湖西 ガーデンミュージアム比叡の紅葉
この植物園に一本だけ驚くほど紅色に染まったもみじが生えていました。それこそ他とのバランスが悪いほど、誇り高く全ての観光客の足を止めさせていました。実は私は人物写真と植物の写真が苦手、わかりやすく言えば高度なテクニックや準備作業を必要とする写真は撮れません。「街撮り写真好き」「インスタント写真屋さん」と考えており、そんな写真撮影を実はポリシーとしています。従いまして案の定、花々の写真は惨憺たる物ですが、このもみじだけはきれいに撮れてくれました。つまり写真が上手いのではなく被写体がすばらしかったのです。この日記を投稿するころは関西も紅葉の盛りか既に散り始めていると予想しています。そんな時期にわざわざここまで紅葉を見に来る意味はあまりありません。しかしこの時の「さんぽ」のように、ほとんどのもみじが緑のままで寂しさを味わっていたのでこの一本の価値がこれほど高く感じた事はありませんでした。