宇宙のリズムに合わせて生きる太陽が毎日、東の空から西の空に沈む、これは地球の自転による。時間が少しずつ変化して春夏秋冬の四季があるのは地球の公転と自軸の傾きによる。晴れたり、曇ったりの気象の変化は高気圧、低気圧の雲の動きによるもの。いずれにしても、毎日同じ時間に同じことをくりかえす。「朝起きて、顔を洗って、歯を磨く」ことのように考えてやるのでなく毎日同じようにくりかえすことによってリズムができる。野球のイチロー選手が、バッターボックスに入る順序のリズムはいつも同じだといいます。毎日、同じ時刻に同じようにやることが自分のリズムを保つことになります。これが宇宙のリズムに合わす生き方といえます。