コスモポリタン・ライフ

[ドバイ（U.A.E）] カテゴリの記事

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  ドバイで一番売れてる本

  つい最近リリースされ、今週のベストセラーになった本。 それは・・・・ちょっと小さくてわかりにくいのですが、「TOP　５」の下に ある人物の写真が載っています。 おお～、これは・・・・・ そうです。ドバイのシェイク（一番偉い人ね）、マクトゥームさん！！ んで、売れている本というのは、 「彼の伝記」 ・・・・かと思いきや、 そうじゃありません。  実は、これ、その名も「My Vision」。 この本には、どうやら、世界的に例を見ないほど偉大な発展を遂げているドバイのシークレットが書かれているらしい。 今、ドバイをリードするマクトゥームさんのヴィジョンとは、どんなものなんでしょう。 たった２０年前は不毛の砂漠地帯だったところに・・・ 今や、世界一高いビル（約８００メートル）を作り、中東、いや世界のビジネス拠点ともなりえるビジネスエリア構想。（すでに、このビルは建設中です。） 世界一、世界初が大好きで、アラブの夢を追いかける偉大な人物、マクトゥームさん。 ドバイに住むガイコク人にとっても彼のヴィジョンは興味深いと思います。 あとで本屋に見に行こうっと。買って読んだら、また感想書きますね～。  話はちょっと変わりますが、シークレットといえば、 このマクトゥームさん家には多くのご家族がいらっしゃるのですが、 街中でもときどきお見かけします。 そのときのポイント。 遠目ですが、車のナンバープレートをご覧ください。 「４８」とあります。 これがマクトゥーム家さん一族のお車、とわかります。 つまり、「１」から順に、何番目まで続いているのかし知りませんが、桁数の少ないのが一族の方。（ちなみに「１」はマクトゥームさんらしい） 私の行った病院の前に泊まっていました。 もちろん、車種に言及しないわけにはいきません。 私は車に詳しくないのですが、写真の車は「ベンツ」、もちろん、お高いらしい。 また、先日、高速を走っていたら・・・・・ Oｈ～！ 「フェラ～リ」ENZOがブイブイとものすごい勢いで車線変更しながら走っていく・・・・・  さぞかし、スピード違反にでも引っかかる車か？？？ と、目をやると・・・・ ナンバープレートが・・・・極少桁数。  そうです、マクトゥーム家さん一族の誰かの車でした。 （車種にも納得） ドバイでは車線変更の指示器も出さずに、高速をブイブイ走っていくクレイジードライバーも多いのですが、 それを見て、夫がひとこと。 「さすが、マクトゥーム家、指示器は出していた・・・・」 そりゃ、マクトゥーム家の一員として、交通規則は守らないとね・・・・説得力ないぞ～   

  2006.05.01

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  ドバイのホテル・ゴンドラ絶景

  ドバイにある「マディナ・ジュメイラ」ホテルはドバイ在住の日本人や観光客に人気があります。 なぜなら・・・・・ アラブの雰囲気が楽しめ、 それでいて、 落ち着ける。 夫のかつての同僚がドバイに赴任になったため、彼をつれてちょっと「観光気分」で行って来ました。  ここは、３つのホテルとスーク、シアター、レストラン・カフェなどが集まる巨大エリア。 そして これらのホテルの敷地（全長３Km)には直接、海水を引いた人工河川が作られています。 ここを、ゴンドラ（アブラ）に乗って、移動したり、ホテルを見学できます。（ホテル・レストラン利用客のみらしいですが・・・）船着場はホテル各所にあって、係員に言えば、船を呼んでくれます。（これは、ホテル「ミナ・サラーム」の前） ええ～、右に見えますのは～ カフェ・レストラン街でございます～ この川沿いには、たくさんのお高いヴィラやナイスなカフェ、レストランがいっぱいあります。 みなさん、オープンカフェでランチ・タイムを取ってます。けっこう暑いのに～  そして左に見えますのは～ホテル「アル・カサール」でございます～「アル・カサール」とはアラビア語でお城の意味。 堂々たる外観。その名の通り、ゴージャス　でも　エレガント　でしょ。 ここは、別のアブラ乗り場。アラブなテント？が異国情緒たっぷりです。  さて、こちらは、プライベート・ヴィラのお部屋。これはひとつのバルコニーが一部屋ではなくて9部屋がいっしょになっている、「家」のようなルームなんですよ。 あえて、一泊のお値段は言いませんよ。  ・・・・んでもって、プライベート・プールもある！ この3つのホテルの総合客室数は、なんと900室！！！  夜になるとこのホテルを照らす照明は、40,000個以上。 夜はライトアップされて、ロマンチックでしょうね～ ここには、世界的に有名な「シックス・センス・スパ」もあります。90種類のマッサージやセラピーが受けられ、男女別、カップル別の専用ルームもあります。 海岸沿いに立つこのホテルは、人目から遠く、静かな雰囲気に囲まれています。  ・・・・が、ここに難点が。 例えば、「XXのレストランに行こう～」といっても、 場所を見つけるのが大変。 なにせ、敷地内は迷路のようになっているので、方向音痴の方は要注意です。  この河川水は海水を引いているため、こんなモノがいました・・・・・ ウミガメさん。 かわいい～ 「あ！　ちょっと待ってえ～」 彼らは逃げ足が速い・・・・・ カメラを持って追いかける私、・・・サンダル脱げた！  

  2006.04.28

• ドバイに住む人間像

  ドバイの英字新聞、「Gulf News」（ガルフ・ニュース）のホームページに、オンラインの読者アンケートがあります。 ドバイは、イスラム圏ですが、８０％以上のガイコク人が住んでいます。 そこで垣間見る、ドバイに住む人間像・・・・（かいつまんでみました） １、男性は彼らの愛する女性よりフットボールが好きYES・・・・４４．０６％　→女性よりフットボールNO・・・・５１．５７％　　 ２、ドバイを自国のように感じるか、それともお金を稼ぐだけの場所か？　　（回答者は多くの場合、ガイコク人でしょう）YES・・・・３５．６３％NO・・・・６４．３６％　→　そりゃ、そうですよ。みんな働きに来てるんだから。  ３、女性はよい（政治家）リーダーを生み出せるか？YES・・・・２８．１３％NO・・・・・６３．５０％　→なんであかんの？やっぱりイスラムだから？  ４、ロビー・ウィリアムスのコンサートチケットがものすごい勢いで売れ　　新聞紙上を賑わせたが、市民の反応は・・・・　　興味ある・・・・２４・５７％　　　　　　　　　　→　一部のイギリス人のファンのみで盛り上がっているつまらん・・・・２９．８７％どうでもよい・・・４５．５５％　→私も一票  ５、運転中の喫煙は禁止するべき？YES・・・・７９．０２％　　→　運転中に携帯でしゃべるのはいいわけ？NO・・・・１９．５１％　  ６、UAEの急速な建設工事は、建築基準を下げる原因になると思うか？YES・・・・７９．６４％　　　　　　→わかっているなら、何とかして～。それにしてもものすごい勢いで建ってますよ。NO・・・・・１４．２３％  ７、P＆O交渉に関して、どうしてアメリカの法律家が反対していると思うか？Xonophobia・・・・２５．１７％セキュリティ問題・・・・３２．４５％嫉妬・・・・・４２．３６％　→　笑える  ８、バレンタイン・ディは祝う？YES・・・・３０．９６％NO・・・・５６．２２％　 →　あれ？みんなイベント好きなんじゃないの～  ９、ドバイのタクシーの満足度は？大変よい・・・・１０．００％よい・・・・・２７．１０％普通・・・・３２．０４％不満足・・・・３０．８４％　→　やっぱり道知らないからね～  １０、ドバイの大イベントのひとつ、ショッピング・フェスティバルは　　　興味あるか？　YES・・・・３２．２６％NO・・・・６５．８８％　　　　　　　　　→　興味あるのは女性とわざわざ他国からやって来る人たちだけ？  １１、新・ハリーポッターの映画を見に行く？YES・・・・３３．８５％NO・・・・５４．２３％　→　流行は追いかけない 12.公共の場を禁煙にするべき？YES・・・・５１．３５％NO・・・・・４４．６０％　→　タバコ人口、多いです。禁煙意識は薄い？  まだまだありますが、こんな感じです。  ドバイに住む人は、 な～んとなく 「冷めている」？  

  2006.04.20

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  ガイコク人の国、ドバイ

  「世界一」とか、「世界初」とか大好きなドバイ。すでに「世界一」とか「世界初」を記録するものはたくさんあります。 海外旅行に出かけると、必ず利用する飛行機。２階建てで、今のところ世界で一番大きいエアバス「A380」は、最近話題になりましたね。  そこで、これを４３機も注文しているエミレーツ航空ですが、こんなに注文している航空会社はどこにもありません。 エミレーツだけ　→「世界一」（・・のエアバス顧客）（次ぐシンガポール航空ですら、たった６，７機の注文） もちろん、高額ですからね～。  それでもって、さらにA380-600ｓとかいう、これよりちょっと小型のサイズを２０機も注文していたのに、それを止めて大型のA３８０に変更するらしい（追加注文）。 多くの飛行機会社がこの燃料費の値上がりで燃費のよいボーイング社を選んでいるというのに。  ・・・そこで。  それだけ大型のフライトが増えれば、エミレーツ航空で働くスタッフも増えますよね？  今、ドバイ市内から３０分ほど離れた場所に、エミレーツ航空のスタッフを収容するアコモデーションが建設中です。 その土地が半端じゃないっ！！ 写真では全部見ることは不可能ですが、広大な敷地に、１００単位はあるであろう、アパートメント。  ドバイでは、こうしたアパートメントにまとめてガイコク人従業員を住まわせていることも多く、運転免許のない若い従業員や出稼ぎの人たちを勤務先とアパートメント間の送迎バスで通勤させます。 ますます増え続けるガイコク人スタッフ。（ローカルの人だけじゃ労働人口、全然足りない） 今ですら、人口構成は、ローカル２０％、ガイコク人８０％なのに、注）ガイコク人構成（近隣アラブ人、インド人、東南アジア人、ヨーロピアン）  この分じゃ、ガイコク人の国になっちゃうよ～   

  2006.04.18

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  新コンセプトのレストラン

  ドバイにはたくさんのショッピング・モールがありますが、つい最近オープンしたスキー場がある巨大モールには、とにかくものすごい店が入っています。 巨大スーパーマーケット、イギリス系百貨店、有名ブティック、ショップ、カフェ、レストラン、娯楽施設、映画館など。 そして、ここには「Kempinski」というドイツ系の大きなホテルもあります。 さて、このホテルにはモールから連絡する入り口があるのですが、ここに新しいコンセプトのレストランがオープンしました。 何が新しいのかというと、バリアフリーのレストラン。 バー、カフェ、アジアン、イタリアン、和食、グリル、デザートなどいろいろなコーナーがあるのですが、 ちょっとずつハシゴ食いなんかもできます。（テイクアウトもOK）  ホテルのレストランのわりに、フードコートのような気軽さとリーズナブルな値段で いろいろな料理が選べ、 オープン・キッチンが広々とした空間を作っています。  そして、何とっても、このレストランは透明ガラスで覆われたスキー場に隣接しているので、 スキー場で遊ぶ人たちや清涼感のある雪を見ながら食事ができます。 ここにあるレストランの一部写真です。 （これ以上撮ろうとしたら、セキュリティのお兄ちゃんに注意されたので、この２枚だけ）  これは別のセクションにあるレストランですが、ガラスや透明感のあるインテリアがモダンな感じですね～。 買い物したあとは、ちょっとここでランチでも？ 

  2006.04.16

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  ２４カラットのモザイク・プール

  プール＆スパのエキシビションで、２４カラットのゴールド・プレートのモザイク・タイルを使ったプールが登場しました。 今では、教会やモスクで使われていたモザイク・タイルが、自宅のプールに使われるらしい。 このモザイクタイルは、メキシコ産でハンドメイド。 お値段は、１スクエア・メートルあたり、５５１０ディラハム、（約１７万）。 平均プールの大きさが、２６０スクエアだとすると、総額は、ざっと １３００ミリオン以上（約４４００万）！！  ゴールド以外にもホワイトゴールドやプラチナもあります。 もちろん、 これを 「美しいわ～、買おうかしら」 なんていう人は決まっています。  大富豪やアラブのロイヤルファミリー。  インテリア・デコレーターによると、お金持ちたちの中には 「他人と違うものを求めていて、そのためなら、好んでお金を使う」 らしい。 だからといって、このプールが出てくるところがすごいけど・・・  それにしても、 このプール、何百年たってから、博物館かどこかで いらなくなったからといって「XXX皇族・ご使用のプール」として展示され、 観光客にあがめられるに違いない。 

  2006.04.15

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  ドバイ式カプセルホテル

  ドバイにもカプセルホテルができるらしい。といっても、さすが、ドバイのコンセプトはちょっと違う。 それは、日本のカプセル・ホテル ＋ ビジネスやファーストクラス（フライト）の設備  回転式ダブルベッド、収納式デスク、フラットスクリーン・テレビ、Wifi アクセス、 などが設置されるらしいが、 まあ、それはよい。 問題なのは、 ・・・・宿泊料金。 一泊、１４０ドル（約１６５００円）。 高すぎ～っ　 カプセルホテルなのに、テーブルが大理石だとか、扉がゴールドだとか、 そんなんじゃないでしょう～ね？  さらに問題なのは、 このアラブにあって、 部屋の大きさ、 たった１０メートルスクエア。 小さすぎませんか？ アラブ人とはいわず、でぶっちょな人はご遠慮願います。 

  2006.04.14

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  アラブ式・美顔の秘密

  アラブ人女性の肌は世界一よいらしいです。（スイスの化粧品メーカー、ラ・プレリーが発表） これは、遺伝、文化、環境によるところが大きいらしいのですが、 一年中、強烈な紫外線が降り注ぎ、夏は灼熱地獄、砂漠気候で乾燥、砂嵐も吹く過酷な環境のなか、 いったいどうして美顔が維持できるのか？ と不思議に思っていたのですが、  ・・・それは、 アバヤのおかげ もあったのです。（黒い宗教服で、体全体を覆っているもの）。 これを被っているから紫外線によるダメージも最小限におさえられる。 また、アバヤには砂嵐のとき砂からの攻撃を防ぐという効果も。  宗教上の理由で全身を覆わなくてはいけないといっても こんな秘密があったのですね～。   

  2006.04.13

• こんなところでルームサービス？

  以前、ルームサービスができる病院、というのをご紹介しましたが、 実は、私、この病院で胃カメラ検査をすることになり、先日受けてきたばかり。 胃カメラ・・・というと拒絶反応を起こす方もいらっしゃるかもしれませんが、 何てことはないんです。 でも、 日本だとのどの麻酔だけで行うところも多いようなので、つらい経験になるようなのですが、 私が受けたのは全身麻酔とのどの麻酔の２本立て。 検査自体は、全然わからないうちに終わっていました。 でも、あえて言うなら、この全身麻酔の注射が血管注射だったのでずず～っと、差し込むときが痛かった。 うまいことに、私の意識は、検査が終わったと同時に戻り、普通はしばらく眠り込む人もいるようですが、 それより、 「お腹が減った～！」。  そうです。胃カメラ検査のときは、絶食。しかも、私の検査は、午後から・・・・検査前、６時間から食べない・飲まない・・・というのは意外にツライ・・・ 結局、朝食も取れず、昨日の夕飯以降、翌日の午後過ぎまで何も食べてなかったのです。 そこで。 この病院では、検査の前に、検査後、好きな食事が出来るようにオーダーシートに記入することになっていた。 ジュースやサンドイッチ各種、スープ、デザート、コーヒーなど好きなものに丸をつけて渡すのだ。 私は、何気に甘いものに目が留まり、アップル・ジュースとヨーグルトのほか、キャロットケーキも頼んでみました。   検査直後、なんとなくクラクラきているはずなのに、目は空腹でランラン。 ルームサービスが待ちきれない～  お腹が減りすぎている。  待ちに待ったルームサービスがやってくると 一気に食いついた。 「ああ～、美味しかった～」 最初は、 ホテルじゃないんだから～ とか、 金持ちドバイのサービスは冗談？ と思っていたのですが、 これ、絶対、 いいです。  検査後の緊張もほぐれ、お腹も満たせる。 病院のイメージもちょっと変わる。 実際、考えてみると、検査を受けて帰るだけとルームサービスが取れるのでは患者側の心理に大きな違いがあります。 コーヒー飲んでほっとする空間が病院にもあった・・・ とでもいう感じか・・・ うまく考えてるわ～。         

