「足もみ」メソッドの3つの利点
ふくらはぎをもむと、どうやら健康になるらしい。「金スマ」でとりあげられたこともあって、「足もみ」は国民にとって、今やベーシックな健康法になりつつあるようです。そう言えばわたしも、過日にこの本の編集協力をいたしました。ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれていますが、これはふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返せば、静脈の血液が心臓に戻りやすくなることからそう言われているのです。ふくらはぎは血液のポンプの役目をおおせつかっているのですね。つまりふくらはぎをもめば、血液とリンパ液の流れがよくなり、健康上も美容上にもよい影響が起こるということなのです。そこで今日は、「足もみ」のよいところについて、3点ほど挙げてみたいと思います。1 どこにも通うことなく、思い立ったらいつでも出来るマッサージや整体もよいのですが、忙しい日常の中、予約をして、その時間にサロンへ行かなければいけないというのは、ちょっと面倒なものです。2 お金も全然かからない自分の足と手があれば出来るのです(笑)。もむときにボディクリームや足もみ棒があればベストですが、それも大した金額にはなりません(クリーム、棒で2,000円程度)。3 足に触れることで、自分との対話が出来る自分の手で自分の足に触れていると、その弾力や皮膚の感じで、自分の疲れ具合がわかります。疲れていることをはっきり実感することで、今の自分の状況が振り返れるので、「ちょっと無理してない?」「明日は日帰り温泉にでも行こうよ!」と、自分と対話出来ます。これは自分を見失わずにすむコツです。血液とリンパの流れがよいことは、元気できれいでいるための絶対条件なので、ちまたでも食事法からエクササイズ、サプリなど、様々なメソッドが紹介されています。しかし、ふくらはぎをただもむだけでそれがかなうなら、こんなに簡単なことはありません。わたしもこの仕事を通じて、毎日ふくらはぎをもむようになったのですが、確かに体調もいいし、うれしいことにふくらはぎも少し細くなりました。むくみ体質なので、夕方はさすがに腫れぼったさがあるのですが、朝起きたときのふくらはぎは、ほおっと驚くほどすっきりしています。冷えやだるさといったものも、かなり軽減されています。現在、この本の続編を制作中です。ぜひ皆さまも「足もみ」、楽しんで行なってみてくださいね。xxx