積　　乱　　雲

[わくわく隊] カテゴリの記事

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• 春が来た！

  小学生のお友達もっちゃんから、誕生日のメッセージがとどきました桜の花がたくさん咲いているみたい。春が一気にきたみたい。枕元においていると、花見のござの上気分満点実は、今朝から首が痛くて、枕や姿勢を動かすと、ぐきっとなって、泣き泣きの日だった。何がどのように痛いか、うまく言えなくて、中耳炎かとか首の寝違えか、つったのか、考えているうちに、どんどん首の緊張が強くなって、よけいに戻せなくなっていました。昨日は身体がすごく柔らかいとほめられていたのに～、日替わりで絶不調だ～。そこへひらひらと桜の花びらが・・・なんか、う～んとなぐさめられました。もっちゃん、ありがとう！すんごくうれしかった。 

  2010.01.28

• ブータくん！

  コンサート以来の外出。ショッピングモールはもう忘れるくらい久しぶりだ。確か初夏以来、あっというまにクリスマスになっていた。ワクチンも２回終わって、いよいよお出かけシーズンである。（冬になっちゃった～）記念すべき「外出支援第１回目」にはブータくんに会いに行きました！ブータくんは社会人５年目の先輩です。ヘルパーステーションに出入りする業者さんでしたが、そこに貼っていただいたコンサートポスターを見ていただいて、きもちのこえも読んでもらい、コンサートにまで足を運んでいただいた、という感動の出会いだったのであ～る！コンサートでもちょっとだけ会うことができました。けど、あんまり人がたくさんで、ゆっくり話を聞けなかったので、外出支援の時間にセッティングしてもらいました。仕事モードのブータくんは営業モードで半分仕事の話をいろいろ聞くことができましたが、半分は社会人インタビューであれこれおもしろい話を聞いて超おもしろかった！というか、私もだけど、支援のヘルパーさんや母が楽しそうで２０代の男性に会って喜ぶのであった。(うひゃひゃ)いつもの生活出会う人たちと異なる業界の話を聞くのはほんと面白い。ブータくんは介護保険の業界とはいうものの、話が超面白い！なんたって、力持ちだというし、ビーラーだというし、たまに仕事でやらかしてしまうそうだし、あっという間に時間がたってしまいました。人との出会いを大切にする「一期一会」＋「行動力」のある人でした。面白いことになりそうです！(うひゃひゃ)出会いに感謝！です。話を聞いただけで弟もうれしそうにしています。友達が増えるって、マジ楽しい～！外出支援の時間に何をどこまでできるか挑戦だ。登山、海、寺巡り(渋い)、うれしすぎる～。

  2009.12.15

• 乾杯

  乾杯のシャンパン・すてきな蝶のドレス・手作りのひつじ・女の香水  みなさんにたっくさんお祝いをいただいて、私のベッドはプレゼントだらけになってきている。感激しすぎてコメントできない。本当にうれしい。私の身体の形に贈り物が並べられて、足の先まで山盛りだ。成人の乾杯を何にしよ～としばらくみんなで考えて、私もずい分リサーチした。そしたら、なんと！アレックスのご両親から超高級シャンパンをいただいた。母は声がひっくり返って喜んでいた。もちろんみんなで「記念すべき乾杯！」である。私は、まだ１９歳なので、ちょっとだけなめさせてもらった。(公のヒミツ！)ぴりっと炭酸。はじけるびりびりとちょっと甘い味がした。香りが豊かとか、フルーティーだとか、深みのある味だとか、、、大人は大喜びである。私は味わうヒマはなく、でも、舌のぴりぴりはしばらく余韻になって、乾杯に混ざれる立場になりつつあることを喜んでいた。もちろん、酔っ払うヒマもないし、こんなのおいしいのかい？とまだ疑問が残る。それもで、私のために集まり、盛り上がっている大人を見ているのがとってもほのぼのと、うれしいことでした。乾杯！っていい言葉だと改めて思う。 主治医のちよこ先生は養命酒。記者の哲学さんは日本酒。カメラのぶんぶんさんはアップルシードル。みんなそれぞれのオススメが控えている。どれからためそうか。楽しみなことである。

