ベニスで死す
イタリアといえば、スパゲティ、ピザ、そしてティラミス。旅行前の知識はこの程度。この3つを踏破しなければと意気込んでベネチアに乗り込みました。まずはスパゲティ。到着当日にはサンマルコ広場の近くの海が見えるレストラン。ベニスの中でも海が見渡せる絶好のロケーション。値段が高いことは覚悟の上だ。スパゲティはコースの中の一部。前菜、スパゲティ、メインの魚、デザート。そう、海に囲まれたベニスは肉より魚がメインになのです。(もちろん肉もありますが。)まずは魚を選べというので陳列棚へ。家内との会話は「値段が書いてないね。」つまりが時価。少々ビビリながらも日本ほどは高くないだろうと選んだのはひらめ。スパゲティはおいしかったですよ。日本人の口にもあっているし値段も手ごろ。前菜とスパゲティが終わった時点でかなり満足。しかし、メインはといえば・・・。ただゆでただけのような大きなひらめ。味付けは薄く、日本のかれいの煮付けの方が明らかにおいしい。感想は・・・もったいない刺身にすればおいしいのに。デザートが終わり、さあお会計。ひらめ10,000円(死亡)。よく考えれば一人7,000円程度で日本では当たり前程度の金額なのですが、当時のイタリア・リラではすごい桁数の請求金額なので驚きました。またひらめがまずかったし、イタリアは全体的に物価が安かったので、他と比較するとどうしても高く感じたのかもしれません。当時より金銭的に余裕がありユーロで請求される現在であれば、ひらめ10,000円(安!)となるかもしれません。(笑)******************************************************年始ほど朝の通勤がつらいときはありません。長い休みで夜更かしとだらけた生活に慣れてしまっています。しかも正月明けは寒く、朝5:30分の外は暗闇、一年で最も鬱に近い状態の起床です。事実夢見が悪かったです。いつもより15分遅く起き、動かない体を無理に動かして出発しました。そんな初出勤でも少しはいいことがあります。雨が降っていましたから少し暖かかったですし、電車が空いている。学生さんはさすがにまだ休みのようで誰一人乗ってきません。7時を過ぎると少しずつ窓の外が明るくなり、会社に着く8時頃には気分も晴れているでしょう。今週は4日しかありませんし、今日の昼にもなれば忙しさでいつもの調子が戻ってくるはずです。この日記を書き込むのは夜ですが、朝の通勤電車の中で書いていますので「今日も一日がんばろう」と書いておきます。