トイレが近い私。
ディズニーランド、ディズニーシー等の類は大好きですが、頻尿の私は、そういった場所に出掛ける際、あらゆる飲み物の摂取を控えなくてはいけません。私は、トイレが人より近いのです。膀胱が他の方より小さいのでしょうか。それはもう、人に指摘されてしまうくらいに。実際に会社でも言われました。「そんなにトイレばっかり行ってどうしたの?まだ出勤して何分も経ってないじゃないの」と。「いやはやお恥ずかしい」と、誤魔化すしかありません。私は、幸い、平日にディズニーランドに遊びに行く事が多いのですが、(といっても北海道に引っ越してきてからは一度も行ってはおりませんが)、平日は、乗り物に(アトラクションと言うらしいですね)乗る際、土日ほど並ぶ事はないようですね。土日は2・3時間待つ事もざらにあるそうですね。しかし、平日だろうが何だろうが、ディズニーランドには、常にお客さま(ゲストと言うらしいですね)がいらっしゃる訳で、目的のアトラクションに乗るまでに、ある程度の待ち時間は要する訳です。その待ち時間が私にとっては戦いです。一旦尿意を催したものならさあ大変、待ち時間を退屈させない為の、アトラクション内部に施された壁画やオブジェ、映像等々を楽しんでいる心のゆとりなどありません。こんなんですから、アトラクションに乗ってからも、キャアキャア悲鳴をあげながら楽しむゆとりなど、これっぽっちもありません。頭の中は、「早くトイレに行きたい! 早くトイレに行きたい! 早くトイレに行きたい!」(ちびまる子ちゃんという漫画の中でも、このような場面があったような気がします)もうそれだけ。しかし、ディズニーランドのアトラクションの出口付近には、必ずと言ってよいほどトイレ(レストルームと言うそうですね)が隣接されておりますね。さまざまなデザインのレストルームが。あれは非常に助かりますね。そして、出すものを思いっ切り出した後は、「よーし!もう1回乗りましょ!」というのがいつものパターンです。2回目・3回目に乗るのは楽しいですね。恐らく1回目は緊張による尿意なのでしょう。今、思い出して、一番悲惨だったのが、中学校の時の、卒業証書授与式でした。田舎の中学校ですので、生徒数はそれほど多くはなかったのですが、ご丁寧に校長先生が、卒業生全員の300名に、卒業証書を、名前を読み上げた上で渡して下さるのです。(まあ親御さんも見にいらっしゃってる訳ですから)。式の長いこと長いこと。ご来賓の方の挨拶に始まり、校歌斉唱に国歌斉唱、在校生の送辞に卒業生の答辞。それから、卒業証書の授与でございます。卒業式の日の朝、私はいつも飲んでいた、牛乳なり、ジュースなり、お茶の類を我慢して、生理でもないのに、生理用ナプキンをあてがい、式に臨んだものです。式最中に尿意を催したら、ちょっと一言先生に、「ちょっと失礼致します」と告げ、中座すればよいだけの話なのですが、なかなかどうして、シーンとした厳かな雰囲気の中、トイレに立つのは思い留まってしまうもので、うーん、ここはやっぱり我慢した方がいいのかしらんと思いながら、切り抜けた卒業式でございました。ナプキンも少しは役に立ちました。因みに私、残尿感はございません。