  2009.01.18

• ２０歳のバラ

  小さいときから長い間お世話になってきたボランティアさんたちと新年会をした。新年会＋誕生会＋同窓会＋成人祝いである。おめでたてんこもりで、本当に、本当にうれしい午後だった。最長１５年。１０年。９年。６年。と、みんなと一緒に時間を過ごしてきた。出会いや、感動の思い出話をいっぱいして本当にしあわせな時間だった。２０歳に２０本のバラ！と、ものすんごくいい香りの花束をいただいた。バラ、というのは、なぜだかものすごくしあわせにする花だ。見ているのもうれしいし、花びらがとてもきれいで、それだけでエレガントな気持ちになる。２０年の一年ずつに一本ずつバラをもらったようで、なおさら感動した。順調な年にも１本。大変だった年にも１本。一年の中のすごくうれしかったことを形にするとこうしてバラになるのだ。たぶん、初めてバラをもらったのは、お見舞いの花だったと思う。病室にいても、バラをみると元気が出た。バラのパジャマを着ると、元気が出た。バラの花びらのお風呂はもちろん元気がでる。 新しい種類で、まだ名前がない、というバラもあった。どんな名前がつくのだろう。私の２１本目のバラはどんな花だろう？

  2009.01.17

• おめでとう！40周年

  矢本コーラス愛好会40周年おめでとう！すごいねー。成人式を二回できるんだから、ほんとうにすごい。40年の流れを止めなかったことがすごい。細くなったり、太くなったりしたことでしょう。そのあるときに、雨水のようにちらっと合流した母が、支流にそれて、また合流した。雨水のまんまだったら、蒸発して消えるところだった。それが、私のおかげで懐かしい人にたくさん会って、帰ってきた。歌がすき、という川をいつも心にもち続けていたからなのだ。ちょっとジーン、と感動した。なんてったって、超元気になって帰ってきたのだ。最近、けっこう、ヘロヘロだったし、練習や会場も電車で行くのに時間もかかる。行くまでは、日常に沈没しても、歌った日は超元気に復活してくる。そこが、歌える人の一番うらやましいところだ。私は、そこにいなくても、みんなの笑顔や、感動が見えるような気がした。母がずっと歌をうたっているのだ。会場の楽しさが余韻となってそのまま、帯になって引っ張られて来ている。とし子さんにも、宮沢賢治さんにも、ちゃんと聞こえたに違いない。時間も場所も越えて人の魂を混ぜ合わせて、気持ちを揺り動かして感動を作り出すのが、出会い係りの神さまも使命である。今回は、矢本エリアで大成功だったと思う。神様もご苦労さんでしたで、私はやっぱり、どこかに音楽の神様がいると思うのだ。いったいどんな仕事をしているのか。気になる。いつか会いたい。最後に、留守番をした男子組の感想。これなら毎週行ったらいいのにね！

  2008.11.24

• 矢本コーラス40周年記念コンサート

  事務員の母が社会人になったばかりの頃、合唱団にお世話になったことがあるそうだ。その合唱団が、その後も、ずっとずっとずっと続いていて、今年40周年を迎えるそうである。私をボランティアで助けてくれる人たちをわくわく隊という。そのわくわく隊の、つながりのつながりのつながりで、また当時の人々と出あった。１７年ぶりのびっくりである。若い社会人だった母は、おばさんになり、若者だった団の人たちもおじさんおばさんになり、おじさんだった人は今も変わらずおじさんである。私はその後赤ちゃんで生まれて、若者になった。わくわく隊つながりで出会ったその人たちと、私は、もちろん今初めて会っている。のに、なんだか、その前から知り合いの時間がすでに流れていた、ということがとってもうれしい。人の出会いやつながりは、自分が知っていてもいなくても、もう、そこにあった。だから出会うようになっていたのだという気がしてくる。だから、必要な人に、ちゃんと、必要なときに出会うのかもしれない。出会い係りの神様は、すごく大変だ。タイムスケジュールを間違えると、もう会えないことになってしまう。その後の人生の展開がまったく変わってしまう。責任重大である。とはいっても、たった一人で担当するのは激務だろう。どうにかして分担する必要がある。地域ごと？年齢ごと？国ごと？とりあえず、私の出会い係りになった神様が、ちゃんと、仕事をした。おかげで、母はまた矢本のみなさんと歌を歌うことができるのである。感謝するように。今日40周年コンサートです。2時から、矢本コミュニティーセンターで。プログラムは宮沢賢治作詩、鈴木憲夫作曲｢永訣の朝｣、他。病気で死んでしまう妹のことを歌った曲だ。練習している母の横で、私は、亡くなった葵(姉)のことを考えていた。でも、熱やあえぎ(たぶん肺炎？)で苦しむ場面は、ほとんど自分のことなので、私はすっかり主人公のとし子さんになってしまった。とし子さんも宮沢賢治さんも、もう、死んでしまったけど、みんながその気持ちを今、いっしょうけんめい歌うでしょう。聞いててね。   

