スウェーデンのホテルで・・・
ドバイに来る前、10日ほどの休暇をとってスウェーデンに帰った。私たちは所有しているうちの1つのマンションを売ったのでその家の引越しと、賃貸中のマンションも終了したので鍵の回収などでストックホルムから1000km離れた北部の街まで行かなければならなかった。 そこで、その北部の町のとあるビジネスホテルに2日ほど泊まることにした。 スウェーデンでは、日本の格安ビジネスホテルなんて便利なものは存在しないので、週末価格を利用しても1万円以上、予約変更可能のオプションを選ぶと、料金は若干だが割高になる。 私たちの予約したホテルは、北欧でチェーン展開しているホテルなのだが、夫によると最近リニューアルしてきれいになったということだった。インテリアは北欧らしい木目調で白を基調にした部屋で、部屋の階も割りと高めだったので街の景色が見下ろせてなかなかよかったのだが・・・・ 初日の宿泊から帰ってみると・・・・ ベッドの上の様子がなんか変だ。 一応、ベッドメーキングはしてあるのだが、何か違う。 よく見たところ・・・ シーツにしわ・・・・ え! 昨日と同じ シーツだった! 要するに、 エコ。 2日くらいシーツは同じものを使うのだ。 いや、3日かもしれない。 事前の告知もないので何日取り替えない方針なのか知らないけどね。 シーツを取り替えるのってホテルのサービスなんじゃないの? と、思っていたら なんかベッドの下の床がざらざらするな・・・と思ってみると 靴に付いた砂がそこらへんに残っている。 ちゃんと掃除したのか??? 夫いわく、 「まだ、バスタオルは替えてるからマシだよ」 まあね。 そして、その晩。 シャワーを浴びている最中に、シャンプーがなくなっていることに気が付いた。シャワーの前なら自分で取りに行くところだったが、シャワーの最中ともなれば夫に頼むしかない。 夫は早速、レセプションに行ってくれたのだが、そのとき言われたひとこと。 「今、使うんですか?」 当たり前だろ~ っていうか、 室内清掃のときに、ちゃんとシャンプーの残りを確認しろよ~! まだある。 夫が翌日、朝食のときにいつもおいてある新聞がなかったので、ウェイトレスに「今日は新聞はないのですか?」とたずねたら、 「今日は日曜日だからないわよ」 といわれたらしい。 そんなわけね~だろ! と、しばらくすると別の女性が新聞を運んできたらしい。 これならドバイのホテルスタンダードも差はあるが、まだマシだ。なんとかサービスしようという感覚がある。 あ、そうそう、まだある。 車で行ったので、駐車場がないかと聞いたら 「ない」 っていうか、どうやら「満車」らしかったのだが、ホテルに泊まりに来てるのに駐車場は有料のところに行かなきゃならない。 ヴァレットなんてシステムは当然ないのでその辺に路駐(スウェでは有料で路駐できる、ビジネスアワー以外は無料になるところもある)。 あと、話は変わるけど引越し業者を頼んだときのこと。 引越し業って普通、自社のパッキング用のダンボールを持ってくるよね。 それが、 どこかの引越し業者のダンボールで、 しかも 使いまわし。 箱の外にはすでにマジックで中身を書いてあってそれを使って私たちの荷物を積み込み、何が入っているかなど書き込みもせずにそのままさっさとトラックに詰め込みやがった。 ただでさえ、荷物が混在してわけわかんないのにさらにめちゃくちゃ。もう笑えてくる。 なんだかな~、スウェーデン。 なんだ、それって思うけど、こういう昨今だしね。資源は大切にしないとね。