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アブダビまで

ここのプロフィール写真にも載せているアブダビの「エミレーツ・パレス」というホテルまでちょっと見学に行って来ました。アブダビは、UAE（アラブ首長国連邦）の首都ですが、なんとUAEの８０％の石油がアブダビで生産されており、埋蔵量は約１００年分もあるとか。その点、ドバイは、たった２０年くらいしかもたない・・・なので、ドバイは一生懸命、観光事業とビジネス拠点をめざし、日々かんばっています。さて、この「エミレーツ・パレス」は去年できたばかりの新しいホテル。しかも、もちろん、７つ星。あ、８つ星かな？やっぱり、アラブにいるからにはその贅沢な嗜好ぶりを見とかないとダメでしょう。ってことで、ドバイから車で約１時間。砂漠沿いの道路をちょっと走るともうアブダビ。それが・・・・アブダビってドバイより美しい～エレガント～道路わきに張り巡らされた工事用テープで、景観が損なわれ、道路にはみでた路上駐車で交通渋滞することもなく、さらに、日によって変わる奇妙なバス停、歩道、車道もない。（これみんなドバイね）ま、要するにコンストラクションが少ないんですね。道路も広々としていて、みんなおっとり運転。海沿いの道路はきれいに舗装されて、散歩には最適な歩道とガルフの美しい眺め。これでも、同じUAEなのか～～ドバイとは違ったリラックス感がありました。ってな感じで、海沿いの道路を通り抜けると、「パレス」が対岸に格調高く気品を備えた姿でお目見え。門をくぐり抜けると・・・・そこはもう別世界。カメラに収まりきらないほど大きい！！この両脇にも別棟が・・パレスっていうとおり、ほんとに「パレス」だった。お庭の噴水はパレスのオアシス。なぜか癒される空間ではありませんか。そして、ホテルの中は・・・・黄金に輝く内装は、圧巻。おまけに、トイレまで・・・当然のようですが、大理石とゴールド。ドバイのランドマーク「バージ・アル・アラブ」も黄金の輝きに満ちたアラブ尽くしのホテルですが、ここは、・・・・・何と言うか、とにかく広くて、その広さがある意味、不気味。ゴールドの内装もあまりにありすぎてちょっと面白みに欠けるかも・・・っていうか、ゴールドも見飽きる？そりゃあ、ため息もでるゴージャスなインテリアなんですけどもね・・レストランも広々としていて寂しすぎる・・・・豪華なんですけどね～ちなみに、ここのカフェにあった「エミレーツ・パレス　コーヒー」なるものは、一杯３０ディラハム（約９００円）。高いと見るか、妥当と見るか。なんかこう、ホテルって人が行き交う場所っていうイメージなんですけど、ここは、まさしくお金持ち限定領域というか、リゾートにしては恐れ多く、ビジネスにしては高級すぎ、旅行で泊まるにはちと、もったいない・・・・っていうか落ち着かないですよね、きっと。な～んて私たちの様にお金儲けを考えなくてもアブダビは十分金持ち。ホテル収益なんてオイルマネーに比べればたいしたことない？ま、儲からなくてもいいんです、豪華さで見せときましょう。・・・そんな感じなんでしょうかね。