  2008.11.23

• 蔵王

  卒業祝いにビッグな贈り物が届いた。新曲である！作ってくれたのはわくわく隊専属作曲家放課後の音楽室さんである。そして曲は「蔵王」だ。すごくすごく美しい旋律なのだ。蔵王の初秋と季節の移り変わりを感じる音だ。おまけに合唱になるとまたまたうつくしさがぴか一。初演をはやく聞きたいー。本当はブログでも始めをちらっとみんなに聞いてもらうとか、したいなあ。ほんと、きれいなんだよ。新曲が届くと、うちではそれがはやる。家族のみんながあっちこっちで歌うからだ。自分の詩が曲にのると本当にうれしい。歌ってくれるとなおうれしい。聞いてもらうともっとうれしい。みんなに聞いてもらいたくなる。卒業でたくさんおくりものをもらって、どれもうれしかったけど、新曲蔵王はかなりうれしい。絶対忘れない。放課後の音楽室さんには春・夏・秋を作ってもらった。どんどん進化する。次は「冬」を作るからね。ありがとう！ 

  2007.03.23

• 書家のオーラ

  書家の紫雲先生が流れ星の詩を書いてくれました。本物の芸術はオーラが違う。うれしくて、びっくりして、手が冷たくなった。

  2007.01.23

• ワルツ・フォー・デビィ

  続々と誕生日を祝っていただいている！いちいちじ～んとしている。全部うれしい。いつも誕生日は、よく一年生きのびたなあ、と思う日だったんだ。生まれたときも生きのびた。小さいときはどの一年も歯をくいしばって生きのびた(脳性まひの過敏による緊張。そのまんま！)。最近は嘔吐の気持悪さでやっとやっと一年ずつ生きのびた。去年の誕生日も入院していた。なかなか余裕の時間を過ごせないと誕生日は、祝うというより、一息ついて次の苦労に立ち向かうためにお腹に力を入れる日だったよ。１８歳は福祉の法律も大人になっていろいろなことがかわる節目だ。直接生活の中で「大人」を意識するから、もしかすると普通のみんなより自覚させられる。そんな今年の誕生日に、生まれて初めてジャズのCDをもらった。ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デヴィ」だ。エヴァンスさんが姪のデヴィちゃんに贈った曲だ。贈り主は大人の女性である。ジャズは大人っていう感じだ。詩的なピアノを弾く人だと選んでくれた。音楽の詩だ。１８歳にジャズを選んでもらったというだけで、なんか音楽がちゃんと身体に入ってくる感じがする。大人扱いしてもらったということがうれしいのだ。音楽ひとつの世界でもいろんな分野があって、知らないことばっかりだ。大人になることはいろいろなことを許可される。大人の落ち着きとか、深さとか、信頼とか、自信とか、そんなものがじんわり表わせる大人になりたい。 ジャズのピアノ。なかなかよい。なんか、首の力が抜けていく。温泉効果。

