11月3日(祝)安積山登山を予定
郡山市は地形的には盆地になっています。散歩しながら周囲に見える山々をみてあの山は何という名前だろうか、あの頂に足を運んでみたいなぁ~と思うことがあります。安積山もそんな山の一つです。たのしみは 仲間と登る 安積山 ふるさとの野を 眺めみるとき安積山 1,009m 登ってみませんか安積山は額取山と呼ばれています。標高1,009mです。登り口の、御霊櫃(ごれいびつ)峠は標高876m、途中に大将山1,056mがありますので、標高差は180mです。山としては、それほど高くない山ですが日本列島を縦に貫く分水嶺の尾根道を歩きます。 初夏の安積山遠景です。いちばん右の山が安積山です。安積山 1,009m へは、御霊櫃(ごれいびつ)峠から徒歩約2時間です。登山は往復約4時間となります。登山のあとは、近くの休石温泉・太田屋さんの露天風呂(@500円)で疲れを癒しませんか。よくあたたまるかけ流し温泉です。安積山は、万葉集の「安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心を我が思はなくに」と歌われています。2008年5月に発表された、万葉歌が書かれた木簡、初めて出土、その歌木簡が、郡山市ゆかり采女まつりの主役、采女が歌った安積山の歌木簡でした。この機会に安積山登山を記念して安積山ゆかりの俳句か短歌をつくってみませんか。なお雨具の準備と昼食の用意(おにぎり等)、飲み水は各自でご用意願います。天気の具合が良ろしくないときは順延とします。山道を4時間歩ける体力のある人で参加希望される人を募ります。・11月3日(祝)午前9時現地 御霊櫃(ごれいびつ)峠から登ります。・集合場所は御霊櫃峠の駐車場です。主催:郡山中央倫理法人会 安積山に親しむ会。 ・今年の6月に下見登山したときのようすはこちら。 額取山(安積山)登山の参加希望される方は → こちらからどうぞ。 ------------------------------2008年5月に発表された、出土して発見された歌木簡には「難波津に咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」の歌木簡の裏に「安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心を我が思はなくに」の歌が書かれていたわけです。「古今和歌集」は、905年の平安時代に紀貫之が書いたと云われる。「この二歌は、歌の父母(ちちはは)のやうにてぞ手習ふ人の初めにもしける。」と、歌をつくる初心者が最初に習う一対の歌として紹介しています。 『万葉集』(まんようしゅう、萬葉集)は759年の奈良時代に編さんされた日本に現存する最古の和歌集です。天皇、貴族から下級官人、防人などさまざまな身分の人間が詠んだ歌を4500首以上も集めたもの。万葉集が編さんされた前年の758年に坂上田村麻呂が郡山市徳定に生まれたといわれる。「古今和歌集」の書かれた905年より150年さかのぼって755年、「難波津ー安積山」の歌がセットになっていたことが明らかになった。万葉集の編さんされる前から歌がセットになっていたということになります。采女が安積山の歌を詠んだのは、坂上田村麻呂誕生以前のことでした。