  2006.04.13

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  こんなサービス、利用します？

  車で買い物に行って、 「ああ～、駐車場が空いてない、ちっ、こんな遠くに（入り口から）止めなきゃけいない、めんどくせ～な～」 っていう経験あります？ そんなときは・・・ これ。  像の頭に 車を乗せましょう。  ？？？？  あるショッピング・モールに Valet　Parking　ができました。 入り口付近にあるValetスタンドの前に車を止め、 そこに立っているお兄ちゃんに 車のキーを渡せば、 後は、お兄ちゃんが開いてるところに車を止めてくれる。 わざわざ 空いてるパーキングを探す時間も必要ありません。  自分たちは、 さっさとモール内に入り込み、 遠い駐車場から歩かなくていいんです。  したがって、 買い物帰りも スタンドのお兄ちゃんに 「私の車、持ってきて～」といえば、 すすす～っと 車がやって来る。  そう、 あのホテルのValetサービスと同じシステム。   像のお兄ちゃんが、車を運んでくる・・・って こういうことだったんだ。  まあ、これから ドバイの灼熱地獄シーズンには ありがたいサービスだけど、 ・・・利用します？    

  2006.04.09

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  ショッピング・モールにプチ博物館

  ドバイにはいくつかのショッピング・モールがありますが、世界で最も大きいモールのひとつでユニークなコンセプトを持つ 「IBN　BATTUTTA」（イブン・バットゥータ）ショッピング・モール というモールがあります。 この名前は、モロッコ出身で、 １４世紀の偉大なモスリム冒険家のからつけられました。 モール内は、このBattutaさんが、訪れたという国のイメージごとに分かれており、その国の建築様式や、デザインに彩られています。  さて、 そんなモールに、新しい展示物が出現しました。 モスリムの歴史上の偉大な発見は前回ご紹介しましたが、 この展示には、それらを再現した場面や、 実物がガラスケースに入れられ、  まるで アーケード通りの「博物館」。 （両脇には店が立ち並んでいるが、その間に展示物が飾ってある。）   買い物しながら アイスクリーム食べながら コーヒー飲みながら イスラムの偉大な発見を体験できる・・・・  ユニークだわ～。   では、その展示とは・・・・  ゴシック様式は、イスラム文化から来たそうな。   これは、歯科治療に使われた道具とその様子。当時の道具は、柄入り。 妙に長いものや婉曲してるものがいっぱい。   これは外科手術用でしょうか・・・  のこぎりが・・・・怖い。   これがガラス作りの様子らしいです。  これらのほかにも 多くの展示があるのですが、 なかなかこのプチ「博物館」は面白かったです。    

  2006.04.08

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  モスリムのズボンの丈

  最近、ドバイで無料の夕刊新聞ができました。その名も「エミレーツ・イブニング・ポスト」。　写真右ドバイでは有料新聞の配達はありませんので、本屋かスーパーかコンビニなどで購入しないといけません。しかし、こういったフリーの新聞は、なぜかアパートメントなどに配達があり、外に出ずして新聞が読めます。さて、私が愛読しているフリーニュースペーパー「７Days」は朝刊なのですが、ここに面白い記事欄を見つけました。その記事欄は「アブドゥル　サラムに聞け」週末の欄で、いわゆる「モスリムなんでも相談」。今週の相談で、こんなのがありました。XXに住むカリームさんより、「友達から、ズボンの丈はくるぶしより上が好ましい、　と聞いたのですが、コーランやムハンマド（イスラム教預言者）　はどうのように言っていますか」そこで、アブドゥルおじさん。「ムハンマドは、くるぶしより下の丈を禁じています。　くるぶしより下の丈は、審判の日に足に災いが起こる、　といわれているからです」たらかんたら・・・・と説明されているのですが、このアブドゥルおじさん、３８歳なんだけど、ほんとうは、イギリス人。かつてはクラブのDJをやっていたらしい。何を思い立ったのか、それからイスラム文化を勉強し始め、今では、なんでも相談に登場する変わった経歴の持ち主。話はそれましたが、このズボンの丈・・・・だから、引きずってる人はいなかったのですね。そういえば街で見かけるモスリムさんは、ほどよくくるぶし上の丈を維持している人もいるのですが、中には（オジサンが多い）日本でいう「つんつるてん」の人がいる。ズボン丈やGutra（男性が着る白い衣服）がつんつるてんだと、やっぱり「かっこ悪く」ないですか～ついでに思い出しましたが、足元なんですけど、日本人的視点でいわせていただくと、素足にGutra専用のサンダルは見栄えはよいですが、革靴とか、サンダルにソックス（ヨーロピアンがやる）っていうのは、ど～なんですか？ファッション・センスとイスラムの教えのバランスは難しい・・・・？

  2006.04.01

• １日で３０００万円の罰金！！

  この金額は、いったい何でしょう。それは・・・・・ドバイ警察が１日平均で集めるスピード違反の罰金。ドバイのドライバーのマナーの悪さはたびたびご紹介していますが、違反数も半端じゃない。UNの報告ではドバイのドライバーはワースト・ナンバー３。３位といって安心している場合ではありません。ドバイの道路はきれいに整っていて、車もちゃんと整備されているにもかかわらず、世界一、安全という日本の道路の１３倍も危険、という恐ろしいコメント入り。ちなみに、ワースト・ナンバー１は・・・サウジアラビア。ワースト・ナンバー２は・・・オマーン。ああ～・・・全部、ガルフ諸国じゃないの～そのスピード違反の罰金は、２００ディラハム（約６０００円）。これ、絶対安いんですよ。というか、ドバイのドライバー事情に照らし合わせると、たった６０００円では、戒めにならない。交通事故も増えているし、交通渋滞もすごいし、ドバイ・ポリスもなんとか対策を考えているのでしょうが、ドバイのクレイジードライバーは収まる様相がありません・・・。それに、昨日の新聞では今年になって時速２００キロを出して捕まった人は、すでに１３００人。時速２００キロって、一般道路でカーレースでもやってるんですか？今後はもっと厳しい交通規則なども導入されるらしいのですが、いつからというのは、未定らしいです。それにしても、ドバイ政府は交通罰金でもお金を儲けている。そして、その収益を支えるのはクレイジードライバー　・・・・どうなっているのだ、ここは　

  2006.03.30

• 信じられないシステム

  ここ数日、胃の調子がよくなかったので、病院に行ってきた。それが。どこの病院に行くか、というのが問題。知らない病院は気が引ける。が、前回私がかかった病院はちと、遠い。なので、今回は、家から近い病院を選んだ。そこは、夫が最近、コメディアン・ギャグのような電柱衝突事件で、額を縫ったE病院。夫も「まあ、いいんじゃない？」というので、とりあえず行ってみた。病院に着くと、初診用のカルテを書いて、診察カードを作ってもらった。予約の時間になったら、診察医が受付まで呼びに来た。診察が始まって・・・・と、普通の問診やら触診までは、普通だった。そして。驚きの瞬間がやってきた。「今度、xxxとxxxの検査をしますので、３日後に来て下さい」・・・・とそのモスリム女医は言うではないの。「？？？？？」なぜに、３日後なの？この理由は、清算時に発覚した。清算にいた女性が「保険会社に承認を得てから予約時の電話をします」という。・・・つまり、こういうことだ。ドバイでも医者にかかるときは保険証の提示が必要なのだが、私は夫の会社の保険に入っている。私立の病院では要らぬ検査をして金額を上乗せするので保険会社に確認を取ってからでないと病院側が検査ができない、ということらしい。すいません、そんなことより、処置をしてもらいに来たのに、検査もなければ薬もでない。それも、３日後に来い、ってどういうこと？３日もこの状態で過ごせと言うの？患者はどうなるんですか？風邪を引いても、「はい、３日後に来て下さい」って、いわれたらど～ですか！結構です！！って感じですよね？（注　スウェーデンでは腰痛の診察予約で　　　３日待ちとか、　　　歯科治療で１ヵ月半待ちというのはあります）確認を取るのはいいけど、即時に取ればいいじゃないの！・・・と、初めてのことであっけに取られ、抗議することも忘れた私はさっさと家に帰ってきてしまった・・・その後、依然、調子がよくないので、もう、これはあそこしかない！！そうです、先日、「ルーム・サービス」がオーダーできるとブログでご紹介したあの病院。私が以前かかった、あの病院に行きました。そしたら・・・・・即、同じ検査を行ってくれ、別の検査も予約してもらえ、薬も処方してくれました。どうやら、薬までもらえるというのは、すでに保険会社からOKがでているとのこと。いや・・・でも、瞬時に確認した様子もなかったので、最初から「確認ナシ」でOKだったようなのだ。要するに、病院によって保険会社からの信頼がある、ないまたは要確認の病院が決まっているとか？または保険の診察料金負担額が他の病院より高いから？詳細はよくわからないけど、基準がまちまちなのは、ドバイでは・・・ありがち～「ルームサービス」がオーダーできるのは信じがたい病院と思われるが、この病院のレベル自体は信用が置ける、ということらしい。薬ももらってちょっとよくなった。もう、あそこへは２度と行きません（注　　夫の場合は、緊急処置だったので　　　　E病院側は事後確認をした。　　　　しかし、保険会社から夫に電話があって　　　　勤務時間以外なので保険外といわれた。　　　　が、抗議の末、保険適応になった）　

  2006.03.21

• モスリムが発見したモノ

  ドバイもイスラム圏ですが、欧米文化があふれています。近代化が進み、生活はどんどん便利になり、世界中からビジネス・マンや旅行者もたくさんやってきます。何かのついでに立ち寄った「スターバックス」のコーヒーショップで、ああ～、これはアメリカン・ブランドね～と思った人。いけません。まあ、間違ってはいませんが。そうではなくて、コーヒーはそもそも誰が発見したのでしょう？・・・と考えてみましょう。さて、今朝の新聞にモスリムが最初に発見したモノという記事がありましたので、ちょっとご紹介します。１、音楽の楽譜に使われる「ド・レ・ミ・・・・」は　　アラビア語のアルファベットから来た。２、チェスはもとはペルシャのゲームであった。３、９世紀に料理の３コースの概念を最初に取り入れた。４、ブライユ点字法が発見される６００年前（１４世紀）　　　　シリア人の盲目の教授は、自己の文献に最初に　　点字を導入した。５、アプリコット、オレンジ、アーティチョークは　　　　モスリムがもたらした。６、チーズは最初に中東でつくられた。　　最初のチーズの逸話は、アラブ人が砂漠を旅したときに、　　サドルバッグのなかに入れたミルクが分離しているのを　　発見した、というもの。７、１０世紀に、モスリムの医者がプラスチック・サージェリー　　（整形手術）を実験し、そのときの用いた体に印しをつける　　　方法が今も行われている。８、１４世紀のモスリムの物理学者は、ガリレオの６００年前に　　すでに地球の周計算をしていた。ご存知の方もいると思いますが、コーヒーを最初に発見したのもモスリム。実は、これ最初は、「薬」として使用されていたのです。１７世紀にヨーロッパに伝わるまではイスラム圏で独占され、イスラム教の代表的な飲み物だったとか。イギリスのマンチェスターにある「サイエンス・インダストリー　ミュージアム」では「１００１　Inventions,Discover the Muslim　Heritage of Our World」と題された、モスリムが西洋文化にもたらした貢献について紹介する催事が行われているらしいです。行ってみたいな～「Thanks to the Muslim World」（７Days　より）

  2006.03.17

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  こんな投獄事件

  先日、道路を車で走っていたとき、突然、隣りのレーンを走っていく・・・・とんでもないわかります？１．左のバンパーがぶち壊され、２．ライトが損失し、３．後方ガラスがありません。最新の車や見せびらかしの車が多い中、これはかなり目立つ。まあ、古いとか、ちょっとへこんでいるとか、そういうのはいいんですよ。問題なのは・・・・・２．これ、方向指示器出ませんけど。左に入るときは、どうするんですか～危険極まりない。先日も、前方ミラーが消失した車に乗っていたオジイさんがいました。どうやって後方斜めを確認するんですか～ドライバーの交通マナーの悪さがたたってしょっちゅう交通事故が起きているドバイ。ここでは、犯罪より交通事故に気をつけろ、とまで言われてます。自分の車が入れるスペースがあるときは無理やり横入りし、めんどくさい車線変更の指示器なんて出さない、という恐ろしい暗黙のルールのあるドバイでは、ミラーが必要ないのかもしれませんが、道路はあなただけのためのものではありません。しかも、この写真の車は、今、ドバイでかなり有名な建築会社「EMAAR」という会社の車なのですが、こんな車に乗った「建設会社」に住居を作ってもらうなんて怖い・・・・じゃないですか～。「EMAAR」よ、説得力ないぞ～！！さて、こうした多発する交通事故を防ぐためにいろいろな方策が出されてはいるのですが、先日、新しい交通違反の罰金の一部、改正がありました。それは・・・・・例えば、赤信号無視の場合、初回罰金　→　１５００ディラハム（約４５０００円）　　　　　　（以前は５００ディラハム（１５０００円）　　　　　　　３倍にはね上がる）そして・・・２回目もやると・・・「ジェイル」に３泊３日間、反省のために牢獄行き。どうですか～。投獄。・・そういえば、ドバイでは意外に投獄事件があります。ちょっと前、ロンドンからドバイの飛行機の中で泥酔したイギリス人のオッサンが客室乗務員に暴言を吐いた、とかで、３ヶ月投獄。また、ドバイの街の道路で若いガイコク人カップルが車を止めて裸で怪しい事をしていたら、警察に見つかって投獄。こんな感じです。

  2006.03.14

• 「ホテル」という名の病院

  夫の同僚が、いきなり「盲腸」で入院。本日休みの夫はお見舞いフルーツを会社（ホテル）で作って持って行きました。そのイタリア人同僚が入院した病院、実は私も去年、ドバイの灼熱地獄でやられ、貧血検査でお世話になったところ。ドバイにもいろいろ病院はありますが、会社の紹介により、ここに来ました。さて、そのときはわからなかったのですが、今日、発見した事実が・・・それは、夫が抱えるようにして持っていったフルーツ詰め合わせ。レセプションで、同僚の病室を聞いた際、そのレセプションにいた女性が「あのカートに乗せて」と、ベルボーイ・・・に指令を出すと、そのベルボーイとやらは夫のところまでやって来た。そして、そのカートを見た途端・・・・びっくり！！ホテルのもの、そのまんま。（荷台が赤い絨毯になってて、ゴールドの支柱があるもの）そしてそのベルボーイは、病室まで案内しながらフルーツを運んで行ったのである・・・・同僚の病室にたどり着いてから、痛々しい病人姿の彼にいたわりの言葉をかけているうち、いつの間にか世間話で盛り上がり、笑わせると傷口が痛いせいで、彼は、引きつり笑い。これがまた痛々しいのであったが、その間に、別の事実が発覚。その同僚の奥さんが、飲み物を持ってくるから何がいい？と聞いてくれたので、夫はエスプレッソをお願いした。しかし、売店なのか、共同のカフェなのか知らないが、そこにはない、という。ならば、というので、カフェに電話して注文しろ、と言われたらしい。病室に戻った彼女は、内線で「エスプレッソ」を一杯、注文。しばらくして、ウェイトレスさん登場。はい、ルームサービスでございます～注文書にサイン、でOK。ってな具合でコーヒーがやって来る。ちょ、ちょっと～ここ、病院？また今度は、しばらくして、昼食の用意ができたらしい。昼食を持ってきたお兄ちゃんは、なにかオーダーシートのようなものを渡す。それは・・・・ここで更なる事実。朝食、ランチのルームサービス・オーダーシートだった。朝食はご希望のものをお選びください。コンチネンタル、またはイングリッシュ、またはアラビック。あら～これもまったくのホテルと同じだし。でも・・・いいんですか？病人なのに、こんなの食べるんですか？それとも、病人用のコンチネンタル、イングリッシュ、アラビックなんですか？そうえいば、病室に来るとき、ロビーで、３人くらいのドバイ人男性のグループが、頭のスカーフ（赤のチェック）を顔に巻きつけて眠っていたのですが・・・→これ、けっこう目立ってましたテーブルには彼らが食べたと思われる食事がそのまま放ってある。・・・こういうのもありなんですかねぇ。ロビーでルームサービス？私立病院ならではのサービスとはいえ、不思議だわ～それともここは「ホテル」という名の病院だったのかな・・・