  2007.01.20

• 世界は広い

  色んなお客さんが来て楽しい週末でした。みんなにベストCDを聴いてもらってそこからまた話も盛り上がった。なんかまた来年は何かができそうな予感でわくわくした。放送の朗読が得意の人に、リュートと詩の朗読コンサートのことを教えてもらった。リュートダイダイ大好きだ。思わず耳ダンボ＋イナバウアーだ。いつか脚本を書いて放送劇を録音したいという。面白そう～！リュート聴きたい！朗読ボランティアの人が初めて訪問してくれた。芥川の「くもの糸」を読んでくれた。私が初めてまとまった作品を読んでもらった思い出の文章だ。すごく上手で、糸がきらりと暗闇で光る場面が見えた。うんといい声だ。今度は何を読んでもらおうか。楽しみだ～。マレーシアから帰国した人のスライドを見た。いろんな植物、自然、果物、人々、文化、みんな面白かった。いろんな民族が共存している国だった。マレー料理を作ってもらってみんなおいしがっている。ココナッツご飯と海老いためにココナッツまんじゅうだ。暑い国で食べたらおいしそうだ。海洋生物の写真の中にジンベイザメがいた！ホンモノの近くで撮ったという。すご＝い。カメラマンはさんご礁の調査をしている。良く知っているねと驚かれた。そりゃあ！大阪の最大の思い出だもん。マレーシアの障害児が厳しい環境で生きている様子にうんと悲しくなった。私よりうんと軽い障害でいろいろなことができそうな人がスゴイ麻痺で側湾が進んでいた。かわいそうで泣きそうだったよ。でも、私の車椅子が向こうについて、きっと誰かが今日も乗っている。ちょっと元気が出た。私の作文をマレー語に訳して話してくれたそうだ。種をまいたことになるといいなあ。可能性はあきらめないでほしい。私だって１３歳から書いているのだから。世界のみんながそれぞれの環境で自分の暮らしでがんばっている。進んでいるところもあればそうでないところもある。いいところはできるだけまねして追いつけるといい。だけど、どうせ理想論で実現は無理、と思ったところで道はおしまいだ。すぐ結果が出なくても種まきをやめないことが肝心だ。私も私担当の種をせっせとまこうっと！

  2006.12.18

• やもとレポート

  ついに念願の生演奏だ！いつもＣＤで予習していたから、全部覚えた。いったいどんな風になっているんだろう。気になって前夜はよく眠れなかったよ。そうこうしているうちに案の定、痰がでてぜいぜいしてしまった。風邪と思って、母は焦った。約束しても直前にキャンセルになる恐怖なのだ。みんなに迷惑をかけてしまうからだ。で、普段よりグッスリの眠剤で寝た。薬でややぼーっとしているものの、体調よし。天気よし。おしゃれよし。吸引機も新品。いうことなし。そこへぶちこさん登場。ガイドよし。快適にやもと到着。わくわく隊ナースのミッツとも一年ぶりに会った。ぶちこさんの妹ナースぶちかナースさんとも久しぶりだ。今日の吸引、注入、介護はばっちりだ。母喜ぶ。やもとは松島の近くにある。田んぼがいっぱいあった。どどさんの家には音楽室がある。歌手のぶんぶんさん、バスの団長、ピアノの、ひろリンとかおリン、イラストのぬまどん、もちろんどどさんとゆみママ。後はもうたくさんたくさんの人と会った。みんなに車椅子を抱えてもらって音楽室にあがった。なんと、わたし用のベッド、きれいな飾り、いけばな、着替え用の別室、ポスターなどなど、手作りでいっぱい準備してくれた会場に入ったとたん、うんと感激した。みんなでお昼を食べて(これも手作り)、ちらちら合唱の人が集まって、コンサートの時間だ。わたしの３曲はライブで聞くと音がどれも生き生きしていた。フレッシュである。言葉を考えていたときの自分を思い出してじーんとした。とてもじゃないけど、落ち着いて聞いていられない。(すんません)。やっぱりイナバウアーしてしまった。わたしの曲をこんなにたくさんの人に一度に歌ってもらうのは初めてのことだ。しかもすぐそばでだ。もうすっかり覚えて歌ってくれている人もいる。歌ももちろんだけど、ピアノのひろりんに会えて私はうんとうれしかった。あんなにきれいな曲を作るひとはどんな人かなあ、と思っていたんだ。おいもみたいにコロンとごつごつの手なの、とわたしと握手した。その手は、コロンとやさしかった。なんかね～。そ～っと握手してくれたでしょ。その、そ～っと、が気持の通り道なの。すぐわかっちゃった。わたしの詩の気持とピッタリの曲が生まれるはずだ。初めてあったのに、不思議だね～。その曲を聴いて、一人一人の話を聞くうち、だんだんわかってきた。ここにいる人たちはみんながやさしくてあったかいのだ。ぎゅっと気持がつまっている空間(ぶちこ談)なんだ。初めて会った人たちどうしなのに、いっしょになって泣いたりして、感動して、喜んで、心がほかほかになって、砂糖とバターでとろける味になってお腹に流れていくのである。気持の風船にのっかってふわ～りと浮かんでしまうところだった。音楽の力なのか、人の心なのか、たぶんどっちもなんだろう。こんな気持になると、わたしはほんとうに命が助かってよかったとしみじみ思う。だって、通じる前に死んでしまっていたら、こんな日はないんだ。やっぱりどんな姿でどんなにつらいことがあっても、最後の最後までいっしょうけんめい頑張ろうと思う。いのちはたったひとつ。かんしゃ。ありがとう。

