映画タイタニックが好きすぎる。何度観ても泣ける。ただ、長いので時間のある時しか観れないのが難点。
「あんたは涙を自由自在に操るね」と、母や姉から皮肉たっぷりに言われて育った私は、26になった今でも、ちょっとした事ですぐに涙が流れます。すぐに感情を高ぶらせる事が出来るのか、ただ単に、涙もろいだけなのか。恐らく、すぐに色んな事やものに感情移入出来てしまうのだと思います。実生活では嘘泣きはしません。私が何を言いたいのかと言うと、私は、先日テレビで放送していた「タイタニック」を観ると、何度でも泣けると言う事です。しかも決まって、毎回泣くのは同じ所です。私がタイタニックを観たのは6・7年前でしょうか…。公開した年に、友人と観に行きました。友人は、その時既に、タイタニックを1回観ていたにも拘わらず、タイタニックを観たがった私の為に、映画館にお付き合い下さいました。京都の映画館で、初めてタイタニックを観たその時、私は泣いたかどうか、あまりよく覚えていません。ともちゃん、あの時私は、泣いていましたか?笑っていましたか?しかし公開後、数年が経過し、2度、3度、4度と、テレビで吹き替えの人が変わる度に、観た者に全く違った印象が与えるタイタニックは、何度観ても新鮮でした。私の記憶では、俳優の妻夫木聡さんがディカプリオさんの声をされた時のタイタニックは、「ハァ~?」といった感じでしたが、やはり泣けました。私のタイタニックの号泣ポイント。1点目、船上で、バイオリンなどを弾く4人のおじさん方が、「じゃ、皆様、お元気で」(台詞は若干違っている。何度も観た割にはよく覚えていません)と言って、ばらばらになるはずだったのに、4人のうちの1人が、名残惜しそうに演奏を続けていたら、別れたはずの3人が振り返り、また4人で演奏を再開する場面です。もう、書いている時点で、涙が流れます。2点目、ボートに乗ったでぶっちょのおばさんが、「あんた方は、自分の旦那があのままみすみす死んじゃっていいと思ってる訳?!」(やはり台詞は若干違っている。何度も観た割には全く覚えていません)と、同じようにボートに乗ったご婦人方に語りかけるシーンです。でぶっちょおばさん、よく言った!!という気持ちにになると共に、涙がぼろぼろと流れます。3点目、救命胴衣をつけるように船内の係員からお願いされた初老の紳士が「私は死ぬ時まで紳士でいるんだーっ!!」(やはり台詞は若干(略)と言い、立派な燕尾服らしきものに身をつつみ、シルクハットを被り、救命胴衣の着用を拒んだシーンで、何かよくわかりませんが、それでこそ英国紳士…!!と感じると共に、涙がだらだらだらだら流れます。4点目…と挙げていくと、本当にきりがないので、このへんでやめます。しかし、不思議な事に、このタイタニックという映画は、皆、涙を流す場面が違うのです。10人観た人がいたら10人、涙を流す場面が違うのです。涙を流さない方もおります。感じ方、受け取り方は人それぞれですね。このように、タイタニックという作品が、私の大好きな映画である事がおわかり頂けたと思いますが、何故か、DVDやビデオを買おうとは思いません。何故ならばタイタニックは、テレビでしょっちゅう放送されるからです。これほどまでに、テレビで多く放送されている映画がかつてあったでしょうか?そろそろ観たいなと思う頃に、何となくいいタイミングでテレビでやっているタイタニック。タイタニックのような恋がしたいと思った事は一度もありませんが、「船が沈む直前」といった、極限状態における人間の行動、発言などが、本当に見事に描かれている映画だなと思いました。観る度に、登場する様々な人に感情移入できるから、何度見ても飽きないのだと思います。ディカプリオ、太っちゃいましたね!【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】タイタニック<2枚組> 【期間限定】 [ レオナルド・ディカプリオ ]