  2006.03.12

• 怪しいデリバリー・サービス

  ドバイではデリバリーサービスがあります。デリバリーといっても、お買い上げ商品のお届けではなくて、飲料水のタンクとか、ファーストフード、ピザ、スーパーのお届けサービスのこと。夏の暑い時期ともなると、外出は特に危険かといって、食べ物がなければ砂漠都市のマンションで・・・餓死・・・ともなりかねない。そこで、人々は携帯を取り、冷房の効いた部屋からソファに横になり、「すみません、XXが欲しいので届けてください～」と買い物リストを伝えれば、しばらくして今日の　　にあり付けるわけです。でもね～、考えても見てください。暑いのは誰にとっても暑いもの。スーパーの配達のお兄ちゃんは、えっちら、おっちらたとえ、炎天下でも荷台があふれそうでふらふらになりながら、　漕いでお客様のもとへ向かうわけですよ。車での配達があるのかどうかは知りませんが、自転車屋さんは見かけます。またも・・・良心が痛む（暑いのにかわいそ～）ので、未だに利用したことはありません。さて、もうひとつのサービス。それはDVDの訪問販売。中国人やインド人のセールスマンが小さいスーツケースに「コピー」のDVDを詰めて売りに来るわけです。最新の映画もすぐにラインナップして、値段は市場価格の５分の一。映像もきれいだし、字幕もあります。そういえば、ちょっと前にドバイで公開されるか否か、と話題になった最新映画「Brokeback Mountain」。ゲイの方のストーリーということでドバイではいまだ公開されるかどうか決まっていない、と思います。（しかし、公開されないと決まったわけではないらしい・・）が、こういう形で訪問販売されると、公開されようがされまいが見たい人の所には届くじゃないですか～それに、公開されない、場合でも見れちゃう。あんまり意味ないですよね～。ところでこの方たちは自分たちが呼んだわけではなく自然発生的にやって来るのですが、彼らも考えるじゃないですか～。夏の暑い日に、外出できずに退屈してるあなたに　新作をお届け～って、顧客のこころをつかむところ。しかし。ピンポーン♪と鳴り、「誰じゃい！！」と不振に思いながら、開けると・・・・彼らは、幽霊のように立っている・・・・そして、「DVD・・・」とつぶやく。これが彼らの販売方法。もっと元気だそう～よ

  2006.03.11

• アラブでお酒を買う方法

  ドバイはイスラムなので、もちろん禁酒。でも、モスリムじゃない人は、ホテルで飲むことはできます。まあ、旅行だったらそれでもいいのだけど、住むとなると禁酒は厳し～そこで。ここはドバイ。ガイコク人でも合法的にお酒を購入できます。でもね、いろいろな不都合があるんですよまず、合法的、というからには書類申請があります。ドバイ在住歴が６ヶ月を過ぎると（注・６ヶ月辛抱強く待ちます）政府認定（というか国営か？）のリカーショップで特定用紙をもらい、ビザ、身分証明のほか、「どこで働いているか」「収入はいくらあるか」などプライバシーまで書かされ、会社の証明書と個人の顔写真を添付して、申請します。それから２週間後にカードが出来上がり、購入する際にはそのカードを必ず提示して、レジで通してもらう、ことになります。（誰がいくら買っているか、というデータも出ます。　購入最高金額も限度があるらしいのですが、　いくらか忘れました・・・）これで、普通に購入はできるのですが、これまた特例が。ドバイは税金ナシ、のくせに、酒税は３０％もかかる。（これね～、けっこう高いんですよ！！）そして、リカーショップは限定店なので特定領域にしかなく、普通のスーパーでは買えません。スーパーで売っているのはアルコールなしのビール（バービカン）とかシーデル（炭酸のアップルジュース）とか、拍子抜けするものばかりで、さみしい・・・それで、その店というのが、外見からはどんなショップかわからない、店全体に色が塗られ、店内が見える隙間はありません。まるで・・・開かずの間に足を踏み入れるような・・・怪しい雰囲気・・・・店内も外光がはいらないので「なんとなく・・・・くら～い・・・」「さあ！今晩はどんなワインを買おうかしら～」なんて盛り上がろうと思っても、薄暗い蛍光灯の店内に入ると、なぜかひそひそ話に盛り下がる・・・お酒を買う人も限られているので、店内もひっそり。お酒は普通に売っているし、種類もまあまあ、ある　（スウェーデンには断然かなわない）のですが、なんだか・・・・違う。いけないことをしているわけではないんだけど・・・そういえば、ドバイの空港に奇妙なシステムがあります。普通、空港でお酒を買うのは、出発ロビーじゃないですか。でも、ドバイの空港は、「到着ロビー」でも買えるんです。しかも、一人４本まで。買いそびれた、とかドバイ市内の店だと税金がかかるので、という理由で、空港でまとめ買いをするのです。買い物王国、ドバイよ、禁酒なのにありがと～買えないよりはマシだわ～。

  2006.03.09

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  ドバイで乗る車

  昨日、夫に災難が起こった。夕方遅く、「今日は早めに帰る」という電話があったので、早めに帰れるならよかったわね～（いつもはだいたい夜１０時半とか１１時帰宅）と思っていたら。その次があった。「走っているときに倒れておでこを８針縫った。今、病院から帰ってきた」「え～～～～～！！」どぉ～しちゃったのぉ～！夫がドバイのマラソン大会に参加したのは先日書きましたが、普段から仕事の合間にホテルのビーチを走っています。そこで。どうやら昨日は、たまたま下を向いて走っていた瞬間前方に電柱があるのに気が付かず、突進してしまったらしい。よって電柱との人身事故を起こし、地面に倒れた、・・・・というのである。・・・「前方不注意」。帰ってきた夫のおでこには・・・・小さなばんそこが１つ。これを何と言う・・・「おっちょこちょい」そんなに精出して走るのは止めていただきたい。夫のことだから仕事で疲れているのに無理やり走っているに違いない。でも、危ないじゃないの～。頼みますョ。さて、今、夫のホテルではある車会社が新しい４WDの車種を発表するために世界中の支店のスタッフが集まっています。何かというと、このドバイの砂漠で試運転を行っているらしいのです。ホテルの会議場の前（しかも屋外に出しっぱなし）に堂々と置かれたア○ディ　　X７０（だったか？）　この車を売り出すためにはものすごいお金とたくさんの人がかかわっている。このほかポ○シェなども新車の試運転をドバイで行うらしいです。先日はボ○ボのカブリオレもガルフ市場進出のため宣伝にやってきてました。・・・ところで。なんで４WDの試運転が砂漠なのでしょう。わからなくもないのですが、雪道などでの走行テストはやらないのでしょうか。それとも、これはガルフ地域で売り出す商品のため商業都市として最適のドバイが選ばれたのでしょうか。ドバイでも４WDのごっつい車に乗っていらっしゃる方（多くはドバイ人とかヨーロピアン）が多いのですが、仕事や商業目的は別として、一般家庭で４WDは必要なんですかね～普段の生活、都市化が進んだドバイで、砂漠を走る必要、ってどれだけあるのでしょうか。まあ、そこら辺にちょっとした砂漠エリアがなくもないし、隣国に観光に行ったときとか、山岳地帯に住まいの方は必要かもしれませんが、どうなんでしょう。雪も雨もほとんど降らないですよ、ここは。実利はともかく、車も個人の好みで選ぶ時代。４WDとかそんなことより、「見た目」？「新商品」？「自分に合う車のサイズ」？「大家族仕様」？などの理由で選んでいるかもしれません。

  2006.03.03

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  ドバイでバスに乗るコツ

  今日は、久～しぶりに「公共バス」に乗って出かけてきました。しかし。このバス、一般に乗る人というのはガイコク人観光客が、ちょろっと。インド人などのサラリーマン、まあまあ。車のない人、まあまあ。ガイコク人のブルーカラーの人たち、けっこういっぱい。ドバイ在住のヨーロピアン、ドバイの人（ローカル）、ほとんどいない。という乗客内わけ。公共バスといっても誰でも利用できるのに誰でも利用しているわけではない。また、このバスに乗るのには乗車テクニックとちょっとした心得がいるので、敬遠する人もいるようですが、私はこのバスがけっこう気に入っています。では、そのテクニックと心得とは。まず、１、バス停はバスが止まる、という目安。　止まるバスの番号とタイムテーブルはあるが、　バス停の名前がない場合がほとんど。　→　降りる場所がわからない。　　　降りたい場所を説明して、　　　　　　乗車時にドライバーにXXで下ろしてくれと頼むしかない。２、バスは運行中に、　　お客を乗せたまま、ガソリンスタンドに立ち寄り、　　給油する。　→　ドライバーはガススタンドに併設されたコンビニで　　　ジュースを買うことも許される。　　　便乗する乗客もいる。　３、バスドライバーは運転中でも携帯で話しているので、　　このバスは大丈夫かと、不安になる。４、年中、冷房が入っているが、夏場はガンガンで凍えそうになる。　　　　が、冷房の緩いバスは、お客の内容により汗臭い。５、車内が満員になると、乗車拒否される。　　→　灼熱地獄の中、いくら待とうが乗せてくれない。　　　　次のバスを待つ。６、乗りたいバスが来たら、　　タクシーを拾うかのように手を挙げる。　　挙げなければ「乗らない」と見なされる。　　→　間違えてタクシーが寄ってくることも多い。７、料金は前払いだが、運賃のおつりは、運がいいともらえるが、　　つり銭がないときは、切り上げ料金を払うか、　　　次のバス停でお客が小銭を払うまで待たなければいけない。８、男女の座席は、別々になっており、女性シートは前方３列くらい、　　混雑時でも女性が乗ってきたら、　　男性は後ろに移動し、席を譲らなければいけない。　　間違って女性優先シートに乗っていると、　　ドライバーに怒鳴られる男性もいる。９、バスの車体は広告でいっぱいに塗られているのはいいが　　バスの後ろを見て「あ！アレが私のバスだったわ～」　　と急いで走っても、　　その広告でバス番号がよく見えず、　　　　近付いたら間違っていることがある。　　　　　→せっかく走ったのに～！１０、乗車時にレジのレシートのような紙（チケット）をもらうが、　　　これは不要だといって捨ててはいけない。　　　抜き打ちのチケット検査があるとあせります。・・・と、こんな感じです。でも、このバス、市民の生活が垣間見れておもしろいですよ。実は、今日の帰りも、こんな場面に遭遇した。最前列に乗った女性客がドライバーに行き先を聞いたことがきっかけで、乗客が少なくなったあたりから、世間話が始まっていた。耳をそばだててきていると、彼女たちはフィリピン人で、最近、カタール人と結婚した。そしてイスラムに改宗。ドライバーのオジさんは、モロッコ人だといったが、彼女たちに「ドバイは好きか？どこが好きか？」と、うれしそうに、カタコト英語で話しながら、聞いてもいないのに「ここがXXXモールだよ～」と説明。かわいいじゃありませんか～、モロッコ人のオッサン。こんな感じでよく人情会話もあるし、意外に親切なドライバーのみなさんは乗客の道案内にも答えてくれる。そして、なんといっても「安い」。初乗り、４０円から。最高金額でも市内なら一区間１２０円くらいだと思う。プリベイド式の定期もありバスも割と新しいのが多い。（ベンツやSCANIAという北欧のバス、使ってますよ～）ドバイの街の景色も車では見れない場所が見れる。・・・・でも。注意事項があります。乗り継ぎとか遠くに行くにはおすすめできません。つまり、バスは暇がある限り、という前提。時間がない方は乗ってはいけません。バス移動で１日潰れます。それに、何と言っても、夏場の利用は避けましょう。なかなか来ないバスを待てば、たちまち日射病か脱水症状に見舞われます。（この写真、ちょっとお借りしました）

  2006.03.01

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  地上３００メートルの見世物

  今、ドバイではATP（男子）テニス・ツアーが始まりました。先週は、WTA（女子）が行われましたが、舞台はすでにお隣、カタールのドーハに移動。私は、インドアな人間、テニスはやりませんが、テニスは観る。でも、今日は別にテニスの話はしないですよ。このテニス・ツアーのアトラクションの話です。テニス選手は、１年かけて世界を回るツアーに参加するわけですが、有名選手がそれほど参加しない各都市もあるし、このドバイ・テニスも賞金がそれほど多くないにもかかわらず、なぜか、有名選手がたくさん来る。つまり・・・・シークレット・マネーが動いていると思われます。先日、ゴルフのデザート・クラシックが行われましたが、これも、ドバイ政府が高いお金を払って有名選手を呼んでいたらしい。そして、皆さんもご存知の、ドバイのランドマーク「アラビアン・タワー」。ここの上層部分（小さな丸い部分）にあるヘリポートに選手を上がらせ、アトラクションをしてもらうのです。地上３００メートルもある、この場所でタイガーウッズやアガシ、フェデラーなどがプレイしました。どうするんですか～高所恐怖症だったら！！それでなくても危なすぎ・・・と思うのは私だけ？きっとこれにも多額の保険金という名のお礼金が出たと思われます。さて、今年は、砂漠のオアシスに突如として現れた雪降るショッピング・モール。その中にある「スキー場」でプレイをしたのはシャラポア。エスキモーみたいなジャケットを着てやってました。モールの客寄せにはなりますが、そこより、世界最大モールの名を持ち、先日の集中豪雨の雨漏りにも耐えているが、雪降りモールにお客を奪われて閑散としてしまっている商売敵のXXXモールでやるべきだよな～と夫がつぶやく。そうよね～。でも、ドバイの要人たちも雪降るモールを宣伝したいのかもしれません。今朝、夫が通勤途中でガススタンドに立ち寄ったとき、電話をしてきた。なんだ？と思ったら、夫「今日の午後１時３０分に、雪降るモールのXXXXの店にアガシが来るよ～」私「・・・・・行・き・ま・せ・ん！！」テニスは見るけど、別にアガシのファンじゃない！っつーの。そして、このドバイテニスの隠されたもうひとつの事実は・・・インド人にあり。ドバイはインド人の方も多く住んでいらっしゃいますが、この女子ツアーの試合に、インド人プレーヤー「SANIA」という女性が参加しました。彼女のランキングは下位なので知らない人も多いですがここドバイではかなりのアイドル。まだ一回戦の試合なのに会場はかなり満員の熱気ムンムン。しかも男性ばっかり！応援するのはわかりますが、あまりにうるさい。これはコンサートだったのか？？（７Days　より）彼女は結局、負けちゃいましたが、がんばってましたよ。とにかく。ドバイ・テニスの見世物もドバイらしい・・・・