キャメル・キャメル

オマーン旅行の後編です。私たちの泊まったホテルなのですが、実は、・・・・ちょっと期待はずれでした。一応、アジアで店舗展開しているかの有名「Sホテル」だったのですが、オープンしたばかりで、いろんな不備が・・・・まあ、確かにここはオマーン。こんな岸壁に新設して営業をスタートし、新しいスタッフもたくさんいるでしょう。でも。その名の看板にしては、ちょっとギャップが・・・例えば。ホテルの名前に「スパ」がくっついているのに、スパがオープンしていないどころか無人地帯となっている・・・（というか、工事中）あと、シェフの夫としてはブッフェに不満。クオリティーに欠ける。朝食はこんな感じ　↓一見、よさそうに見えてもね～。ま、しょうがないですわ。私たちは何も知らされなかったけれど、このホテルの値段がプロモーション用（だからお安くなっていた！！）とは最初から何となくわかっていたのだ～。それゆえに、文句は言えまい。ので、今後に期待したい。さて、ここから本題。オマーンの国境を越えて、ドバイに帰国（っていうの？）。実はね、正確に言うと、UAEにもあのオマーンで見たようなはげ山があるんです。でも、ドバイから１００Kmも離れてますけどね。それで、その山を越えていくと、砂漠地帯になるんです。そうすると、道の両脇に小さな遊園地、というか砂漠で走る４輪バイクの乗り場があったり、その昔、いや・・・今もベドウィンさんたちの必須アイテム、でも、ここではアトラクション用に飼われているいるラクダがいるんですね。スウェーデンに住んでからすっかり動物好きになった私は・・・・ここで旅の疲れを癒そうと・・・・・ラクダって、近くで見るとおっきい！！こんなアラブちっくな乗り物用衣装までつけられてとんでもないよね～、君。と、思っていると、ここの飼育係のお兄さんが、こっちに来い、という。何かと思ったら・・・手に抱えたミルクを哺乳瓶に入れるから、こっちの赤ちゃんラクダにやれ、と言う。え？いいの？あ、じゃあ・・・（夫が実践）どうですか～。かわいい！！もう食いつきそうな勢いで、飲んでます。・・と、このとき、私はこのラクダちゃんののど毛に釘付け。ところどころハゲてるけど。うわ～～～毛布みたいと、触ってみたら・・・ほんとの毛布、だった・・・・？また、手乗りふくろうさんもいましたよ。そして、最後の出し物は・・・・これ　↓みなさん、知ってました？ラクダの後ろ足をご覧ください。「お母さん座り」ですよ。犬とかネコはかがんだような座り方（あってるかな？）だけど、ラクダは・・・・お母さん座りだった・・・知らなかったな～。

