見学してみると、心が判断するものがある。
「見る」と云う漢字は目の下に足が2本あるように見える。その場に出向いて見るという事であろう。足を運び目から入る情報は87%もあると云われる。おおよその事は判る訳です。「見学」とは文字通り「見て学ぶ」。見学してみれば概略のことは把握できるわけです。「他人は見た目で品定め」と昔から云われています。化粧するのも見られる目を意識してのことでしょう。見た目を良くするために日常奮闘している事も多いでしょう。問題は中身なのですが、第一印象の見た目は品定めに直結するわけです。内側から滲み出る品格には敵わない訳ですが、少しでも補おうと云う奮闘努力と云えましょう。見ることによってインスピレーションが湧くことがあります。見ることによって、リアクションへの引き金となることがあります。スーパーによって魚コーナーに鯛が並んでいたのです。形と値段がリーズナブルなのを見て、鯛飯を炊きあげてみたいと云う衝動がにわかに浮上したのです。