会津張り子体験工房
「横田新墨絵ギャラリー」が会津若松市七日町通りにあると知り尋ねました。お菓子の太郎庵さんの七日町通り店の敷地内の蔵の中でした。壁に横田新さんの墨絵はかかっているものの、、あれ!張り子人形が置いてあるではないですか、あとで見ましたら1Fは「会津張り子体験工房」になっており、2Fが「横田新墨絵ギャラリー」であったことがわかりました。今回は、この1F「会津張り子体験工房」について報告します。会津張り子が途絶えかけたのを太郎庵さんで張り子人形「会津の殿さま」の意匠でここまで商売をやらさせていただいたのでなんとか復興できないかとこの蔵を体験工房として提供してくださったと会津張り子を復興させようとしている佐藤さんに申し出てくれたとのことです。この「会津だるま」私は初めて目にしたので、三春ダルマと同じように目が最初から入ったダルマなんですね。会津にもこの地でつくられるダルマがあったんですか?と尋ねました。今年初めての試みでこのサイズをつくったのだそうです。1年づつ号を大きくしていく予定だそうです。白河ダルマ以北はだんだん丸いダルマが少しづつ長くなってゆくのだそうです。そしてこの八方にらみだるまは、災難から守るという意味で三春ダルマ同様に八方ににらみをきかしているのだそうです。まさにこの会津張り子は作り手がいなくなったら地域の伝承文化が途絶えてしまうわけです。太郎庵さんが地域の文化保存の上からも協力を申し出たということですね。