ネイチャー・ドライブ

オマーンまで往復約１０００ｋｍにわたる砂漠、サバンナ、海、山をめぐる車の旅を終えてドバイに帰ってきました。車で走っただけだったのですが、オマーンの大自然に触れる旅はとても楽しかったです。ホテルを後にした私たちは、ホテルがある山を下る途中、断崖を見下ろせる場所に遭遇。アラビア海に面したこの断崖は大自然が作り上げた神秘そのもの。崖の石にはいくつもの地層が見られました。オマーンの山はこんな感じ　↓海のすぐそばに岩肌がむき出しの山が連なっています。この山肌をよーく見ると、赤みがかった部分、黄色っぽい部分や青緑っぽい部分があって、ちょっとホテルの人に聞いたところ、どうやら石油の影響らしい。あと、銅やアルミニウム、ミネラルなども含まれているようです。なるほどね～。こういうところでは、農業ができるわけだ。実は、オマーンは意外と「農業国」なんですよ。私的には、オマーンといえば！「マッシュルーム」だった。いつものスーパーでよく買うんですよ。日本じゃ、ものすごく高く、スウェーデンではポーランド産なんだけど、真っ白な肉厚のマッシュルーム。これが安いんですよね。ドバイじゃあ。（１パック　１５０円）そのほかにも、オマーン産の野菜がドバイにはけっこうあります。さて、この絶景を後にし、車で飛ばすこと約２時間。ドバイに近付いたころ、海岸が近いということで、ちょっと道路から降りみました。その辺りは、オマーンでも地方の田舎町だったのですが、ちょうど近くの海岸広場でマーケットをやってるところに遭遇。うわ～～～～～たくさんの人が集まっています。羊や牛、ヤギを連れた人がいっぱい！！これね～、オマーンではよく見かける光景なんですが、羊やヤギをトラックに載せて走ってる人がいるんですよ。まるでペット。通りの柱につながれているヤギサンもいましたよ。それで、このマーケットはさすがに農業国らしく、自宅の畑で取れた野菜を売りに来てる人や手作りのお菓子（アラブの甘いもの）を屋台で売ってる人たちも集まっていました。そうしていたら、向こうから「はろ～」「はろ～」「はろ～～～～」と声がする。振り向くと、地元の若い女の子たちが私たちを見てはしゃいでいる・・・そうなんですよ。ここはガイコク人はほとんど来ないような田舎町。どうやらちょっと注目を浴びたらしい・・・・お返しに、手なんか振って、「はろ～」といってみました。彼女たち、かわいかったんですよ。なんか、こう素朴な感じで。そうそう、オマーン人って、素朴でフレンドリーな印象だったですね。それに、ムスカットの街を車で走ってても、ドバイで見かけるような方向指示器も出さずに、横入りをし、ものすごいスピードで走っていくクレイジー・ドライバーはいませんでした。みんな従順にそれぞれのレーンを走る。オマーンはそんなリラックスした感じでした。ドバイへの入国審査をへて、やっと帰ってきた～と思ったら、出国税までとられた！（まあ、一人３００円だけど）これも、観光収益？そうなんですよね、同じアラブでも、オマーンはそれほど豊かではないようです。何ていっても、ガイコク人労働者も２０％しかいないし（ドバイは８０％）、オマーンの産業は自国民が支えてる・・・ま、日本やスウェーデンと同じですわ。なので、オマーン人がタクシードライバーをし、ホテルのベルマンもやる。それに、ムスカットの街を見回してもドバイで見る「見せびらかし」の車はありません。ちなみに、ここでも人気車は、「日本車」。日本の車は人気モノですわ。ほんと。あ、でも、最新車というよりはふる～い車種。みなさん、けっこうボロイ車に乗ってました。ところで、さっきのヤギの話ですが、一直線の道路わきで、ヤギの放牧やってるんです。で、実際、道路に飛び出してきて「危ない！」んですよ。はねられたかわいそうなヤギが道路わきに足が開いたまんまで硬直し、カラスにほじられてる・・・・のを見たときは、こころが痛んだなあ。スウェーデンでは「トナカイ注意」の標識があるけど、オマーンでは「ヤギに注意」の標識だった。（ネイチャー・ドライブの続きは明日）

