中東デビュー・H&M
あのスウェーデンのお洋服ブランド、H&Mがスキー場のある今、ドバイで最も人気のモールにオープンしました。 ドバイに来た頃から「H&Mがあったら絶対売れそうなのに・・・・」と思っていたものだけど、とうとう待ちに待った日がやってきた・・・・・・ と、この館内広告にも書いてある。 というか、私は別に待ちに待ってはいなかったけど、これでスウェーデンに帰らなくてもH&Mが買える。 さて、お店の中に入って、さっそく品物をチェック。 ファッション業界では、すでに季節は秋らしいが、 ドバイに秋ってあったのか? まあ、買い物天国、ドバイなので、いろんな需要があるし、実際、ドバイの冬は寒い日もある。 でも、今はまだまだ外は38℃以上もあるので見るだけで暑い・・・。 そんな商品展開であったが、やはりH&Mらしくシンプルで着やすそうなトレンドものが安く売っている。 実は、このH&M,同じモールになぜか2軒もある。 多分、スペース上の問題から、メンズ、レディース、キッズなどカテゴリーを分けるのに1軒内では展開できなかった、という感じだ。 扱っている商品は、イケア同様、例えば本場スウェーデンと同じ。 が、 違う点があった。 それは、 まず、レジ。 お店の中に、メイン・カウンターはあるが、簡易レジともいうべき、小さなカウンターがあって、そこでも会計ができる、ということ。 長蛇の列ができているのに、 スタッフはレジ開設をせず、商品出しをトロトロやっているスウェーデンとは違った嗜好がこらしてある。 それから、 サイズ展開。 ドバイでは太った人も多いので、大きいサイズを扱っているところも多いが、 H&Mに、 なんと16号サイズが・・・・・ ここまでいくと、H&Mもなにもないような・・・・ さらに、H&Mは、来週、別のモールでもう一軒のオープンを控えているし、 ドバイのほかにカタールにも出来た。 このドバイでの出店もカタールの小売り会社が扱っているらしい。 スウェーデン人がとってもオシャレな国民であるかどうかは?だけど、 イケアにしてもH&Mにしても スウェディッシュ・ブランドというのはやはりスウェーデン的なものをあらわしていると思う。 それは・・・・ 合理的・実用的で安いが、それで楽しむだけのデザイン性がある、 スウェーデンではこれが重要なのだ。 店内にはオープンして間もない、というのもあるだろうがたくさんの人で賑わっていた。 「お金持ちドバイ」というイメージもあるが、 実は、安くていいから違ったものが欲しい、という人もたくさんいて 案外、世界は似たようなものだったりする。