  2006.02.28

• 雨の日の誤算

  今日、スゴいことが起きました。朝、起きたら、今にも雨が降りそうな天気だったので、「おっ、年に一回の雨の日かしら」と、ちょっと心待ち気分でいたのですが・・・いや、正確に言うと部屋のバルコニーはすでに濡れた後があったので雨はすでに降った模様。そしてその１時間後に・・・・ものすごい風が吹き、雷は鳴るは、横殴りの雨になるは、まるで嵐かと思いました。雨は２時間程度で収まったものの、今日一日雨が降ったり止んだり。そういえば・・・・最後に雨を見たのは、去年の１月だった。そうなんです、ここでは雨は「冬」にちょろっと降る程度で、普段は見ることができない珍しい天気なんですよ。暑く乾燥した天気も一時的に収まる。これがまたドバイの「季節感」とでもいいましょうか。さて、ここからが本題。夕方、買い物に出かけました。それが・・・この集中豪雨で、道路はところどころ洪水が起こっている。車も川の中を泳いでいる・・・普段から道路には砂漠の砂があふれているので、道もドロドロ・・・・３Kで働くおじさんたちも今日は臨時休業らしい。いつもと全然違う景色の中、モールに入った・・・・「・・・・あれ？」・・・・・ところどころの店が閉まっている。・・・なぜ？今日はイスラムでは土曜に当たる木曜日。休むと思われる理由がない。マクトゥーム家の喪はすでに終わっている。気になった私は・・・・ちょっとのぞいてみた。すると・・・「あらぁぁぁ・・・・・」そりゃあ、今時のモールは雪も降るくらいなので、雨も降る、可能性は十分にあるのですが、これは明らかに「雨漏り」。それよりもっと悲惨なのは、商品が水浸し。コスメのお店では化粧品のサンプル台に雨が降ったらしく、床上浸水となっている・・・またいつもは賑わっているお店なのに大きく天井に穴が開き、雨漏り修復工事が行われている。モール内の床のところどころにバケツも発見。天井から雨が降っている・・・・これね～、店によるんですよ。要するにラッキーだったら「雨漏りナシ」不幸な店は雨漏り緊急事態発生。不公平じゃないですか。売り上げも大損失ですよ。商品にもダメージがあるし。少しくらいの「雨漏り」は理解できるけど、こんな状態、あり？ちなみに、このモールは「世界で一番大きい」もののひとつに挙がっているのだが・・・先日、急速に発展するドバイの模様をご紹介しましたが、たった２時間くらいの集中豪雨で閉店、雨漏り修復工事、となるドバイの建築は雨を想定していない？そりゃ、雨の日は、年にあるかないかですけどね。だからといって建築に誤算があっていい、というわけではない。しかも、人もそこで働いているわけで・・・そのほかにもドバイの建築に関しては不備も噂されてますので建築技術が高度かどうかは怪しい・・・世界一高いタワーを作るというのは聞こえはスゴイですが、火災とか、地震とか（ここではないといっても・・・）今は何が起こるかわからないご時世。安全管理は大丈夫でしょうかねェ。ちょっと気になるなぁ。ひとまず雨の日の誤算・・・・それは雨漏りの悲劇。そして明日の新聞は悲劇のレポートが紙面を飾る。

  2006.02.23

• 

  ドバイで世界試食の旅

  「Gulfood」（「Gulf」と「Food」をかけあわせた造語）というエキシビションに行って来ました。これは、どんな催事かというと、「世界の食品関係を扱う業者の展示会」。もうちょっとわかりやすくいうと、世界に卸している食品業者がドバイのレストラン・カフェ、ホテル関係者に「うちの商品はどうですか～」とアピールしに来た、というものです。そして、それに便乗してドバイにあるホテルからの参加者による「料理競技会」も催されました。ものすごい敷地の中に、世界各国のブースが設けられ、地産品や新商品などがずらり。私は業者でも何でもありませんが、似非ジョブタイトルのネームタグをつけ、なりすましで潜入した私の心を動かしたもの。それは・・・・試食。どこのブースにも試食用の商品がおいてあり、好きなように食べれる・・・・なんだか食の世界旅に出た気分？では、ブースの模様を写真でご覧ください。これは、USAのブース。さすがに広範囲にわたって商品展開。ドバイの新市場に向けて期待大か？これは、どこかアラブのブースだった・・・アラブ名産・デイツ（ドライ椰子の実）がいっぱいです。これはキプロスのブース。アラブでも一般的な「ハロウミチーズ」もありました。（原産地はキプロス）これは、ドバイのベーカリーのブース。出来立てパンがいっぱい。ドバイではインド人がパンを焼いている・・ピザパン、ちょっといいですか～こちらはイタリアのアイスクリームのブース。ピスタチオの味をいただきました。このアイスクリーム、まったりで本当にクリームのようでした。コーヒーのブースも。「すみません、このコーヒー、試したいのですが・・・」これは、ベルギーのブース（だったはず・・）オリーブの山。これは、アルゼンチンのブース。蜂蜜が売りのようで、蜂蜜キャンディーが置いてあったのをもらいました。コーヒーマシーンや、業務用のオーブンなどもサンプルがいっぱい。ジュースをパッキングする機械まで置いてありました。食品会社用に売るものです。美しいお皿や陶器もずら～り。これは、「RAK」という名前の陶器ブランドで、UAEのブランドのようです。（RAKとは、ラス　アルケイマ）ある滋養強壮ドリンクのブースでは、サラリーマン男性で持ちきりとなっており、仕事の合間に充電している様子も。（さすが、馬パワー）まだまだ紹介しきれないほどたくさんあったのですが、それにしても貿易港として栄えるドバイらしいイベントですね～。いろいろな業者をはさんでの商談も行われており、アラブの商人、インドの商人、中国の商人、ヨーロッパの商人さあ、腕比べ～！！あしたは料理競技会の作品をご紹介します。お楽しみに♪

  2006.02.22

• 怪物都市・ドバイ

  私が勝手に「ドバイニュースの日本語版」としてお邪魔しているminさんの「ドバイ日和blog」にドバイを象徴する記事がありました。（ブックマークをご参照ください）せっかくなので、私版ダイジェストにアレンジしてご紹介します。まず、ドバイが首長国連邦から独立したのが１９７０年。当時、ヤシの生えた小さな港湾で交易をしていたベドウィンの族長、マクトゥームさんがこちらに住み着きました。そして、マクトゥームさんの野心によって、ドバイは不毛の砂漠からここまで成長してきたのです。１、現在、ドバイの建設中を含めた計画プロジェクトの推定金額は　　約１０００億ドル。イラク復興・約５３０億の２倍。　　（世界銀行による）　　２００５年の海外からアメリカへの投資額に相当。２、世界一高いタワーとなる「バージ・ドバイ」というビルは　　約８００メートルある。　　多くは、オフィスやアパートメントになる予定。　　　　　ねえ、あなた。何階にお住まい？　　　２０５階よ。快速エレベーターで５分かかるわね。３、つい最近、スキー場があるショッピング・モールが　　　話題になったが、今度は回転する山があるスキー場の　　モールができるらしい。　　ドバイではすでに世界で一番大きいモールが２つある。　　　　　　　現代版・砂漠オアシスは、　　　　　　　雪も降るが、山も回る。４、ランドマークで有名なアラビアン・タワーは海上ホテル。　　今度は、水中ホテル「ハイドロポリス」の登場。　　　　　朝、全自動のカーテンを開けると、魚がご挨拶。　　　　水槽のようなガラス張りのお部屋はまさに癒しの空間。５、現在のドバイ国際空港は約４０億ドルかけて拡張されるが、　　郊外には世界最大級の第２の空港が建設予定。　　国営エミレーツ航空は、　　世界最大規模の２階建てエアバスを　　　　４０機以上購入し、エアバス社のトップ顧客である。　　　　　ドバイのビジネスマンは、２階建てジェットで移動　　　　　６、あるアパートメントを購入すると、もれなく車（ジャガー）が　　ついてくる。　　　うわ～、ジャガー、すごいわね。いくらで買ったの？　　　これは、家の「おまけ」よ。　７、中東版ディズニーランド（ドバイランド）は、モナコより大きい。　　収容人数は１５００万人、予定雇用者、３０万人　　　世界の失業中のみなさん、ドバイでお仕事しませんか♪８、ドバイのウォーターフロントには、高層アパートメント群が　　建設中だが、完成すれば　　フランスのパリより多くの人口が住める。　　　　　　　ハーバーにヨットを停泊させて、　　　　今日の午後はクルージングなのよ～♪９、多くの巨大複合施設、ホテルが建設中、または計画中。　　交通渋滞を避けるために、海からのアクセスも実現。　　アルマーニやベルサーチのホテルもある。１０、ドバイ港は年中無休、２４H営業である。　　　灼熱地獄になる夏（湿度８０％以上、気温５０℃近く）　　　でも、人々は年間７００万のコンテナをせかせかと　　　輸送している。と、まあ、こんな感じです。急成長をさして「マッシュルーム」都市といわれているようですが、これは、マッシュルームではなく「怪物」都市じゃないですか～。想像の域を超えてます。それにしても、マクトゥームさんは「世界初」とか「世界一」という言葉がお好きなのかものすごい野心でドバイをリードしてきましたがたった３０年の間にこんなにも。それも、お隣のアブダビは、向こう１００年以上は石油とガスの埋蔵量でお金持ちだけど、ドバイはそこまで依存できない。じゃあ、ってことで、マクトゥームさんは、中東のビジネス拠点計画、観光誘致を図ったのです。また、こうしたドバイを支えているのは人口８０％を占めるガイコク人たち。ドバイはドバイという名の「ガイコク人街」です。こんな比類なきドバイいったいどういう都市になっていくのでしょう。

  2006.02.20

• アラブの肌見せ事情

  前回、温泉浴場で、普通の水着でも「露出」している、といわれ当惑した私でしたが、アラブではじゃあ、女性はどこまで「肌見せ」してもよいのでしょう。ここドバイでは戒律が緩いというのもありますし、リゾート地でもありますので、ローカル以外のガイコク人は強要されることなく普通の格好ができます。（隣のサウジアラビアではどの女性も黒いものをかぶる）ドバイには、いろんなガイコク人が住んでいますが、ここにもお国柄が出ます。やはり他のイスラム圏から来ている人は普通の洋服を着ていても、ヴェールをかぶったり、長いスカートやパンツをはいています。欧米人は普通のリゾートウェア、例えば、キャミソールやスカート、パンツ、短パンなどまあ、普通のアイテムを着ています。インド人などは、サリーを着ている人もいます。が。ちょっと違うのはロシア人女性。彼女たちはけっこうセクシー好き。派手目な露出度の高い服を着ている人もいます。まあ、ヨーロピアンでもそういう格好をしている人はいますけどね。よくイスラム圏を旅行するときは「洋服の注意」が書いてあるかと思うのですが、観光客ならば許されるのか、予備知識があるから肌を見せない洋服を着ているかといったらそうばっかりではありません。リゾートに来ているのだし、ただでさえ暑いのにリゾートスタイルができないなんてバカバカしい。まあ、それは、そうです。でもね～ローカルの新聞に、観光客か住人かわからないけど、裸同然の格好で観光地のショッピング・モールにたむろする女性を指摘するローカルの記事もあるし、やっぱりここは自分の国ではないのですから、少しは敬意を払っても損はありませんよね。ここに住んで思ったのが場所にも寄りますが男性の多い場所というのがけっこうあって、そこに行くと「じ～～～～～～～～～」っと凝視されます。自意識過剰とかではなく、どの女性でも感じることです。まあ、例えば男性が多く働いている工事現場の人たちは単身赴任？のなか、男臭いところで働いているわけですから女性を見ると思わず追ってしまう、というのはわかります。私が以前、あるホテル近くで見かけた光景。ある清掃係のお兄ちゃんがホテルの庭を清掃していました。すると。そこに、華奢なロシア人女性とおぼしき二人連れが歩いてきました。彼女たちの服装は・・・・セクシー。もちろん、お兄ちゃんの目は釘付け。よごぎる女性たちを見たまま、仕事の手は止まっています。そして、はるか見えなくなるまでじ～～～～っと見続けていました。ってそれを見ていた私もなんですが、これがけっこう面白かった。そして。今度はうちの夫の知り合いの奥さんが女性友達を連れてスウェーデンからやってきました。私たちはその奥さんの「誕生日」の夜に、ご飯を食べに行く計画を立てました。そして、夕方、私と夫は泊まっているホテルの前で待っていました。３０分待たされ、ようやくエントランスから、出てきた彼女たちの格好は・・・・・ブロンド＋スリップドレスけっこうテロンテロンでもう一人のほうは丈が短い～あら～・・・・ちょっといかんがな。リゾートホテル内ならいいけど、街中のホテルに行くんだけどな～せめてパシュミナでもあるといいのだが・・・と、気になっていたが、まあ、仕方ない。彼女たちは気にする様子もない。そして。ディナーを取るべきレストランに向かう途中。ん？あそこから視線が・・・・白い影。・・・・やっぱり見られていたかぁ彼はローカルだった。携帯電話で話しながらもけっこうジロジロ見ている。これがね～見られるのはいいんですよ。自信のある美貌とかそういう意味でね。でも、イスラムではそういうふうには見られないんじゃないかな。要するに、そんなお仕事していないんだけど、そういうお仕事の方かと思われる。やはり場所を間違えると彼女たちの知らないところでよからぬ印象を招きかねない。（恥は書き捨てじゃないよ～）そして。昨日、夫の同僚の奥さんがとんでもない事件に遭遇した。それは、マンションの地下からエレベーターに乗ろうとしたときに起こった。アラブ人の男性が彼女の着ていたTシャツをいきなりずり下ろした、というのだ。痴漢なのか？いや、でも、私たちはちょっと信じられなかった。というのも、凝視はされることはあってもいたずらをされるということはないと思っていたし、聞いたこともなかった。でも、実際に起こったらしい。具体的なことはわからない。ちなみに彼女はモスリムではない。怒り心頭の腹立たしい事件ではあるが、ドバイ＝安全、ということでもなさそうだ。肌を見せるという感覚が全然違う場所ではやはり注意が必要なのかと思ってしまった。そこで。モスリムの女性は？いくら宗教だからといって自分たちの好きな格好ができないのはかわいそう・・・とも限らないんですよ。まあ、これはガイコク人の私の勝手な見方かもしれないけど、モスリムの彼女たちは黒い宗教服（アバヤ）の下は普通の洋服を着ているし、隠しているからといって個性がないわけでもないし、アバヤ自身もおしゃれなアイテムなんですよ。いろんなデザインが入っているしほんとキレイなんですよ。さすがに、あのグルグル・メイクは怖いけど、アバヤを来た姿は隠された美でもあるのです。肌を見せることと美しいこととは必ずしも同じではないし、最近は、イスラムの女性の洋服のほうがキレイに見えるほど・・・私としてもまあ、自信もないので露出しようとも思わないですが、温泉浴場でも、注意を受けたのは仕方なかったけど、隠す洋服で入浴することは別にたいして違和感はないです。みんながそうしているのだからね～。結局、難しいのは、自国の基準とこちらの基準をどう取るか、なんでしょうね。

  2006.02.11

• アラブの女性浴場で

  とうとう砂漠の温泉、入ってきました～。前回のブログにも書いたので、読まれた方はご存知だと思いますが、この前行ったときは、あいにく女性用が清掃のため閉館。残念ならが入れませんでした。でも、とうとう今日、アラブの温泉プールに入ることができました。それが。断っておきますが、ここはアラブ。しかも、ローカルしか来ないような場所で、ヨーロピアンがバンバン来るリゾートとは違います。だけど、そんなことわかるわけありません。つまり、ローカルの温水プールでどういう格好したらいいのかって。もちろん、「水着」厳守なのはわかってましたよ。なので、すぐに入れるように水着を着て行ったんですよ。で。問題はここから。入り口までくると、扉の両脇に座っていた女性二人が「何しに行くの！！」と私を止めにかかった。「な、何しに行くのって・・・・温泉プールに入るんじゃないの～」「バッグ、バッグ」「は？」彼女たちは英語が話せない・・・らしい。どうやらバッグを見せろ、と言うので、セキュリティ・チェックか～と思い、こーんな半自然でローカルしか来ないところでセキュリティ・チェックか～？と思ったけど、とりあえず、バッグを見せた。が。また、何か言い始めた。「なんだ？」・・・・しばらく考えるとどうやら水着はどこだ？ということらしい。水着はどこだっていわれても・・・・そんなこと関係あるの？もう、わけわかんなかったけど、「下に着てるから」といって洋服をめくって見せるしかなかった。そのほか、携帯はダメ、→セキュリティに預けろ、ミネラル・ウォーターは持ち込み禁止、→入り口の土間に置かれたサンダルは外の下駄箱に入れろ、→外からすでに素足で入れ、こんな感じで、バタバタ言われてようやく脱衣場へ。ところが。水着になった途端・・・・さっきのセキュリティのおばちゃんが再登場！「XXXXX～！XXXXXXX～、ショート！」というが、わけわからない。どうやら私のショーツを指して、短いというのだ。んでも、これしかないもん。これ、短い～？？？「XXXXX～！XXXXX～！！ショート、ショート」どうやらお尻が見えるのがいけないらしい。全然きわどい水着を着ていたわけではないんですよ。トランクスタイプだったし。そんなこというなら・・・・って感じで、無理やり、お尻の部分を引っ張って下に下げる・・・・んで、またもうちょっと下げる・・・・ようやくOKとなって入浴許可。そして私はつぶやいた・・・なんなの～ぉ！これ。ちなみに、ほかのローカルの女性はどんな格好をしてているのかと中をのぞくと・・・あれ？・・・・・少なくとも水着では・・・ない。Tシャツ？レオタード？・・・とにかく、しっかり肌が見えないモノを着ている。・・・・そこで、思った。入り口でチェックを受けたのは、非常識なガイコク人がきつ～い水着、または裸で登場し、イスラム女性の風紀を乱すのではないか、と心配されたのだ。そして、水の飲み散らかし、携帯による撮影なども禁止されているに違いない。ああ～、ひとまずプールに入ったはいいが、この水着で露出しすぎ、と言われたたらなんか悪い気がしてなかなかプールから上がれない。かといってあんまり入っていてものぼせるので、ここらで出なければ・・・・と、一気にプールから上がり走って自分のバッグのところまで行きタオルで隠さねば・・・と焦ってしまった。今度からはサイクリング・パンツとかタンクトップで来場しなければいけないわな。案の定、帰りがけにさっきのおばちゃんに言われた。「今度は長いので来てね！」・・・・すみません。でも、なんかソワソワしてリラックスできなかったなぁ～温泉はミネラルがいっぱいでお肌すべすべになったんだけど。