オマーン速報！

オマーンに到着しました～。なのに、私たちはいきなりインドア。ホテルの部屋でブログ・アップをする私とホテルのテレビで「００７」ゴールド・フィンガーを見る夫。いや～、それが・・・・むちゃくちゃ遠かったんですよ～。オマーンのムスカットまで。朝の７時３０分にドバイを出て、到着したのが午後２時過ぎ。しかも、小涼しいはずの冬なのに、晴天のおかげで太陽の照りつける中を車でぶっ飛ばし続き。気の遠くなるような一直線の道路を走る、走る。ひたすら走る～。車もまばらだし、もちろん、信号もない。おまけに直射日光、暑い～ドバイを抜けた郊外の道の光景は・・・すごい砂漠地帯です。あの、砂のウネウネ、見えます？ドバイも一歩離れるとこんな不毛地帯になってます。そして、国境越えになりました。入管のオフィスに立ち寄って、入国ビザ代、一人９００円。まあ、これは仕方ない。はい、次。保険代。ほ、保険代・・・？これ、知ってます？車の保険代なんですよ。私たちはドバイでの保険に入っているのに、観光でオマーンに来たら、オマーン用の保険を払わなくてはいけないんですよ～なんだそれ～～～！！スウェーデンでは他国でもカバーされているのに。んで、その保険代に、強制的に３０００円も払わされる。それが終わって、ようやくオマーン入国。が、しかし・・・・ムスカットはさらに３５０ｋｍもはるか彼方。このね～、信号ナシ、広い道路一直線、暑い、の３拍子揃った上に、オマーン郊外の道路沿いには休憩所がない・・・・ガススタンドはありますよ。それに、羊やラクダの皆さんも道路に飛び出してきて、歓迎してくれたんですよ。いや、でも、そうじゃなくてカフェとかレストランはどこなの～！！どこで休憩すればいいのよ～路肩？もう、仕方ないから昼ご飯もなしに走らされる。（家から持ってきたチップスやスコーンをかじる・・・）ああ～、日本の高速で等間隔にある休憩所が恋しい～（まあ、日本は有料道路だから仕方ないか・・・）それから、なんとかムスカットに到着したのですが、そのあとホテルの行き方がわからない、ときたもんだ。昨日、ちゃんと調べておけばよかった。さっそく、途中のガススタンドで道を聞く。が・・・・英語が話せない人だ～。しかたないので、さらに別人にトライ。一応、言われたとおりに進んでみるが、また迷う。っていうか、道がわかりにくい上、表示がない。と思っていたら、周りに目をやると、景色はこんな感じでした。向こうに山が見えるでしょ。でも、この山ね、木は生えてませんよ。はげ山。赤土っていうんですかね、スペインでもみかけたことのあるゴツゴツした岩肌の山です。そして、この山がけっこう高い。私たちのホテルもその山のふもとにありました。ホテルのビーチからの眺め。朝食も昼食もなしでフラフラになりながら、ホテルのレストランに駆け込んだとき・・・・時刻は・・午後３時前。昼食ブッフェも終わりらしい（そりゃ、そうだわ）しかし、夕食まで待てない。かといって、今昼食を駆け込みしてもゆっくり食べられないじゃないの～。・・・でも、お腹がなる・・・仕方なく＋泣く昼食ブッフェの駆け込みを即決。疲れたあとのご飯くらいゆっくり食べたかったのに、皿にその辺の食べ物をほり込み、約３０分で終了。雰囲気も何もあったもんじゃない・・・おかげでお腹は消化しきれないまま、はちきれる・・・・ああ～、もうこれでまた疲れてしまった。ビーチどころの騒ぎじゃない。（っていうか、ビーチはドバイでもあるから珍しくはないんだけど）・・・ってことで、部屋にこもってしまったわけです。あれ、夫はテレビの途中で寝始めた模様・・・

オマーンのフィヨルド

ショッピング・フェスティバル熱のほとぼりも冷め、明日から１泊の予定でオマーンに行って来ます。・・・・オマーンって？それこそ、どこの国だかわかりにくいかと思われますが、ドバイのあるアラブ首長国連邦のお隣。んで、ネットで調べたら、ドバイの地形とは打って変わっての起伏が激しい山々とオマーン湾の絶景が見れるすばらしいロケーション、とある。ドバイよりは田舎らしいのですが、手付かずの自然もたくさん残され、文化遺産もある、と。ん～、ガルフの自然はどんな感じなのかしら・・・ちょっとワクワク。そして、先端まで行くと、なんと、フィヨルドが見れるらしいんですよ～。・・・って、そこまで行けるかな。私たちはオマーンの首都、「MUSCAT」（マスカット）に行くので、ちょっと遠いかも・・・そう、これが「マスカット」っていうんですね～由来はブドウじゃない・・・と思うけど。それで、行く前夜になって下調べている私たち。しかも、運転手の夫は、どうやって行くかもわかってなかった・・・・これまた、何とかなると思っている・・・話は変わるんですが、北欧にもフィヨルドがあって、それはノルウェー。スウェーデンにはありません（夫、断言）で、地形もスウェーデンはわりとなだらかな勾配の平地が多いけど、ノルウェーは起伏が激しい。一度、オスロに行ったときその景観は、何だか「日本に似てる？」かも・・・と思いました。ま、同じ「北欧」とか「ガルフ」でも作られる自然は違うんですね～では、みなさん、行って来ます～

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