怪しい素人料理の店
下町の風情を感じる住宅街の一画にその店はあったかなり年季の入った店構え深緑色の店の看板が、やけに目につくそこに書かれていた文字に釘付けになった“素人料理”ん?素人料理!?看板には間違いなく店名と一緒にそう書かれている家庭料理や田舎料理を謳い文句にしている店は見たことあるが、素人料理を掲げている店は初めてと言うか、果たして売り物になっているのだろうか?こんな事を言ったら失礼だが、好奇心と言うか興味は湧くが、はっきり言って食事しようとは思わない素人料理とは、一体なんぞや!?素人が料理を作っているのだろうか?料理の腕前が素人並みなのだろうか?どちらにせよ、それで飲食店をやるのは無謀なような気がするだとしたら、店主が謙遜の意味を込めて、つけたのだろうか考えれば考えるほど、謎は深まるばかりだ素人料理…この謎、たぶん永久に謎のままなぜなら、調べる気がないから興味はあるんだけれどね【素人】その事に経験が浅く、未熟な人その道で必要な技能や知識をもっていない人(辞書調べ)