  2006.02.09

• 乗客拒否のタクシー

  デンマークの風刺漫画でもちきりの新聞紙面。ドバイでも、デンマーク商品は撤去され、政府関係者もかなり怒っている様子。BBCでもデンマークの新聞記者とアラブ関係者がトーク番組に出ていたけれど、これが、司会者が興奮しすぎてうるさい。興奮するのはわかりますが、聞きたいのはあなたの話し振りじゃないのよ。まだ、話の途中だ～！・・・っていうのに、まくし立てるのは止めて～。おかげで、肝心な新聞記者とアラブ関係者のコメントが最後まで聞けやしないじゃないの。おっと、テレビではなくて・・・新聞紙面に戻って、今朝の３面記事で面白いものがありました。ドバイのお隣の首長国に「シャルジャ」というところがあるのですが、そこのタクシー会社が「臭い乗客、お断り」という禁止令を出すらしいのです。まあ、暑い国ですし、汗もかきましょう。それに、３Kの方も時々、シャワーを浴びる前に乗車することもあるでしょう。また、今晩のご飯に魚を買ってタクシーに乗って家に帰る方もいるでしょう。そんな中。タクシーの中が「におって」、ほかの乗客がタクシーに乗りたくない、よって、売り上げが減るとか、その「臭さ」がタクシー運転手さんの集中力に影響するなどといった理由で乗車拒否できるというもの。私の経験では、サルジャでタクシーを拾ったことはないのですが、ドバイでも「臭い」タクシーに遭遇したことはありません。でも、アラビア語しか書いてない、またはタクシー会社の制服も着ていないオジサンが運転しているタクシーは・・・・怪しい。・・・・そこで。「臭い」と言われた乗客側も黙っちゃいません。あるタクシー利用者にマイクを向けてみました。さあ、どうぞ～「言わせてもらうが、タクシー運転手だってかなり「臭い」ぞ。そんな臭いヤツにどうやって乗客の臭さがわかるのだ～！」ごもっとも。いえ、タクシー運転手が臭いかどうかは知りませんが、彼らだって体臭もある、汗もかく、生身の人間ですよ。自分のことを棚にあげてお互い人のことを言うのはよしましょう。と、言いたかったのかな、この人。

  2006.02.03

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  アラビアン・ビューティー

  これをご覧ください。（写真　右）この女性は、ある化粧品関係のキャンペーンで中東地区から選ばれた方です。最近、アラブ諸国でも、ナチュラル・ビューティーが登場してきているらしいのです。そう。もともとアラブといえば、ただでさえ濃い顔立ちなのに、さらに魔女のようなグルグル・アイラインをいれた完全メイクアップが主流かと思いました・・・。事実、ベイルート人女性はこれが基準だと言っています。以前、ここでもご紹介した、これ。（見てらっしゃらない方に）なので、こういったナチュラル・ビューティーに対する見方も賛否両論のようです。異文化の方に見せると、これでも十分に「エキゾチック」らしいのですが、アラブ女性からしたら「シンプルすぎる」！（ところ変われば見方も逆）しかし、グローバリゼーションによって、コスメの世界でも洋の東西を問わず、同じような現象が起こっているのかもしれません。特筆すべき、サウジアラビアの女性を代表とする美的感覚においては、多くの女性は、結婚する前の２０代前半が最も美しい、と感じ、結婚後はだんなの甲斐性いかんで美貌を維持できるかどうかが変わり、それなのに、彼女たちの自尊心は他のヨーロッパ女性より高くなっている。他国女性が最も気にする体重や体型よりもしなやかな黒髪が美を語ると信じ、サウジ女性全体の５０％近くが、母親の美に関する影響は大きいと、思っているのです。どうですか～独特の基準があるようですね。個人的には、あ～んな化粧しなくてもきれいな人も多いんじゃないかな～って思うんですよね。でも、まあ、それより、私はあの毒々しいメイクにいったい何時間、かかるのか？と、どうやって落とすのか？ということを教えてもらいたい。ともあれ、アラブ女性の美意識を垣間見た今朝の新聞でした。

  2006.02.02

• 遺失物の行方

  ドバイでモノを紛失した場合、どれくらいの確率で戻ってくるでしょうか。まあ、色んなケースがあると思いますが、ここでは、うちの場合を書きたいと思います。そうなると、うちの夫を登場させずにはいられない。うちの夫は、かつてモルディブから日本に帰る途中でパスポートを紛失したことがあるツワモノ。しかも、私が聞くまで気が付かないおバカもの。おかげで、シンガポールの空港から一歩も出れず、過ごしましたよ。ホームレスみたいだった・・・こんな夫なので、落し物はけっこうあるんです。さて、ドバイでの紛失歴は携帯、３回。　（１年で）誰でも、携帯を落とせば焦りますよね。夫も他聞にもれず、ほとんど商売道具。それを、タクシーの中で２回と、ホテルで１回、やりました。ところが、夫は最近、忘れるくせに、すぐに気が付くらしくタクシーのときは、急いで私の携帯から夫の携帯にかけていました。すると。タクシーの運転手さんはちゃ～んと出てくれた。そして、このあとデリバリーのサービスまでやってくれたのです。これが、日本だったら、というか、もちろん、日本でもタクシーに置忘れ歴があるので、そのときは、xxxの詰め所まで来てくれ・・・といわれたのですが、ちょうどそのときひどい台風が来ていて、タクシー詰め所も床上浸水。よって、夫の携帯も・・・・水の中。もちろん、弁償はしてもらいましたけどね。話は戻って、今度はホテルでのケース。ホテルで行われたイベントの中で、動く馬の置物に乗る・・・というわけのわからないことをして、携帯がポケットから飛び落ちたらしいのです。例のごとく家について気が付いた夫は今度こそ、真っ青！！だって、どんなにかけても誰も出ない・・・・これは完全に・・・・消えた・・・・と、思いきや、別の手を考える。ホテルのセキュリティーに泣きすがり、届出がないか探してくれ、と神頼み。待つこと・・・・２、３日。もう、新しい携帯を買わなくてはいけない・・・と、諦めかけていたとき。セキュリティから電話が・・・・どうやって見つけたのかはわからないのですが、晴れて夫は携帯を取り返して来たのです。日本でも、携帯のほかにカメラをタクシーかどこかに置き忘れ、１度目は戻ってきたから「ああ～、なんて日本は安全なんだ～」と、まあ、もっともな感動をしていた矢先、２回目発生！今回も戻ってくるとタカをくくっていた夫の結末は・・・やっぱり・・・消失。残念でした～ってことで、ほんとうに無くなってしまったんです。が、ここドバイに来て遺失物は善意ある人々によって戻ってきた。そりゃ、携帯がそこでどれだけ価値があるかってこともあるのですが、ドバイもけっこう携帯社会。３K労働者の方も持っていることあります。なので、無料となればよい機種であれば他人様のものをいただくこともできるはず・・・（夫の携帯は取るに足りなかったのか・・・）ちまたの情報でも例えばお財布を落としたが、中身は抜かれず、そのまま戻った、とか、スーパーの袋を忘れてもそのままそこにあったとか、そんなんですよ～！と、こんな感じで、遺失物もさることながら治安もけっこういいドバイなので凶悪犯罪やサイコ犯罪はほとんどありません。（犯罪がまったくないわけではないです）車も盗難防止システムはいらない。（付けたい人はつけてもいいですよ）それにしても、こんなんだから、夫の気が緩むのだ。頼むからこれ以上、落とすのはやめてほしい。・・・妻より。ええ～、付けたしておくと、ドバイでは犯罪よりも怖いものがあります。それは・・・・車の運転。今日も、安全運転で行こう～♪

  2006.01.31

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  アラック（汗の雫）

  世界にはいろいろな蒸留酒があります。蒸留酒は、簡単に言うと醸造酒を蒸留して作られたお酒で、一般にアルコール度数が高いもの。焼酎、ウィスキー、ウォッカ、アクアヴィートなどがそれです。アラブでは、この蒸留酒のことを「アラック」といい、アラビア語の「ARAQ」＝汗をかく、このアルコール度数の高いお酒を飲んで汗をかく、ことから来ているらしいです。エジプト発祥の世界最古の蒸留酒で、中近東から東南アジアに広がり、日本では江戸時代に薬用酒として珍重されたとか。さて、夫の仕事場にいるシリア人のシェフが里帰りをし、お土産を持ってきてくださいました。その中に「アラック」があり、その個性的な味と香りに初めて遭遇しました。まず、栓を開けたら・・・・・「つ～～ん」と刺すような香り。そりぁ、もっとも。だって、アルコール度数は５０度！・・・ということは、スウェーデンの「アブソルート」ウォッカより高いではないか。そして匂いも強烈。臭いとかそういうんじゃないですよ。どうやら、これはスパイスのせい。メントールというか、鼻つまり用の薬かと、思うほど。そして、息を呑むテスティング開始。夫が先に一口いき、続いて、私。さ～～～っとした爽快感と、むわ～～っと、のどに来るほてり。これ、何かに似てる。と、いって思い出したのが、スウェーデンにあって日本人から最も嫌われている黒くて塩味キャンディーの「リカリッシュ」だ。お酒とはいえ、リカリッシュとメントールの味って、どうよ？夫によると、これは「薬用酒」なので、シリア人はこれを朝晩飲んで、病よけにするとか。なるほどね。その意味が、今、わかりました。「アラック」の原料はデイツ、サトウキビ、ヤシ樹液、米などいろいろあるらしいのですが、シリアのアラックは「ブドウ」です。（東南アジアではサトウキビとかヤシ樹液が多いようです）それに、ハーブの「アニス」で香り付けすると、こんな匂いが出るのです。このアラックは羊肉料理にも合うとか。また、これを水で割ると・・・・・「ラクダの乳」・・・・あ、違った。「ライオンの乳」と呼ばれる白濁色になります。何だかエキゾチックなお酒ですが、アラブでは「禁断の酒」という罪作りな？呼び名もついているそうな。禁酒の国、とかけて合法的、と解く・・・その心は・・・・「薬用酒」。体にもよさそうです。

  2006.01.28

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  アラブの天然温泉

  さっそく昨日の「温泉」発見の話を夫にしたら、「じゃあ、明日行こうか！」と、きた。やっぱりね～夫も日本の温泉が大好きなので、思った通り本日の休みに即決プラン。さっそく出かけることになった。ドバイからはちょっと道に迷ったので、２時間くらいかかったが、UAEにある７つの国（というか、州というか）のひとつ、アル　アイン（アレイン）を目指す。アルアインもアブダビのようにのんびりした感じの街で、運転しててもリラックス。ドバイだと、イライラ・モードが入りっぱなしなんだけど。温泉はいいのだけど、詳しい地図が手に入らなかったので、途中、現地の人に聞くことになった。が。聞いたのはヘアサロンのお兄ちゃん。パキスタン人で英語が出来ず、隣のこれまたヘアサロンに駆け入る。と、これまた別のパキスタンのお兄ちゃんもわからない。そこで、登場したのは、散髪台に座っていたローカルのアラブ人。どうにか、道を把握して、走ること３０分。おっ。山が見えてきた。こりゃ～すごい。砂と岩が混ざったはげ山がそびえている。見えますか？斜めに走った地層。自然の神秘に感動！！この山の間の道をず～っと行くと、入ってきました、温泉地帯。ん？でも、どこなのだ？温泉らしきものは・・・・ない。見えない。え？どこ？と、よーく見やると、人々が出てくる場所がある（写真右奥の建物、昨日の写真は温泉コーナーではなかった）。そしてその付近には、こんな石が。みんな水遊びをしたり、足をいれたりしている。これは川なのかしら。冷たいのかな・・・どれ。私も試してみよう。ぽそ（足を入れる）。んげ～～～～～～っ！！熱い～～～～～～～～～～！！！何なんだ、この熱い川は！実は、これ天然の温泉水が流れてきているのだ。いや～、驚いた。なんか灌漑用水みたいではないの。それに、けっこう熱い。多分５０℃近くはあるかも・・・・あまりに熱いので長くは入れてられない。まあ、とにかく温泉コーナーに行こうと男女別の建物に入った。が、ここで問題発生。女性用の温泉だけ・・・・閉館。それも、清掃のため。次のオープンは４０分もあとになる。へ・・・・今、入れないの～そんなぁ・・・・ということで、夫が出てくるまで仕方なく外で待機。いや、正確にはこの灌漑用水温泉で足湯に使っていた、私。浸かっていたというか、浸して上げ、浸して上げの繰り返し。３０分ほどして出てきた夫も、熱くて１０分と入っていられなかった、らしい。中はプールみたいになっているそうな。この高温で、プールとは・・・・入れなくても、なんとなく感じはわかった。女性用が開館するまで待つのはめんどくさかったので今回はあきらめたけど、なかなか面白い温泉を発見したとかなり満足だった。ここは、案の定、ローカルのアラブ人が多くやってきてピクニックやバーベキューなどを楽しむ場所。自然に囲まれたのどかな雰囲気で温泉、お湯遊びができる。ここの施設は全部「無料」。駐車料金もなし。温泉コーナーは朝の９時から夜中の１２時まで開いているが、温泉川は２４時間、自由に使用可。ホテルの温泉のようなシャレた感じの場所ではないが自然が無料で享受できるようになっているなんて、とってもありがたいじゃないの。でも・・・・ひとつだけ残念なこと。それは、こんな場所があったら水着で湯遊びしたいところだけど、ここはイスラム。そんなことはできません。（スウェーデンでこんなところあったら、みんな水着で日光浴して、お酒飲んではしゃいでるよ～）ちなみに、ここの温泉水はかなりミネラル含有率が高いので、効能もありそう。ここの地産ミネラル・ウォーターも購入。さっそく味見しようっと。

  2006.01.25

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  砂漠で温泉

  先日、オマーンに行ったとき、入管に置いてあったカタログをもらってきた。そのカタログに、「Wadi Safwan」という美しい渓谷が載っていて、夫とぜひ見に行きたいね、と言っていた。そこで、どうやって行けばいいのか探すにも、そのカタログには地図が載っていない。なんだこれは～といいながら、仕方がないので自力でネット検索。それが、その名でヒットはするものの、具体的な地図が見当たらず、見当も付かない。そんな辺鄙なのか？まあ、砂漠の田舎道だろうし複雑ではないにしろ、何にもないところで右往左往は嫌だ。・・・・と、そのとき。UAEの検索に紛れて、「砂漠に温泉」があるという記事を発見。うそ～～～～～砂漠に温泉があるんだ～～～～どこどこ～～～～～～もう少し調べるとどうやらそこは、アブダビの内陸部のオアシスタウン、アル　アイン（アレイン）とわれる場所のハフィート山の麓にあるらしい。しかも、天然温泉だ。そうえいば、話はちょっとそれるが、スウェーデンには温泉がない。というのも、山がないから。でも、なんちゃって「温泉」はある。ストックホルム郊外に日本の旅館を北欧的にアレンジしたイメージしたホテルと人口温泉が売りの健康施設、とでもいうべきか。そこでは、浴衣が無料でもらえ、館内は浴衣でウロウロ、OK。スウェーデン人からお風呂の入り方指南を受け、効能のない屋外風呂に水着着用ではいる（露天じゃない）。ストックホルムの美しい景色を見渡すにはいいけれど、なんだか違う。ガイコク人にはウケるかもしれないけどね。てなわけで、あきらめかけていた温泉気分が味わえるかもしれない！！オマーンに行ったときは、同じアラブでガルフ地域なのに景色も全然違ってかなり発見をしたのだが、UAEにもオマーンとの国境の山岳地帯にそんな風光明媚な場所があったなんて！！いや～、これは絶対行かねばなるまい。この寒くなったドバイ（日中気温２０℃もあってどこが寒いのだ）で温泉とは、絶妙なタイミング、いや、季節商品ではないの。うわ～写真を見ると、露天風呂？砂漠にそびえる？ハフィート山とやらを見渡しながらの入浴はさぞかし異色体験ではないか。さっそく、夫に知らせよう。