  2006.11.19

• やもとはあったかい

  やもとのコンサートに行ってきました。ベッドに戻ってほっと一息。頭の中に音楽がなっています。やもとはあったかかった。冬なのに。歌のカイロでほっかほか。レポートは明日。お楽しみに~。

  2006.11.18

• 日本の端っこ

  わくわく隊のＮ夫婦がやってきた。北海道に行ってきた写真を見た。北海道は行ってみたいところのひとつなんだ。何しろ母がわたしの育児を決意した場所である。わたしの育児が始まった頃、途方にくれて北海道の釧路湿原を訪れたそうである。そこで湿原に沈むでっかい夕日を見て人間の小ささを知った。そのとき、わたしを育てていくことを決めた由緒ある場所なんだ。もちろんわたしは大泣きして留守番の父を困らせていたらしい。ただおいで、と誘ってくれた友達の一言で母にとっては決断の旅だった。ホントは一日中向き合うわたしの障害から逃げ出したかったのかもしれない。そのまま逃げてしまわなくてめでたしめでたしだよ。改めて釧路さまには感謝している。Ｎ夫婦の赤ちゃんが星になってからもうすぐ１年になる。ふたりともうんと頑張った。そして悲しくて大変な経験をちゃんと受け止めている。強いなあと思う。つらいときは釧路である。釧路の母の友とも友となった。こうしてみんなつながる。北海道の空は真っ青で透明だった。チベットの色にも近い。寒さの色だろうか。湖も青。海も青。日本の端っこ納沙布岬から見る海だ。空気がきりっとする感じを想像した。風の音が聞こえた。この前積乱雲で竜巻がおきた近くだ。そんな嵐は想像できないくらい美しい空だ。苦しい時や一段落したいときに自然にどっぷり入るのはなんとすっきりすることだろう。大きくても小さくてもいいと思う。写真一枚でもう岬の端っこに立っている自分を想像した。端っことかてっぺんとかを自分の目でみるのはそれだけでなんだかすごい。自分にとって一番！という記録を更新することそのものがすごい挑戦だ。いつかホントに行ってみたい。まあ、よっぽど体力つくりをしないとならないけど。あっと、それから釧路湿原の藪蚊はスゴイパワーらしい。刺されて死んだらどうしよう。こっちも対策が必要だ。Ｎ夫婦がうんと元気に見えた。

  2006.11.13

• ハンドベル部

  看護師さんと入浴した。ヘルパーさんがお休みだった分、久しぶりに母と二人だ。いつもはこの時間が外出のチャンスなもんで、母は大抵買い物とか銀行とかに出かける。なので、看護師さんとゆっくり会うのはけっこう久しぶりだ。新しい看護師さんはなんとハンドベルのグループをやっている音楽大好きの人なんだって。そうとなったらつい私の曲を聞かせて宣伝してしまうよ。ＣＤになっている数曲をご披露！ついでにとっておきの音楽祭で私もハンドベルを演奏したことを教えた。ハンドベルの先生がいて、音があれば楽譜にしてくれるというではないの。「手」を演奏したいなあと言ってくれて、これまた感激だ。ひょっとして、いつかわくわくバンドとコラボレーションってなことになるかも！？わくわく隊ハンドベル部だったら弟も参加可能だ。(学習発表会にむけて特訓中だし)せっかくお風呂でまったりしたのに、コーフンしてきてまた緊張してしまった～。あー、音楽って面白い。こっちの話で盛り上がってしまった。

