お金で買えない薬
私はいろんなことで体調に影響をうけるが、なんといっても「きもち」に影響をうけてしまうことが多い今日この頃である。気の持ちよう、で、自分を元気にできることも知っていますが、そうそう、思うようにならないのが自分の体なんだ。天気や家族や環境の小さなことが大きく影響して、そのたんびに、は~っと思って、案外流れに身を任せる方向になっていました。抵抗してもしょうがないので、その日の体の様子に任せる。そんな感じで解決することが多くなった。 肺のぜいぜいは、やっぱりよくなっているわけではなかった。でも、ちよこせんせいのカオを見て心の底から「な~んか、大丈夫だ、やっぱり」と不思議なものがおへそのあたりから湧き出るのでした。安心感の種類に入るのだとは思う。けど、もうちょっと具体的で、そのことによって体の中のどっかに、いいものが「実際に出た」というチェンジ感なんだね。 意識と無意識と気持と体のスイッチがどこかで判断して、「不思議ないいものが、あっ、今出た」という感じ。わかるかな?たぶんこれは、お金で買えない薬だ。もちろん買える薬もよく効き目があるのだけれど一番よく効く薬なのだ。よく、こどもが病院にいくとなおっちゃう、というアレに似ているのではないかな。うまく言えているかわかりせんが、そのチェンジ感を自覚したのは初めてのことだ。ゼイゼイは体の感覚として変化していないのだ。でも、今から快方に向かいだした、ということを認識できる。気持の問題とは少し違う。うーん、どういったらいいのかな。病院があって、ただ先生がいるだけではこの感じは生まれないのではないだろうか。その先生と、その病院と、それまでの時間と、人々のつながりと、空気と、全部合わさって生まれる不思議な「質」。 頭の中で何かが判断して私にだけいいものを作り出したのだとしたら、だれでも、自分にとっていい薬を生み出せるってこと?そしたらすごいな。ちょっと怖いか?もうちょっと考えてみます。