  2006.01.24

• ロシアン・マネー

  ドバイの街中にある、とあるショッピング・モール内に新しくオープンした別館があります。そこで、ランチを食べた後、ちょっとお店をチェック。夫ご用達のブランド・ショップがある＋ショッピング・フェスティバル期間＝絶好のチャンス。さっそくのぞいてみました。（でも、よく考えてみたら・・・ここの別館のブティックは、新規オープンにしていきなり、バーゲン。高級ブランドらしからぬ・・）すると、夫が探していたタイプの靴があるではないの。しかも５０％オフ。今、買わなくていつ買うの？それに、ヨーロッパだったらこんな値段で買えない。まさしくドバイ・プライス。もちろん、お買い上げ～。と、そのとき。私たちに声をかけてきた別のスタッフの人がいた。実は、彼、以前、夫のホテルにある同じブティックで働いていたらしい。なので、仕事の合間に姿を消し、ちょろちょろとお邪魔していた夫のことをご存知だったのだ。そして、世間話がスタート。と、ここで「お茶でも飲みませんか」と言われた。つまり、ここでは、お店の中で「お茶のサービス」があるらしい。ドバイでも始めての体験だったのだけど、「お茶」が出るなんて。しかも、その店の隣りの「イタリアン・カフェ」からのデリバリー。そうえいば、日本のヘア・サロンでお茶のサービスはあったけど、ブティックのお茶は、見たことない。スウェーデンでは、新規オープンしたSONYのお店でセルフサービスのコーヒーくらいだったかな・・・・お買い物のあとに、ブティック内で、お茶をいただきながら、販売員さんとのおしゃべり。しかも、「バーゲン」で買っただけなのに。すみませんね～、なんか。で、この販売員のお兄ちゃんはレバノン人。この人が言うには、もっともの顧客は・・・「ロシア」人だとおっしゃる。・・・え？じゃあ、アラブ人は？実は、アラブ人は目が肥えて来たらしく、海外に行って買い込んでくるらしい。まるで、日本人といっしょじゃないの？安く仕入れるのがポイントなのか、品物が豊富なところに行って買うのがポイントなのか、アラブの金持ちの考えることはわからない。その昔は、アラブ人も盲目的に自国で買ったいたらしいが、最近はロシア人に市場を譲っているらしい。その店の前にごっつい宝石店があったのだが、そこでミリオン・ディラハムをはたいていかれたロシアンも出現。彼らはいったい・・・何者なのだ。（そのお金はB・マネー、またの名をM・マネー）ドバイには自国民よりわざわざ海外から足を運んで大投資し、経済を担う人種が存在していたのだ。それは・・・・ロシア人。ロシアン・マネーはドバイを支える。

  2006.01.11

• 眠れないドバイ

  昨日のショッピング・フェスティバルの逆説的事実。ドバイの王族関係の訃報で、街はいったいどうなるのか・・・と、思っていたのですが、今日から夫が休みに入ったので、「開店するかどうかお店次第らしいよ～」と私が言うと、「とりあえずやってる店もあるわけだから行って見よう」ということになりました。ところが、その時点で、夫は、「これで６日間のパブリック・ホリディ加算！！」と言うから、「なんで～」と聞いたら・・・。・・・・というか、聞くも何も向こう一週間、王族のために喪に服すために国民的お休みとなる、わけです。（だんなも６日間の休日が増える）でも、ここで、ちょっと考えてみてくださいよ～。日本で、もし天皇の直結のご家族がお亡くなりになった。すると、国民には６日間の休日が与えられる。ということなんですよ！こ～れは、ちょっと、日本的思考では理解できません。昨日も書いたように、そんなことやってちゃあ、商売上がったり、都市機能麻痺、なんてことになるから、お店のオーナーの意向次第で平常どおり営業してもよい、（または休みもよし）って言われても、困っちゃいませんか？誰だって休みがいいに決まってるのにィ～なのに、売り上げを考えて営業しなきゃいけないツラさ・・・・かといって、そういうありがたい店がなければ６日間も全部の店が閉まったら私たちは・・・生活できない！で、そういう辛い立場におかれているのが一般市民なんだな～。さて、今日は、３つのモールをハシゴした私たち。（好きだね～）それが、昨日の心配とは裏腹に、ほとんどの店がやっていた・・・・遅い時間に開店する店もあったけど、なかなかの盛況ぶり。ショッピング・フェスティバルは復活してたのです。そこで、疑問が浮上。本来、喪に服すべきなのは誰なんだ？何のための休日なんだ？だって、いっぱい来てましたよ。アラブ人。（国外からだけとは思えない）だいたいね、休日になるっていうのは、政府関係とか一般オフィスなだけであって、お休みになったからと言ってショッピング・フェスティバルに来ててもいいのか～ま、でもドバイだし、良いんでしょうね～。これは逆説的効果ですよ。たまたまこういうことがあったにせよ、パブリック・ホリディにして、みんなショッピングに行こう～♪となれば、内需も拡大さ～。あ、それから、知ってます？ドバイのお店の営業時間。店によってバラつきはあるんだけど、街中の巨大スーパーマーケットね、夜中の１時までですよ！！んで、休日前（木曜日）は、夜中の２時まで。（開店は朝９時ね）ショッピング・モールだって夜中の１２時まで、とか、映画館なんて夜中１２時開演あるんですよ。どうです？この眠らない街、ドバイ。いや、眠れない・・・・か。日本だと、せいぜい夜８時か９時閉店ですよね？スウェーデンなんてもっとすごいですよ。平日は７時までが多いですけど、金、土、日とだんだん短くなって、日曜日なんて４時には閉店。開店は朝の１１時とかお昼１２時なのに、ですよ。はっきり言って、ゆっくり買い物なんかできません。まだ、やってるだけマシって感じ。ドバイで働く出稼ぎのみなさん、毎日ほんとうにご苦労様で～す。

  2006.01.05

• ドバイらしい事件？

  今日から、待ちに待ったショッピング・フェスティバルが始まりました・・・（ドバイ全店一斉スタートの冬の大バーゲン）・・・・・が、しかし。なんと、お昼ごろ、ドバイのシェイク（王様）のご兄弟の訃報が。それで、どうやら店が喪に服して向こう１週間くらい閉店するらしい・・・と夫からの報告。ええええええええ～～～～っ。じゃあ、フェスティバルは中止なわけ～？そ、そ、そんなぁ・・・・そりゃあ、日本で言うと皇室関係のことですし、ドバイは一応、イスラム国。不謹慎なことはできません。でも・・・・夫は、今日は開いているらしいから、今日中に買い物行ってみたら・・・と、言うもんだから、・・・あせるではないか。ジムにいた私は急いで帰宅。ここで店が一週間も閉まったらドバイの観光収入もガタ落ちだし（国外から買い物にやってくる人は３００万人ですよ！）お店の売り上げだって大打撃。買い物マニアの棲息地、ドバイにおいてそんなことがあっていいのか！とりあえず、家の近くのモールに小走りで行ってみた。すると・・・・・・・・やっている。へっ？あれ？・・・・・それが・・・・開いてる店と開いてない店がある。モール内は何だか・・・し～～～～～～～～～～～～ん。人もまばら・・・これって・・・？いや、今はそんな理由を考えている暇はない。まずは開いてる店を見なくては・・・ぐるぐるまわって、バッグ２個、Tシャツ、室内スリッパ（ドバイの冬はスリッパ必需）を収穫した。さあ、今こそ、疑問を解明すべき、インフォメーション・コーナーのお兄ちゃんに聞いてみた。「すみません、やってる店とやってない店があるのはなぜですか？」するとお兄ちゃんは、「それは店次第なんだよ～。閉店しなきゃいけないことはないんだ」・・・・・店次第って・・・・ま、そりゃ、そうだわね～。んじゃあ、自発的な閉店？これね～、きっと微妙なんだと思いますよ。だって、お店の人にしたら、喪に服すといっても別にUAE人がやってるお店じゃないから、かこつけて、休みになる、ラッキー！！って思う人もいるだろうしね。しかも、うっとうしいセールときている（経験者は知っている）。一方で、閉店したら、売り上げが・・・・っていう買い物マニア向けのお店は忠実に開けてるってことかな。基準がバラバラっていうのも不思議だわ～。ま、でもそういう選択肢があるってことはなんだかドバイらしくていいな～（わけわからん）って思っちゃいました。（どうやら全店が閉まるということはないらしい）それにしてもフェスティバルなのに、全然盛り上がってないっていうのも何だかさみしい・・。夫が参加する予定だったマラソンもキャンセルされた模様。店にしてもマラソンにしてもいつ再開するのかは「神のみぞ知る」→アッラーの思し召し。

  2006.01.04

• アラブの顧客サービス

  顧客サービスも、国によって違います。私がドバイで経験したものの中で、一番驚いたのは、レジに立っているお兄さん。この人たちは何をするかというと、お客が買った品物を清算のあとレジの袋に入れてくれるんです。つまり、私たちは清算をした後、ベルトで流れ出た商品を後ろが混んでるからといって、慌ててレジ袋に入れなきゃいけないということはないのです。清算をしている間にも商品は、種類別に袋に続々と入り、要冷蔵の食料品、雑貨などそれぞれ分かれて入ります。（掘り込むんじゃないですョ）日本の場合、清算が終わったあとも、スーパーのかごに入れてくれるから、そのまま袋に入れる場所まで持っていけば自分ペースで袋に詰め込めるのですが、スウェーデンでは、ドバイと同じベルト式の清算になっていて、POSで通った商品は、ダラダラとベルトを伝って流れます。そして、商品が流れている間に、自分で袋に入れ始めるのですが、これがけっこうあせる。問題は、たくさん買った場合。一人だと袋に入れる時間がかかると思い、清算完了までに商品を袋に入れ始め、完了したら財布からお金を出します。・・そして、清算終了後、再度袋入れを続行。しかし、これが、混雑してようものなら、後から後から流れてきたほかの人の商品が、「早くあっちへ行きなさいよ～！」と言わんばかりの勢いでレジ周辺でこっちをにらんでいる。（その人がどかないと次の人が袋詰めできない）一応、２箇所のベルトがあるので、交互に流れてくるのですが、時間差攻撃だとしても結果は同じ。次の人が終わっても袋詰めに奮闘してる人もいるんですよ～。（でも、あせってる様子はない）→ここがスウェーデン。だから、夫と行くときはどちらかが袋詰め担当になるのです。その点、ドバイでは、心配無用。でも、最初はね、「彼らに袋詰めさせるなんて、いいのかしら・・・」と気が引け、自分で詰めようとしていたんですが、彼らは「僕たちがやるからいい」と言いなさる。あら・・・・そんな。って、最近は、やってもらってますが。まあ、こういう人がいるというのも、人件費が安いからこそ。彼らも東南アジアやインドからの出稼ぎさんなんですけどね。スウェーデンではあり得ませんね。日本では一度だけ輸入食品店でレジ詰めお姉さんを見たけど、どうなんでしょう。でも、まずいませんよね?あと、別の日に、フレグランスを買おうと思って、ある店に行ったとき。下見だったので買うつもりはなく、接客のとき、丁寧にお断りしました。でも、その人は、私が気になる３つ分のフレグランスを刺し紙に吹き付けてくれて、各フレグランスの名前まで書いてくれ、「嗅ぎながら決めたらいいですよ」とおっしゃった。彼はアラブ人。そして、ネームタグには「ショップ・マネージャー」。ちょっと感動したな～。そして、また別の日にパソコンの件でお店に行ったとき、接客してくれたお兄ちゃん（アラブ人）は、「ここでは取り扱いがないけど、業者の電話番号を教えてあげるからそこで聞いてみて」といって、電話番号を書いてくれました。そして、最後に「どうなったか気になるから、またここに来たら教えてね」ととおっしゃった。こんなこといいませんよね、普通。実際に気になるのかどうかは別として、そんな親切な接客があるのか・・・と、関心。インターネットの接続に来たドバイ出身のお兄ちゃんは、パソコンのお店とかいろいろ教えてくれた上に、何か接続トラブルがあったら電話して、と携帯の番号も教えてくれました。マニュアル的な日本の顧客サービスと人によってバラつきが激しいスウェーデンの顧客サービス。アラブでは、アラブ人以外でも東南アジア系の人もたくさんいます。でも、アラブ的接客は親切なのかな・・・・すべてかどうかわかりませんが、ドバイも捨てたもんじゃありません。

  2006.01.03

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  カウントダウン・ブッフェの値段

  みなさん、明けましておめでとうございます。宴の興奮も醒めやらぬ元日かと思いますが、昨晩はいかがお過ごしでしたか？私は、ここでもお伝えしましたが、夫のホテルのカウントダウン・パーティーに行って来ました。実は去年も行ったのですが、時間が遅かったため十分楽しめなかったのです。しかし、今回は、張り切って開催時間の夜８時前には並んで待ってました。ホテルのロビーなどは、パーティーのお客でごった返し、まるで舞踏会？かと思われる衣装に身を包み、こーーーーーーんなちょんがったピンヒールを合わせた華やかなドバイマダム（この場合、ヨーロッパ人を含む）がいっぱい。もちろん、家族連れでいらっしゃるのですが、みんなパーティー仕様の華々しさ。そりゃあ、もう日本の紅白歌合戦じゃあありませんが、「うわっ、あの服スゴイ！！」という釘付けファッションもあった！！ここではご紹介できないのが残念ですが・・・ま、それはさておき、このパーティーの醍醐味は、やはり盛大なブッフェ。イギリスからの有名バンドのオシャレな演奏を聞きながら、カウントダウンまで飲む。食べる。騒ぐ。まさに宴の世界。では、ちょっと食べる前にブッフェの様子を見て回りましょう。サラダなど前菜のコーナー。暖かいお野菜のほか、スナックもあります　↑これは氷の彫刻で飾られたシーフード・コーナー。この彫刻はホテルのスタッフが彫りました。新鮮な魚介類がたくさん。オイスターもありましたよ～。これは、お寿司のコーナー。前菜サイズの小さめの海苔巻きや巻き寿司のほかに、エスプレッソカップのような小さいカップに入ったざるそばがありました。年越しそばだから、いただいとこうかしら。これは、デザート・コーナー。見るのも楽しいデコレーションの数々。一口サイズに分けられているので、たくさん試食するには最適でした～。と、そのときストロベリーが横から突き刺さった？デコレーション・ケーキを発見。これね～、みんなストロベリーだけ取ってくんですよ。で、穴が開いた部分が情けない・・・・まあ、でもどうやってケーキ部分を食べるのか疑問だけど。ざっと、こんな感じだったのですが、ほかにも、グリルのコーナーや、メインのお魚、お肉などを取ってもらえるコーナーもありました。実は、今回のメニューコンセプトは、世界のキュイジーンを入れ混ぜて、４つのエレメント地、水、火、風で構成されたというもの。どういうことかというと、テーブルのお皿に敷かれたメニューのレヴューには、例えば、「地・・・・大地の恵みをいただきましょうサラダ・セレクション　コールド・プラッターとアラビア・メッツア」とある。ま、要するに、大地から取れた新鮮な野菜をどうぞ、「冷たい前菜とアラブのオードブル」ということでしょうか。ん～、なかなかおもしろい・・・・・て、そんなもの、見てる人いるかなぁ。っていうか、テーブルが薄暗くてよく見えないんですけどね。てな具合で、ブッフェをしっかりチェックした後、本番開始。「いっただきま～す♪」・・・・でもね、そんなに食べれないですよ。スズメのえさ程度にお皿にとっても、とてもとても。２ラウンドでお腹いっぱいになった私。そうそう、このブッフェに含まれているワインをいただけるというので、さっそく白をオーダー。銘柄をチェックしたところ、「南アフリカ」産、Steenberg、ソービニヨン・ブラン。青草の香りがものすごくフレッシュで、味のほうは、酸味、渋みが抑え目。私の大好物の「ホタテ」のソテーと「蒸したシーバス」に最高の相性でございました。お腹もいっぱいになったところで、舞台のバンド演奏は佳境に。みんなノってますね～。ちょっと腹ごなしに踊ってる人、すでに酔っ払って、テーブルで立ち踊りする人、いろいろ。ゲスト・テーブルに置かれたクリスマス用のグッズで音を立ててる人も・・・どんどん盛り上がっていきます。私は、この時点ですでに食後のコーヒーをオーダー。（意外にビーチは寒いので）２００５年もあと３０分程度に迫ったとき、ステージのビッグ・スクリーンには、カウントダウンの数字が・・・・これから、まさに最大の瞬間がやってきます。・・・１０秒をきった瞬間、９、８、７、６、５、４、３、２、１・・・・・パンパンパンパンパ～～～～～～～～～ン！！！３つのホテルが連なったこのビーチからは、花火の連打、連打、連打！！もう感動の渦です。アラビアン・タワー（バージ・アル・アラブ）には、「Happy New Year」のライティング。このブッフェ会場にも火の文字が浮き出ました～。もう、サイコーにおもしろかったです。ちなみに、ここに集まった人は約２０００人。そして、このカウントダウン・パーティーのチケットのお値段は・・・・２４００ディラハム（約７２０００円）なり。うひゃ～～～～～～、そんなにするの～～～～～～～・・・てことは、つまり、７２０００　×　２０００　＝・・・・・・すごい・・・この日だけの収益。