  2006.10.27

• わくわく音楽隊

  東松島市とっておきの音楽祭のＣＤ録音を聞いた。私の作品が３曲も演奏されて、「コーナー」になっていた。さらに「詩人」と紹介されているではないかい。照れる～。パンフレットに自分の詩と名前が印刷されているのを見るのはなんだか背中がシャンとする感じだ。側湾がなおるかもしれない。今回の３曲を作ってくれた人と演奏してくれた人は東松島の人だ。作曲のＡさんは私に会ったことがないけれど、イメージして作ってくれたという。だからとっても美しい曲になった。ふふふ。近いうちにお世話になったみなさんに会いたいと思っている。是非録音でない音を聞けたらうれしい。さて、私に会って曲のイメージどおりか、イメージこわれるか・・・評価される？ちょっとドキドキである。私の曲を数えたら２３曲にもなっていた。ポップスあり、歌曲あり、弾き語りあり、合唱あり、多彩だ。なんか、本当にコンサートの夢に近づいてきた。うれぴ～。わくわく音楽隊でとっておきの音楽祭に出るっていうのもいいよねえ。わくわく隊のゆみちゃんが楽器を始めるらしい。わくわくバンドもはじまるかもお～。わくわく隊の部活はまったり部活だからね。明日できることを今日やるな、である。楽しんで自分を豊かにする部活なんだ。面白くなってきた。 

  2006.10.09

• 合唱曲「流れ星」完成！

  センプローニョさん作曲の合唱曲「流れ星」をいただいた。作者じきじきの楽譜だ。めちゃめちゃすごい曲だ。パソコンの音を聞いて、ものすごく感動した！なんというか、ただ歌うのではなくて、何度も言葉がくりかえされたり、あわさったり、リズムがかわったりして、川の流れのようだ。楽譜はなんと１２ページ、１４５小節もある。短い歌詞なのに私の気持がいっぱい表現されていたんだ。こんな感じなのだ！もう、びっくりして、イナバウアーになった。１１月の定期演奏会に初演されるそうだ。プログラムにプロフィールをのせたいと頼まれた。うわあ！なんだか緊張してきた。プロフィールだよ！何をかけばいいんだろう！担任のぽっぽさんはかわりに「おてんば」と書いてあげると申し出てくれたよ。ありのままに書けばいいってことね。作詞と作曲の作者が話す会話は、なんだか大人の内容ですごくうれしかった。著作権をとって著作権協会？に登録するそうだ。そしたら二人で荒稼ぎしようぜ！という野望がうまれた。うっひっひ！だれか、演奏してくれないかなあ。って、初演もまだなのに、取らぬ狸の皮算用である。昨日から合唱団で練習がはじまるという。たくさんの人が関わるようになってきたな。責任も感じてきた。いい演奏になるにちがいない。早く音を聞いてみたい。おまけの反省文・・・・喜びすぎて、ほんとにほんとに反り返ってしまった。たぶん、そのときチューブがひっかかって、胃ろうごとひっこぬいた。腸ろうまで全部だ。痛いはずなのに、まったく自分でも気がつかなかった。夜間に発見。超おこられた。急きょ救急外来受診となってしまった。しかも、一度帰ったばかりの先生を呼び出してしまった。ほんとーにごめんなさい。すごく反省しています。めでたくチューブは入りました。だけど、バチがあたったのか、風邪をひいてしまいました。教訓「人生ラクありゃ苦もあるさ」 (水戸黄門のメロディーで) 

