パラサイトなドバイ人
昨日、新聞を読んでいたら面白い記事があった。昨今のドバイは、経済不況の影響か、「節約」に関する記事も多い。その中で、ローカルの金銭感覚というか、経済事情を取り上げた内容が載っていて取材されたのは、ドバイに住むエミレーツ人で、年齢は書かれてないが20代後半か30代前半という感じの男性だった。 彼は、航空会社の人事に勤めているのだが、なにせローカルは、お給料まで国から一定額が保障されていて、少なくともプライベートの会社でも25,000DHS(約55万ちょっと)は払われている。 この金額は、一般のヨーロッパから来ている出稼ぎ組みより断然多い。(金額ピラミッドにすると、これは上位部に当たる金額)おまけに税金はないので、そのまま手取り。 さらに、彼は親と同居。 自分のお給料の使い道は、 月20万以上を超える電話代、15万程度の投資(ここではくだらない投資と書かれてあった、何だろう?)、その残りのほとんどは、旅行費用に消えるという。 おまけに、彼は向こう5年は勉学に励む計画があり、MBA取得の留学も考えているが、そのお金は 親、 と、言っている。 そんな彼でも、さすがに無駄な投資とか後悔している様子で「節約」を意識しているといっているのだが、 いったい、 どんな「節約」やねん? でも、これって日本で言う「パラサイト」だよね? ドバイにもいましたか~ さらに、驚いたのは結婚。 結婚費用などはすべて花婿負担のうえ、妻が収入があろうと、そのお金は妻が所有し、生活費全般は夫の全負担。 すごいわ~まあ、でもイスラムだしな。 だから、彼曰く結婚は経済的に負担になるとか。 じゃあ、甲斐性なかったら結婚できないな。 あ、でも、嫁も いわば パラサイトか? ところで、聞いたか、スウェーデン人。こんな文化もあるってことで。