  2006.01.01

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  舞台裏の人たち

  明日は大晦日。いよいよ今年も終わりです。海外だと大晦日はほとんどがカウントダウン・パーティーかと思いますが、ドバイでもすごいお祭り騒ぎになります。どこのホテルもこぞって大晦日のイベントを企画するのですが、私は、去年に引き続き、だんなのホテルでの晦日パーティーに行く予定。でも、これが、なにしろ、去年行ってびっくり！その規模の大きさといい、派手な騒ぎようといい、スウェーデンで質素に生活していた私たちはすっかりカルチャー・ショック。これは、ビーチ・パーティーなのでドバイのランドマークホテル「バージ・アル・アラブ」をバックに、豪勢なブッフェと海外からのロックバンドの演奏でみんな食べる。踊る。騒ぐ。この一番の繁忙期で、部屋料金も上がる時期に、ラッキーにも部屋が取れ、料金３万円もするパーティーチケットをゲットし、しかも家族でやってくるお客というのは、どんな金持ちなのだ！！（まあ、ドバイのアラブ人も家族でやってきますけどね）・・・・・今日はそんな舞台裏をちょっと見てきました。舞台セットは着実に進んでいるようですが、これが、明日にはビーチ・パーティーの巨大ライブ・ステージと化します。さて、ドバイにはこんな舞台を支えている人たちがいます。彼らもアジアからやってくる出稼ぎ労働者の方たちですが、いわゆる３Kに就業しておられる。ドバイのアラブ人はこんなことしませんからね。彼らは、お痩せになっている割に、日射病、脱水症状も克服できる強靭な肉体を持ち、文句も言わず、ひたすら働いていらっしゃる、それはそれは尊敬すべき人たちなのです。いわば、ドバイ経済の底辺を支えている見上げた方たち。彼らは、毎日、レイバーキャンプといわれる場所からかなりボロい大型バスに揺られ、工事現場を往復されます。ときどき、私を悲しませるのは、賃金搾取の話題。いや、搾取なのか、会社側の資金難なのかわかりませんが、この肉体労働者の方たちのお給料が支払われないという記事が、新聞の紙面を飾っていることがあります。わずかなお給料でも、母国の家族のために仕送りするこの天使のような人たちはまるで「女工哀史」の状態。ほんと、こころが痛みます・・・彼らの存在に感謝せずにこんなパーティーでうかれてる場合じゃあありません。しかも、彼らの仕事は速いんですよ～。ちんたらやってない。あっという間にプロジェクトが完成しているんです。出稼ぎのみなさん、今年もお世話になります～。

  2005.12.30

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  世界で一番忙しい街

  「世界で一番忙しい街」とは、どこだと思いますか？それは・・・ドバイなんですよ～。おとといの新聞に載ってました。Deloitte　and Smith Travel Reserch（多分イギリス）の統計によると、ドバイのホテルとホテルアパートメント（ビジネス人が滞在する）の占有率は、今年１月から９月までで、８６％。なんと、ニューヨーク（８２．７％）を抜き、トップ。３位のシンガポールは、８０％ということでした。つまり、９割弱のホテルの部屋が埋まったままなんですよ～。私もモルジブのリゾートホテルで働いてましたけど、そんなに占有率、行かないですよ。そりゃ、あそこはリゾートだけだけどね。それに、雨季もあるから、繁忙期は乾季ということになるんです。それがね、ドバイの夏は、モルジブの雨季の比じゃない。過酷な季節なんですよ。それなのに、灼熱地獄（気温は連日４５℃）になろうとも、蒸し風呂状態（湿度は８０％）になろうとも、人が世界中からやって来るんですね～。また、ドバイのホテルの売り上げもトップです。一部屋当たりの平均売り上げ利益は、＄１７５．４７。（Global Rodging Review　より）今や、世界のビジネスの中心は、ドバイなんですね～。おまけに、ホテルは儲かる、儲かる。これは、きっと観光誘致の影響もあると思いますが。観光客が増えているという事実ね。ホテル勤務のだんなは、去年に比べると、今年は忙しいといっていたので、感触は手にとってわかるようです。みなさん、ドバイってどこ～？な～んて、言ってる場合じゃないですよ。ドバイもね、ここ２０年で石油が出てから、目覚しい発展を遂げ、今や、世界のトップにたっているというものすごい可能性を秘めた場所なんです。さあ、砂漠にできた奇跡（？）の都市・ドバイを見に行きましょう！！（DubaiMarina　Emaar より）これは、ドバイ・マリーナという地区に立つアパートメント・ホテル郡。こんなオシャレなところに住んでる人がいるんですよ～。

  2005.12.29

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  カルチャー・ショッピング

  ウィンドウ・ショッピングは、誰にとっても楽しいもの。新商品を見たり、季節を感じたり、アイデアを見つけたり、次は何を買おうか、ワクワクすることもありますよね。ところで、ちょくちょくご紹介していますが、ドバイは買い物王国。でも、私のようなガイコク人（ドバイからしたらね）には、ウィンドウ・ショッピングは、カルチャー・ショッピング。これはどういうことかというと、購買意欲は上がらないが、その商品の前で釘付けになりどうしてこんな商品があるのか気になる。・・・・・というもの。先日も、６０万円相当の携帯ケースをご紹介したばかりですが、あれには後日談が。ある店に入って、その商品について聞いたところ、そんなケースが１日１個は売れている、んだそうだ。そして、買う人は、何もアラブ人だけではない。その恐るべし金持ちとは・・・・ロシアン～！！ロシア人も世界級の大富豪なのである。モルジブのとき、その金持ちぶりは知っていたが、こんなモノを買っていたとは・・・そして、その携帯ケースの性能は、材質は、推測どおり、チタン、ホワイト・ゴールド、サファイヤ・クリスタルなど高級素材が使用され、－４０℃から＋８０℃の領域に対応できる。・・・・・いったいこんな状況で、誰が携帯を使うというのだ。－４０℃といえば・・・極寒の地？そんなところに大富豪がウロウロする？８０℃っていったら、ドバイの気温は上がってもせいぜい５０℃。ならば、ホテルのサウナ？そんなところで電話するの～～～～？？？さて、つい先日も、こんなモノを見つけた。要するに時計。（ちょっとボケててすみませんが）どう思います？これ。デュアル・ウォッチは、トラベラーには便利なアイテムというのはわかりますよ。でも、この額縁にダイヤを入れ込んだような地厚時計は、どうなんだ・・・時間より、ダイヤが気になってしょうがない。アクセサリー感覚というには、クドすぎる。やっぱり、これも見た目？ドバイには、この手のデザインが結構あります。また、靴屋。先日、ドバイ・マダムでも書きましたが、この店は、優雅というのを通り越して、もう異次元。ここは、中世のお城なのか？「舞踏会」用取扱店でござる。そして、最後に付け加えるなら、商品の値段が聞きたいとは思わない。これがドバイのカルチャー・ショッピングである。

  2005.12.23

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  ヒンシュクのアメリカ映画

  ドバイ国際映画祭、最終日。ちょっと楽しみだった「モスリム世界のコメディを探して」を見てきました。「SB」（立ち見席）サインが出ていたけど、座れたのでラッキーでした。映画のあらすじをいうと、アメリカのコメディアンが、アメリカ政府の援助を受けて、モスリムの笑いのツボを探しにインドに行く、というもの。最初、この映画は、ソニーが買うつもりだったらしいのですが、タイトルに「モスリム」と入ってるもんだから、難色を示され、タイトルを変えてくれ、と製作者に言ってきたらしい。しかし、製作者は「NO」。それで、これを買ったのは、「ワーナー」。製作者自身が主演なんだけど、インドのモスリムたちに、「何が彼らを笑わせるのか」というテーマをリサーチする。自らも、アメリカのジョークを披露し、文化交流みたいなものを図るんだけど、反応はもうひとつ。ここで、ちょっと「？」だったのが、なぜ・・・インドが舞台？もちろん、インドにもモスリムさんはいらっしゃるけど、インドはアジアのはず・・・まず、ここで、会場に来ているドバイ・モスリムさん、ちょっと不機嫌。おっ！すでに退出するモスリムさんを発見！！アメリカン・ジョーク連発が面白くなかったのか？とはいっても、アメリカ人がたとえば、イスラムのメッカ、サウジで映画撮影なんてこと、絶対できませんけどね。事実、ストーリーの終わりは、インド政府に怪しまれ、大使館から国外撤去命令という結果に・・・・あれ、あれ、・・・ってところで、映画は終わり。これで終わりだったんです～！！んで、モスリム世界のコメディは？って思いますよね。「モスリムのお笑いのツボは？」・・・・・・・不明。だって、映画の中では、モスリムの笑いを探ってるわりに、アメリカン・ジョーク飛ばしてるだけなんだもん。相手がウケないのは、なぜなんだ～！！っていう感じ。まあ、要するに、アメリカ映画に出てくる「日本」と同じ。彼らはわかっちゃあいない。ドバイモスリムさんも、「え～！こんなのアラブ世界じゃない～」って思ったに違いないね。モスリムの文化も何も知らないコメディアンがいきなり現地に行くって言うのもね・・聞けばわかるってもんでもないし。中途半端だよな～、なんか。で、さらに、とどめのラスト・シーンね。このコメディアンが、国外撤去のあと、愛する妻と娘の元へ帰るのですが、そこには・・・・「Welcome　Home,　Our　Hero」の文字。でた～！！これこそアメリカ映画の真髄。ヒーロー好き・・・そして最後は、娘がお土産のサリーとタージ・マハ－ルで喜ぶシーン。ナンだ、それ～～～～～～～～。ここで、一応、最後まで見ていたモスリムの方々、映画の後、かなり興奮状態で、文句言ってました。あ～あ、ヒンシュク買うような映画だったとは。映画の最中に、手叩いて笑っていた人種は、アメリカ人だったのか？それにしても、ちょっと期待はずれの映画だったなあ。滑り出しはよかったんですよ。面白そうでね。結末で、一気にはずされました。と、思いながら、会場を出ると、近くにカフェが・・・ちょっと寄ってこうかしら・・・いやいや、今日は用事がある。まだ、おととい見た「In Her Shoes」のほうが良かったな～。

  2005.12.17

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  ショッピング・フィーバー

  ドバイも、朝晩はだんだん肌寒くなってきましたよ。でも、日中はだいたい２８℃くらいで、ほどよい暖かさです。それがね、ドバイは雨が降らないんですよ。１年の降雨日の平均日数は、５日。それに、曇りの日もあまりない。そう。１年中が晴れなんです。当たり前だけどね。四季に富んだ日本や北欧の夏に比べると、ちょっと退屈かもしれません。なので、「ああ、今日はどんな天気かな～」とか、「天気予報」をチェックする・・・必要なし。だって、明日もあさっても同じ「晴れ」なんだもん。さて、ゴージャス尽くしのドバイには、さらなる大イベントが控えております。それは、毎年１月に開かれる「シッピング・フェスティバル」。簡単に言うと、ドバイ・冬の大セール。「な～んだ、冬のセールか・・」と、侮っちゃいけません。これは、「フェスティバル」なんです。・・・すいません、私も最初は、侮りました。でも、そこがドバイ。侮れないんですよ～。まあ、セールというのは、ただでさえ、心を揺さぶるものですが、ドバイの場合、街中、店という店がいっせいにセールを始めるから、どこもかしこもセール、セール、セ～～～～～～～～～～ル！！有名ブランドから一般のブランド、お安い店でもほとんどが５０％オフ。それも、ほとんどすべての商品。各ショッピング・モールでは、豪華な車などが当たる抽選会を打ちまくり。その他、いろいろな関連イベントもあります。要するに規模が違うんです。さらに、ドバイはタックス・フリー。税金はありません。これで、セールとなれば、買いに来ない人がいるでしょうか～ぁ！！去年の統計では、このショッピング・フェスティバルに訪れた人（国外から）は３百万人！！！セールで３百万人がドバイに来るんですよ！この数も年々上昇傾向のようです。最近では、ドバイの観光誘致の一環として大いに期待されているイベントでもあります。イギリスの国営放送BBCのコマーシャルでも、スウェーデンの新聞にも宣伝されていました。日本から買い物に来てる人もいましたよ。このショッピング・フェスティバルは約１ヶ月間続き、後半になると、７０％オフになる。欲しくなくても、今はいらなくても、見たら絶対、「買っとこうかしら・・・」ってなるんですよ。きりがないっ！って言ってるのに～。でも、この時期買わなくて、いつ買うのだ～。買い物マニアが多く棲息するドバイだけど、このときばかりは海外からの買い物マニアも加わり、そりゃ、もうみんなショッピング・バッグまみれ。（このフェスティバル用の特注バッグが出回る）年始から今年もショッピング・フィーバーではじけよう～！（ショッピング・フェスティバルのホームページからの抜粋）どうですか～、お金、飛んでますよ～。

  2005.12.16

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  ドバイ・マダム

  強調したアイメークをする女性は、海外ではけっこう見かけるものなのですが、私がドバイに来て驚いたのは・・・・「アラブ的？アイメイク」。アバヤ（黒の宗教服）で覆っていても、開いている目の部分から真っ黒な目が・・・・これ、けっこう怖い領域。行きつけのモールの化粧品コーナーの一角にちょうどよいサンプルを見つけました。↓こんな感じなんですよ。ドバイでも女性用のコスメは、日本でも海外でも同じものを売っているんだけれど、ここだけは、アラブしかないめずらしいブランドのよう？？？こめかみまでラインが伸びてる人もいるんですよ～。やっぱり、濃い～な～。・・・ていうか、魔女？あとね、ドバイはインド人マダムも多いんですよ。そのインド人マダム御用達かと思われる、ブティックがこれ・・・ちょっと中をご覧ください。お店の中央には、噴水池が・・・・ゴールドとレッドのマダム椅子もあります。買い物に欠かせないのは、優雅な雰囲気。売っているお洋服も色がスゴイ。柄がスゴイ。デザインがスゴイ。スゴイ尽くし。これは、まさしくドバイ仕様。ドバイに住むなら、派手でなきゃ～！！ドバイ・マダムは個性派ぞろい・・・

