筋トレ開始
糖尿病ショックから2週間。支援のみなさんに悩みを話すごとに、少しずつ不安やショックが少なくなってきた。とはいうものの。一人でうつうつと考えていると、どんどん緊張が高まって、なんだか気持ちが悪くなってくる。そうすると、空気を呼吸が苦しくなっていく。のどのあたりがこわばって、よけいな空気を飲み込むようになる。唾液が呑み込めなくなって、あふれだす。首の周りが不快になって気持ち悪い。げっぷも胃ろうのガスぬきもうまくできなくなって、おなかはぱんぱん。だんだん便秘。それでも注入。呼吸がぜいぜい。吸引しても引けない。ケアの両親が、どうすればいいかオーダーを出せと迫る。自分でもよくわからん。あっちこっちに姿勢変換。もはや手遅れ。・・・・・・という毎度のパターンを経過して、昨日は車いすに思いきり直角で座る新メニューとなった。加齢でおなかが成長した父が腹筋を始め、低緊張で側弯の弟が腹筋を始め、腰痛で騒いでいた母は腹筋をしている。居間の椅子を一つ減らして、ワンダーコア(筋トレマシン)を置くようになった。2人しか座れないソファにあぶれた人は腹筋をするしかない。一人100回ずつ。できたらシール。弟がやる気満々で頑張っている。みんなの筋トレ生活を横目に見ていた私も、車いすで参加させられた。腕を前に固定して、首を前に動かし上半身を前傾させる。たったそれだけと思うでしょ。私にとっては超必死。1回10回分の腹筋に相当する。10回頑張った。最後の1回はかなりへとへと。めでたく100回分。みんなでやれば案外やる気になる筋トレである。まさか、この私が筋トレに参加するとは思わなかった。みんなと同じことができてうれしいような、加齢の父と一緒なんて悲しいような、、、、。で、おなかぱんぱんはめでたく排便できてスッキリした。一緒に悩みの気持ちも外に出して、こうなったらやってやる。という気持ちになってきた。