ハングリーであれ。固定観念にとらわれるな
1年半前の話なので、もうご存知の方もいるかと思いますが、、、最近アップル社がiPhoneを発表したり、Windowsの新OS、ビスタが発売になったりして何となくmac周辺をウロチョロしていたら、アップル社のCEOであるスティーブ・ジョブ氏が2005年に行ったスタンフォード大学での卒業演説に辿り着きました。(前置きが長いって^^;)全文(英語)はスタンフォード大学のサイトにありあます。'You've got to find what you love,' Jobs says要点は3つあって、1)人生で寄り道をしたことが幸いすることがある(connecting the dots)2)途中で投げ出さずに好きなことをやりつづけろ(love and loss)3)今日しか残されていないと思って、自分のために生きろ(death)1)は、大学を中退して趣味で学んでいたカリグラフィーが10年後にマッキントッシュを作る際に大きく役立っていたこと。2)は、アップル社をクビになって全てを失っても、好きなことをやりつづけていたら、その後立ち上げたNeXT社がアップル社に買収される形でアップル社に戻ったり、ピクサー社が「トイ・ストーリー」で大成功を収めたり、奥さんと知り合って幸せな家族を築けたこと。3)前年、脾臓ガンが発見され、余命宣告をされたが、(幸い手術で救われた)ジョブ氏は17歳の頃から、「その日が最後だと思って日々を生きていたら、いつか生きていて良かったと思える日が来る」"If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right." という思いで生きて来ていたこと。(以下、引用) Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma ― which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary. 時間は限られている。他の人の為に生きて無駄にするな。 他の人の考えた結果に捕らわれるな。 自分の本当の声を他の人の意見に掻き消させるな。 そして最も重要なのは、自分の心と直観に従う勇気を持つことだ。 心と直観は、あなたが本当になりたいものを既に知っている。 その他のものは、二の次で良い。そして、この演説の最後の締め括りの言葉が、「ハングリーであれ。固定観念にとらわれるな」(Stay hungry. Stay foolish.)でした。新卒の学生さん向けの演説なので、人生経験の浅い若い人がどこまで理解できるかは分かりませんが、このコンセプトを知っているかどうかは、その後の人生において影響は大きいでしょうね。先日の日記にテニスのセミプロクラスの人の話で、「一生懸命続けてきて、ふっと乗り越えた時に喜びがある」と書きましたが、ジョブ氏もそんな心境なのかも知れませんね。私も早くその心境に達したい。。。(でも、その前に必死にやらねば。。。^^;)ちなみに、ジョブ氏の↓の本、「icon」には「偶像」の他に「憧れの俳優」という意味もあります。