  2005.12.15

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  エレガントな気分に浸る場所

  私の好きな場所があるのですが、アラブの雰囲気が存分楽しめ、優雅な気分に浸れるところ。それは、「MADINAT　JUMEIRAH」（マディナ・ジュメイラ）。ここは、２つのホテルと1つのドバイのシェイク（王様）の別荘と、スークと呼ばれるシッピング街とコンファレンス会場もあるし、シアターもある巨大なエリア。足を踏む込むと迷路のようにな作りになっていてどこがどこだかわからない。レストランに行くのにもタイヘンなんだけど、いいんですよ。ここは、外資系のホテルではなく、ドバイ政府の所有。なので、あの７つ星「バージ・アル・アラブ」と同じように、アラブの雰囲気が濃縮されたもっともアラブっぽいホテルのひとつ。このブログで、さんざん「金持ちドバイ」って書いてるから、さぞかし、このホテルもゴージャスか、と気が引ける方もいらっしゃるかもしれませんが、いや、いや、そんなことはありません。ここは、金持ち気分というよりは、気軽にエキゾチックなアラブの雰囲気に浸れる場所。そのうちの１つのホテルは、大きな池に囲まれており、ラスベガスのホテルに勝るとも劣らないゴンドラが走っています。まずは水に浮かぶ、クリスマス・ツリーをご覧ください。こんな庭をスイスイスイ～とゴンドラに揺られ、アラブの建造美を眺める。マディナの外観は、アラブの建築そのもの。そして、中に入りレセプションに上がるコリドーには・・・クリスマスのディスプレイ。壁にはアラブっぽい絵画があります。そして、ここのレストランの景観。こんなところでモロッコのミント・ティーなんぞ飲もうなら、気分は「砂漠の人」。お茶の時間を満喫したら、今度は「スーク」へ。スークとは、「バザール」といいましょうか。ここでは、ウィンドウ・ショッピングがおすすめ。・・・というのは、観光客向けなので、値段が高め。でも、アラビアン紅茶などがドバイで唯一入手できる、「Ronnefeldt」のお店があります。中東では有名な「デイツ」（椰子の実のドライフルーツ）。この「デイツ」がブレンドされたオリジナル紅茶もあるし、おもしろいハーブ・ティーも売っているので、たまに買いに行きます。また、アラブのインテリアも楽しめるお店もあり、あら～、またここにも「赤」の魔術。→（アラブのインテリアにはよく赤が使われる）妖しい。・・・実に妖しい。私は結構好きなんですけどね、こういうの。それにしても、「占いの館」かと思った・・・アラブのインテリアって、意外に女性っぽいんです。豪華な部分もあるんだけど、天然素材をふんだんに使ってあって、やさしさもあるし、情緒に訴えるような部分があります。やっぱり、家の中は「女性の世界」なんでしょうか？もっとみなさんにご紹介しようと思ったのですが、なにせドバイは撮影禁止箇所があるので、なんだか緊張してあまり取れません。また、その都度、アップしていきますね～。

  2005.12.14

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  ゴージャスを買おう！

  今日も、ため息が出るほど金持ち趣味がにじみ出るドバイのイベントをご紹介します。ドバイの「モーター・ショウ」に行って来ました。車に興味のない方でも、気軽に、そして興奮度満点でご覧いただけますので、ご心配なく、ね。この「モーター・ショウ」は今日から１６日まで、５日間だけ開催される濃厚なイベント。これを見ずに、ドバイを語れない・・・っていうほど、UAE人は車好きの国民。案の定、UAE人たちがうじゃうじゃ。駐車場も、ポリスマン登場で、駐金とかやってる。だってね、コモンセンスがない人は、車が止めてある両サイドの真ん中に駐車してるの。信じられない～。車、出れない！っちゅ～うねん。まあ、それだけスゴイ人だったんだけどね。さて、イベント会場に入ると・・・・いきなりえええええええええええええええええーっ！！私びいきの「ミニ・クーパー」が・・・・こんな個性的になってるぅ～。これは、車のボディの表面にバス・タイルのように石をはめ込んだ感じのデザインになってました。すごい・・・・欲しいって思う前に、引く・・・・と、中に入ると・・・フェラーリが・・・・みなさん、シートをご覧ください。赤のレザーです。ゴージャスじゃ、ありませんか。おっと・・・・隣のメルセデスのコーナーで見かけたマテリアル・サンプルだ～ホンモノの石材と木材を使用。車の内装に、石と木ですよ！！どんな種類かは書いてなかったのですが、光沢入りの石材とシボが入った高級感あふれる木材・・・・と思いきや、また隣を見渡せば・・・・リモが・・・・ごっつい長い～。これね～、たびたび、ドバイの道路で見かけてて、以前から気になってたんですけど、中がどうなっているか。みなさんも興味あるでしょ～見ましたよ！！それが・・・なんかね、プラネタリウム？みたいでした。細かい電球が両サイドにいっぱいあって、クリスマス使用なのかしら。そして、今度は「SPYKER」というちょっと聞きなれないブランドなのですが・・・中をのぞくと・・・オイド。（スウェーデン語で、「あらま～」という意味。）どうですか～。また赤のレザー尽くし。ちょっとアンティークな感じもするメタリック使い。ちなみに、日本のブランドもすべて揃ってました。トヨタのコーナーで見かけたのは、ハイブリッド・カー。カプセルみたいなデザインで、ユニークでしたよ～。そして、ユニークといえば、ドバイ製の車も登場。世界の最新モデルに比べると、なんで、これ？っていいたくなるような感じなんだけど、人が群がってました・・・見る限りでは、アラブ人的好みは、やはりポルシェ、BMWなんでしょうかね。まあ、中古車雑誌もそんなんが多いけど。BMWの前では、ガンガンの音楽に合わせて、モデルが踊り、これはファッションショーなのか？と一瞬勘違い。たいそうな人だかりだったけど。さて、最後は・・・やはり、これ。ベントレー。まあ、これは、会社関係のお迎えなどに使われるのもが多いようですが、それでもカブリオレ（天井開くヤツ）ってどうよ～フォーマル使用でもOKなの？こんな感じで、すべてはご紹介できないほど、物凄～い種類の最新モデルがありました。もちろん、これらの高級車以外にそれほど高くない価格ゾーンもありましたけど、「モーターショウ」といっても、ドバイに住む一般人が見に来てるっていうんじゃなくて、ほとんどがUAEかアラブ人。またはディーラー関係？入場料は、たったの４５０円くらいだったんだけどね。そりゃあ、「あ、こんな車欲しいわ～、買おうかしら」なんて誰が言います？見るだけならね～。先月まで日本に帰ってた私は、「あれ？この国はなんてミニ・ワゴンが多いのかしら？しかも、国産車ばかりだわ・・・」・・・・とわけのわからないボケを放つ。ダメ、ドバイにいると、私にとってフツーの日本が異様に見えてくる。気を付けなければ・・・・

  2005.12.12

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  最強の金持ちアイテム

  ちょっとのっけから、昨日の話題の続きがあって、ドバイで明日から開かれる「国際映画祭」のことなんですが、ちょっと聞いてください。１００本近い映画があるって言いましたけど、映画のガイドが書かれた部分をよく探しもしない、私はおおバ～カ。すっかり見逃してました・・・それで、映画の内容をず～っと見てたら、スゴイことに気が付いたんです。・・・っていうか、ドバイよ、やっぱり、スゴイ。だってね、世界のありとあらゆる国から映画を持ってきて、映画祭やっちゃうんだから。こんな映画祭やれる国は、ほとんどないんじゃないかしら。ざっと出展作品国を挙げるとアメリカ、カナダ、インド、エジプト、シリア、イラク、イランイギリス、アイルランド、オランダ、ドイツ、イタリア、フランス、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、スペイン、中国、韓国、日本、香港セネガル、アンゴラ、南アフリカ、UAE、モロッコ、イエメン、チェコ、アルゼンチン、トルコ、ルーマニアパキスタン、バングラデシュ、スリランカ・・・・・・このほかにもあるんですよ。それに、映画はほとんど２００４、２００５年もの。アメリカ映画も最新モノが揃ってます。どれを見たいかってね～、はっきり言って、不可能。何がなんだかわかんない。一応、全部に英語のサブタイトルがついてるから見れないことはないんだけど・・・どれを見たいか決めるのもタイヘン。タダ券ゲットしたから、見たい映画を２本予約してきたんだけど、昨日言っていた「アラブ世界のコメディを探して」は、すでにSB。「SB」とは・・・・へ～～～～～～～～～！！！立ち見～～～～～～～～～～～～でござる。みなさん、人気あるんですよ。あ、でも、この映画ね、カナダとインドの共同作品で、アラブ作品ではなかったです。まあ、仕方ないね。「SB」予約で。ほかにもいっぱい「SB」出てたんですよ～いや～、イスラムなのに、なんとコスモポリタンな街。私はいたく感動いたしました～。さて、本題ね。かねてから気になっていたモノがあるんです。今、携帯は世界ビジネス、世界的アイテムになっているけど、ドバイは一味違う。日本でも、携帯のデザインやストラップなど、思わず欲しくなるものがいっぱい。でもね、これを見たら、そんなモノは子供だまし～、安モン臭～、ってなると思いますよ。まあ、そんな商品はもともとここでは、あまり話題にはならないんだけど・・・ていうか、売ってない？じゃあ、何を売ってるかというと、これ。↓プラチナ？の携帯ケース。ホワイト・ゴールドかな？いや、チタンかも。レザー使用のものもあるですよ。でね、これだけでも十分「Showy」なのに、値段見て、びっくり！！いくらだと思います？一番手前ので、６０万！！！！！！！！ねえ、これ買う～？絶対、ダイヤとか入ったものもありそうだな。こういうケースは、貴金属のお店で売ってるんですけど、すごいな～。で、あの宗教服着て、プラチナの携帯ケースで、国際映画祭に出かけていくんでしょうかね～。

  2005.12.11

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  アラブ世界のコメディを探して

  （ドバイ・タイムアウト今月号）１２月１１日から１７日まで開催されるドバイ国際映画祭のチケットをもらった。ということは、タダなんだけど、１映画につき、２０ディラハム（６００円）のチケットだから、もともと安いのよ。まあ、最新の映画じゃないから、ちょっと安いんだけど、通常の映画館の料金は、ドバイでは３０ディラハム（９００円）。この国際映画祭というのは、世界各国から集められた映画（最新とは限らない）を期間限定で上映するものなのだが、去年は、２７カ国から集められた７６作品がエントリーしたらしい。が、今年は、９８作品とボリュームアップ。このイベントの目的は、どちらかというとアラブ映画界を支援し交流しあう、という感じなので、多くのアラブ映画も入っている。で、さっそくスケジュールをサイトで確認。どれどれ。・・・・・・世界各国からの映画はいいが、放映日とタイトルだけしか書いてない・・・・どこの国の作品かもわからんではないか。そりゃあね、アラブっぽいタイトルやヒンドゥー？っていう感じはわかりますよ。「Sabah」とか「Being　Osama」とかね。だいたいが英語なんだけど、内容がアラブって感じでしょ。もちろん、アメリカ映画もあるんだけど、ほとんどが英語表示なもんだから、どこの国の作品かわからない。いったい、どれを見よというのだ。せめて作品国も記載してくれないとアメリカ映画なのかアラブ映画なのか区別がつかん。しかも、映画の内容説明もない。ちょっと～これで国際映画祭なの～？もう、これはヴァージン・メガストアに行って、CDを買うようなもんだわ、要するに賭け。・・・・・と、ちょっと文句が出る。しかし、今いちど疑問。これらの作品は・・・・果たして見て面白いものなのか？？これはアカデミー・ノミネート作品とか商業性を基準にした選出ではない。ローバジェットもありそうだし・・・・・・となると、内容は、２流・・・・それとも３流・・・？？？？・・・・・と、つらつら見ていると、何気に面白いタイトル発見。それも、「アラブ世界のコメディを探して」。アラブのコメディってどんなの？気になる。でも、とりあえずは、これに決定。「In　Her Shoes」。日本の友達もよいと言っていたし、日本で見れなかったから。

  2005.12.10

• 意外！！アラブの結婚事情

  あまり知られていないアラブの結婚事情。モスリムだし、アラブという点で、秘密のヴェールに包まれている感じがしますが、たまたまアラブの英字新聞に載っていた記事を見つけました。これは、ドバイの隣国、サウジアラビアの男女（各２０００人）を対象に行われた調査なのですが、サウジアラビアといえば、特に戒律の厳しい国です。そんな国の結婚事情はどうなっているのでしょう。まず、女性は、独身女性・・・・３４．９％既婚女性・・・・５５．５％離婚経験女性・・・１．９６％そして、男性は、独身男性・・・・４４．５％既婚男性・・・・５４％離婚経験男性・・・・０．６４％だいたい半数の男女が結婚してる様子ですね。でも、離婚率は低い！！そして、次は結婚の仕方。これは、６９％が両親を通して選ぶ方法で、要するに「お見合い」がダントツ。さすがに伝統は揺るぎない。しかし、個人の意思で相手を選ぶ自由恋愛も増えつつあるとか。そして、驚くべきは・・・そのお見合いで結婚する相手は、６１％が親戚関係！！えーーーーーーーーーーっ！！親戚と結婚するんですか？！遺伝子的にどうなの？これ。結婚相手に望まれる用件は、家族の名前を踏襲し、宗教に従う、らしい。なんだか、この辺がいかにもアラブ的ですね。さらに、一夫多妻に及ぶと、男性の１４％が一人以上の妻を持っている。多妻を持つ男性というのは、それなりに甲斐性がないとダメらしいので、きっとかなりお金持ち？なんじゃないでしょうか。まあ、でも一夫多妻は、そんなにメジャーではなさそうです。最後に、結婚適齢期・・・ってあるのでしょうか？サウジの男性の平均結婚年齢は、２８歳。これも以前は、２５歳だったらしいのですが、だんだん上昇しているということ。さあ、女性はどうでしょう。な、な・ん・と、２０歳！！！！！で、これ平均年齢ですよ！！・・・ということは、１０代で結婚も、ざら？これも、以前は１８歳だったんですって。なんかね、サウジ女性の結婚に対する夢が、お金持ちのちょっとオジサンと結婚すること。海外旅行に連れて行ってもらったり、買い物させてもらえるからだ、とローカルの新聞で読んだことあります。で、そういう夢じゃなくて、もっと女性として自立した考えを持ちましょう、って、語ってる女性が出てました。結婚平均年齢の上昇はわかりますけど、女性の年齢が早すぎ。全体としては、やっぱり伝統色（というか宗教色？）の濃い部分があるっていう印象ですかね～。

  2005.12.08

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  激しい霧の朝

  おはよう～♪・・・・・と、部屋のカーテンを開けたら・・・な、なんと！！激しい霧！！朝、７時３０分。これ、うちの窓から見た景色。ほとんど何にも見えないでしょ。ドバイでは、これから冬の時期になってくるとこういう、なかば幻想的か（？）ともいえる激しい霧が出ることがあるんです。砂漠の街なのにね。スウェーデンでも、まれに出ることはあるんですけどね。まあ、でもこれは結構激しいほうじゃないかと思います。ちなみに普段の景色は、こんな感じ。この深い霧も、朝１０時ごろには消えました。ま、要するに寒くなってきたってことなんでしょうけど、それでも日中は３０℃近くあって暖かいです。でも、湿度が低いから、さわやかですよ～。ついでに言いますけど、こういう霧の日はね、怖いんですよ。何でかっていうと、交通事故多発日。視界が悪いから、気を付けなきゃっていうのは、ドライバーとして必須の心得でしょ。でもね、ドバイのクレイジーなドライバーは、頭の中まで「霧」が出るらしいの。だから、事故って新聞に載るわけ。それがね、そういう新聞を見てると、事故る人っていうのが、UAE人とかヨーロピアンって少ないの。じゃあ、どんな人が多いかっていうと、インド、パキスタン。彼らには「安全意識」が足りない気がしてならない。いつもスピード出しすぎとか、そんな理由だもん。ドバイの道路は比較的広いし、一方通行の道路が多いから、スピードが出ちゃうっていうのはわからなくもないけど。でも、もうちょっと「命」大事にしようよ！君たちだって、祖国には愛する家族がいるんだよ。出稼ぎの国で果てたら悔やまれないでしょ。これまた、ついでに言うと、こういうクレイジーなドライバーに巻き込まれるというケースがあって、道の真ん中で立ち往生の人をよく見かける。これもね～、ほんとかなわんですよ。ああ、今日も交通事故がない日でありますように。

  2005.12.06

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