  2006.09.27

• 東松島市バージョンとっておきの音楽祭

  先週末にとっておきの音楽祭がひらかれた。今度は東松島市だ。なんと、またもや私の詩に曲がついて演奏された。「おいも」は初演だ。どどさんがバリトンで歌ってくれたはずである。うれしいなあ～。ガイドのぶちこさんが私を紹介してくれたそうである。うれしいなあ～。照れるなあ～。お客さんはどんな気持で聞いてくれたかな？東松島は矢本といって海の近くらしい。小さいときに松島水族館に遠足にいった。それよりもっと石巻に近いところだ。ちゃんといったことはないんだ。私も音楽祭に行きたかったけれど、今度のお楽しみにしようと思う。どどさんの合唱団も聞いてみたい。合唱で自分の歌がどんな音になるんだろう？感動まちがいない。今度お願いしてみようかな～。私の曲がだんだん増えてきた。それだけで感動する。うれしいよ～。ホント涙が出るよ。東松島市のみなさん、ありがとう。来年は私も参加できないかなあ、と考えはじめた。一度東松島をたずねて、その詩を作ってみようかなあ。

  2006.09.26

• 合唱曲「流れ星」

  旅の途中にうれしいニュースが飛び込んだ。わたしの詩の合唱曲ができたというのだ！カルテットのセンプローニョさんが作曲してくれた。秋にセンプローニョさん指揮の合唱団で初演らしい。うれしいなあ。驚いたなあ。どんな曲になるのかなあ。わくわくだよ～。合唱曲というのは学校で卒業式のときなんかに聞いた。私の卒業式は病室でやってもらって、みんなが廊下で合唱してくれたっけ。声があわさった響きはすごくきれいだった。心にしみ入る。今度は大人の合唱曲だから、バッハみたいな響きだろうか。それともモーツァルト風か？(プレッシャー！！！？)作曲はどんなふうにするんだろう？声は４つだし、伴奏もあるし。作曲家はすごい才能だ。センプローニョさんは歌もうまいし、頭の中が♪でできているかもしれん！知らせの後に西日本一のコスモタワーにのぼった。すごい眺めの空間に音楽が響き渡るような気がしたよ。もちろん初演は「ええで！」とメールした。 おまけ・ぐっすり寝たら嘔吐も軽い。我ながら回復力がついたと思う。

  2006.09.19

• イラストぬまどん

  な～～んと、私のイラストを作ってもらった！製作者はイラストレーターぬまどんである。ぬまどんにまだ会ったことはないのだけれど、ぶんぶんさんの友達なのである。だから友達の友達はもう友達だ。なので、もうわくわく隊員の資格アリだ。こんなにかわいいか～。ちょっと、かなり、すごく、照れてしまうよね。すご～くうれしいものだ。イラスト入りのTシャツも作ってもらった。まずは今日の授業で着ることにした。ちょっと自慢か？へっへっへっ！ぬまどんはパソコンでイラストを描いてしまったそうだ。やっぱりプロの仕事はすごいと思う。イラストレーターもカメラマンもものをよく見る仕事だ。だた見るだけではなくて、よくよく見て、そのものの真実を見ようとする目があるに違いない。私に会ったことはなくても、きっと私のイメージを感じて絵を描いてくれたにちがいない。だからかわいくできたんだよね！ふっふっふっ。ぬまどんとぶんぶんさんありがとう！

