夜のみなとみらい「東京の周り」
クルーズ船が横浜の大桟橋に戻ってきました。ホテルに戻ろうとタクシーを待っていると、一人のマレーシア人が「歩いて帰ろう」といい始めました。横浜の地理に詳しくない私でも「それは遠い」ということくらいはわかります。しかし彼を一人で生かせて迷子になったら大問題。そこで妥協案として、桜木町まで歩くことにしました。あまり飲んでなくてよかった(笑)赤レンガ倉庫くらいまではまだ元気だったので、いくつか写真が残っています。しかしこのあたりから疲れが…でるどころかみんなペースアップです。歩き始めたのは彼と私だけではありません。日本人が私だけで(みんな遠いことくらい知っていますから)、後はマレーシア人が2名とイギリス人、そしてシンガポール人2名です。どんどん脚の動きの勢いが上がっていきます。このあたりから照明も少なく、写真はほぼ全滅。それ以上にゆっくり撮影していると置いていかれ、走って追いつくしかないのです。みんな道を知らないくせに何も疑いなく進んでいきます。私もそうですが、何かの自身に推し進められるという方向音痴の性格は、エンジニアには共通なのかもしれません。桜木町の駅に着いたとき「まだ歩く」と騒ぐみんなをどうにか電車に乗せてホテルに戻りました。