リワークセミナー 第八回 「アサーション」
今回のテーマはアサーションです。アサーションとは自分も相手も大切にする率直で、素直な関わり方、コミュニケーションのあり方をいい「率直に素直に、自分の思っていることを表現する」と同時に「相手のことを率直に素直に表現することを理解しようとする」人間関係を目指すことをいいます。アサーティブネスの4つの柱は・誠実であること・率直であること・対等であること・自己責任をもつことアサーティブとは、この柱を自分の中にしっかり持った上で、人と向き合う姿勢の事を意味します。自己表現の3つのタイプ自己表現には次の3つのタイプがあります。・ノンアサーティブ・アグレッシブ・アサーティブアサーション上手になるための4つのコツ第1のコツ:自分の気持ちに耳を傾ける第2のコツ:表現内容は5つの構成がポイント第3のコツ:アサーティブを邪魔する思い込みを調べる第4のコツ:「セルフフォロー」という技自分の気持ちに耳に傾ける上手に自己表現するには、まず気持ちを把握することで、自分の本心に素直に気付くことがアサーティブな表現の第一歩表現内容は5つの構成がポイント第一表現:状況をそのまま描写第二表現:私の気持ちを表す第三表現:相手の気持ちや立場の理解第四表現:選択肢を提案参考DESC法1、描写する(D:describe)2、表現する・説明する・共感する(E:express, explain, empathize)3、提案する(S:specify)4、選択肢を与える(C:choose)アサーティブを邪魔する思い込みを調べる自分の「思い込み」、「認知のくせ」を調べる根付いてしまった信念、思い込みの修正をする「セルフフォロー」という技アサーティブな対応ができないときに、後からアサーティブに自分をフォローする方法アサーティブな表現のこつ1、自分を相手に知らせる(自己開示)2、「おまけ」の情報を提供する3、質問を使い分ける(開かれた質問・閉じられた質問)4、積極的に相手に耳を傾ける(聴くことは発言するのと同様にアサーティブな行為)アサーティブネスにまつわる誤解誤解1「アサーティブネスは人間関係における万能薬」誤解2「これができればアサーティブ!という具体的な言動がある」誤解3「アサーティブに話をすれば相手はわかってくれる」【楽天ブックスならいつでも送料無料】アサーション・トレーニング改訂版 [ 平木典子 ]