夏らしくない花々「有馬温泉」
「夏らしくない」なんて言い回しを使えば、最近はすぐに異常気象を思い浮かべます。2011年の夏は「例年並み」と言う近年には無い異常だったかもしれません(笑)秋以降は異常に気温が高く、関西では大雨の被害もありましたので、夏だけが平均的だっただけなのですが。最近はまた平年並みになってきましたね。六甲山の気温は関西の夏らしくありません。最高気温が25℃程度で、夏でも春先のような花が咲いています。どれも数ミリから1cm程度の小さな花で、白や青など涼しげな、雪を割って出てきそうな、もう寒ささえも運んできそうな可憐な花です。「雪を割って出てきそう」なんて表現を使っていますが、私は雪がほとんど降らない町にしか住んだことがありません。雪を割って花が咲くのか、咲くとしてもどんな花が咲くのか全く知りません。ふきのとうという花の名前は知っているのですが見た事は無いのです。見てみたい気持ちもありますが、雪は苦手なのです。大阪で見る事がない花、高山植物園にはそんな花がたくさん咲いています。