  2006.07.03

• たけぽん

  福島わくわく隊にたけぽんがいる。やっと会えた！ずっと会いたかったんだ！たけぽんは視覚障害がある。マッサージの先生をしている。初めて会った私とたけぽんは視覚障害者どうしだ。なんと初めて視覚障害の人と話をしたんだよ。なんかとっても新鮮だった！たけぽんの声はよく響くいい声だ。歌うとうまそうだ。それにやさしい話し方で、ときどき変なツッコミが入る。髪が多くてうらやましいと言われたよ。たけぽん少ないの？たけぽんは物知りだ。視覚障害のことを聞かないと、そのことがわからないくらい普通に話している。それを聞く私も弱視なので大抵は声で周りを判断する。ぼんやりでも人が動くのは見えるからそこは違うな。でも、話に集中するところは同じだ。食事のとき、こっちにパンがあるよ、とか飲み物は前ね、とかみんなが教えていた。なるほど。たけぽんのすごいところは一度歩くと周りの状況がわかってしまうことだ。すごすぎ！弟がいっしょにお風呂にいくのを楽しみしていた。弟がガイドしてあげるつもりでいたようだけど、たぶん、逆だったにちがいない。父も舌をまいていた！料理もできる。一人暮らしもしていたそうだ。トマトたっぷりのカレーは絶品であっという間に完売だった。う～～ん、私もなめてみればよかったなあ。何でもできると驚くが、それまでどんなに練習を重ねたことだろう。それがまたすごいよ。たけぽんと筆談をした。始めの握手で、もう、何かが伝わる感じだった。うまくいえないけど、手からアンテナが出ている感じだ。細かいところを丁寧に感じようとする動きと力かげんだ。そして、文字を書いてみた。ひらがなは・・・・イマイチか～？カタカナのリクエストに答えた。通じた！！！えーーーっ！初めてなのに！トリハダーーーー！たけぽんはやっぱり心の目で見る人だった。目が見えなくなった人は障害を恐れることはない。目が見える人よりよっぽど人の本質が見えるに違いない。たけぽんのめちゃ明るいところが大好きだ。すっかりたけぽんファンになってしまった私である。

  2006.06.28

• あだたらレポート

  まったり休んで元気回復です。お待たせ～。福島県に安達太良山がある。フォレストパークというものすごくきれいな県立公園があって、キャンプができる。何度か弟だけ出かけるたびに、いいな～～～～！と思ったもんだ。とうとう私も初参加だ！人手も荷物も段取りも夜逃げモードだ。とにかく私が移動して、泊まる、ということは大掛かりなイベントになる。衣装ケース＋医療関係物品＋消耗品＋緊急用グッズ等々。みんなは小さいバッグひとつだっていうのに。一つ一つ確認して用意してくれる親に感謝だ。あだたらまでゆっくり走って４時間。車高の高いリフト車に車高の高い車椅子をベッド状で固定するからこれがよくゆれるんだ～。カーブの度に「ゆれまーす(運転手父)」→さっと三本の手が車椅子をつかむ(母＋二人のボラさん)。連携プレーに感謝だよ。ところで、わくわく隊とは、わくわくすることを企画して実行する仲間のこと。いろんな人がいる。友達の輪は友達ってことで、年々増える。わくわく隊福島支部ではまた新しい出会いがあった。なんといっても２歳までのちびっ子が３人もいっしょだったのが超楽しかった。つまり、わくわく隊のメンバーは結婚したりお母さんになったりすると、家族を巻き込む名人なのだ。ちびっこは私が珍しくてちょこっとよって来て、ちょこちょこっと離れる。また来る。また行く。ちっちゃい足がめちゃかわいい。こんな足なら踏んづけられても全然オッケーだよ。(お母さんが守ってくれたけどね)１５人の宴会は盛り上がった。私もふとんのまんま寝っころがって参加した。バリアフリーのコテージはなかなかいい。テラスから森が見える。でっかい蟻も見える。なにがよかったって、魔法のじゅうたん状態でずりっと色んなところに移動してはみんなといっしょにごろごろしたこと！かわるがわるおしゃべりした。内緒話もした。飲んだり食ったりしなくても、宴会はかなり楽しい！自分で何ひとつできない私だけど、みんなが色んな楽しいことを運んでくれようと工夫し実現してしまう。みんなもそれぞれわくわくしている。そこが好きだ。だから私もすっごく幸せだ。

  2006.06.27

• わくわく隊キャンプ

  本日新しくカテゴリを作りました。わくわく隊キャンプだよ。週末の二日、福島までキャンプに出かけた。家出のような膨大な荷物とともに、仙台組わくわく隊と福島組わくわく隊、合わせて１５人の部隊だ。めちゃめちゃ楽しかった！めちゃめちゃくたびれた。でも、めちゃめちゃ感動して、幸せだ。今日は休養日にするね。書きたいこともいっぱいあるんだけど、とりあえず体力を戻します。わくわくレポートをお楽しみに。ではおやすみ＝＝＝＝。(朝だけど・・・)

  2006.06.26

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