Fly at Zero「東京散歩」
秋葉原の登場人物、大きく分けると3種類です。アーチスト、アイドル、そしてメイドさんです。その中で今回はロック系のバンドであるFly at Zeroを紹介します。昔からバンドってインディーズ的な場所からのし上がってきます。つま恋、イカ天などは成り上がりレースの代表格でした。つま恋はYAMAHAだったのでYAMAHAの大きな支店がある福岡(海援隊など)、広島(吉田拓郎など)、名古屋(あみんなど)、北海道(松山千春や中島みゆきなど)がやたら強かったですね。地方中心だったのは面白い特徴です。しかしイカ天あたりから東京に集中し始めました。大阪では放送が無かったのでどのようなバンドが出てきたかわかりません。今はそのような場のひとつが秋葉原なのだと思います。ライブ・ハウスなどだと観客が限られるため、やはり外で演奏する機会が欲しいですよね。おもしろいのはドラムとベースと言うような本来バンドの根幹となる人たちは来ないで、ギターとボーカルだけで来ているのです。ドラムとベースは録音のようですが、それはよしとして一緒に来てあげないのでしょうか。そこがちょっと不思議な光景でした。ライブ・ハウスとかですと音がでかすぎてモニターとかはあってもドラムの振動がないととても歌いにくいものです。ギターが弾ける人はいくらでもいますので、良いバンドになるには良いドラムとベース奏者に出会うかどうかなんですよ。そんな意味でちょっと先行き不安(笑)でもがんばって欲しいです。さあ次はアイドル!