11:念の集まる住まい (木村藤子さんの御自宅 3 )
一見すると確かに豪華な家のように感じるだろう。けれども、相談しに訪れた時、生活感を感じるような閉鎖的な家で何時間も待つとしたら、どのように思うだろうか?待合室に入ったとき感じたのだが、相談者の中には大変な人もいた。そのため、廊下に置かれた椅子の端に座ったり、混んだ時は観葉植物の側で待っていた。 一人一人の念は小さくても、気持ちの良くない念が集まると強くなる。いくら力を持っていても、中には寄生するように入り込んでいるモノを背負う人が集まった場合、その暗い念を取り除き続けるのは骨の折れる命がけの仕事である。その場合、空間の悪いエネルギー密度を減らすために吹き抜けにしたり、観葉植物を日当たりの良い場所に沢山置くのは当然の対処法だと思う。気がついている人がいるかはどうかは知らないが、居住スペースと相談用のスペースは明らかに違い、上手い事エネルギーを流したり遮断したりしているようである。(ただ、それにも限界があるようだが・・・) 悪いエネルギー、良いエネルギー、いずれもその人の心次第で増減するものである。出来る限り悪いエネルギーを抑えるために、来客のある所を気持ちよく作る、これはわかる者の配慮ではないだろうか?と思った。 人により意見は分かれると思うが、家の半分以上が相談者用スペースであることを考えると一般の家より少し大きい位ではなかろうか?と思う。青森県の外れなので地価も都市部よりも安く、もともと持ち家があったところに建てたなら、その分家造りにお金をかけるのが一般的な人の考え方なのではないだろうか? 念やエネルギーのようなものを意識した家で、相談者と家の人に配慮した造りにしているようである。(だからお金持ちの家のように見えてしまう。)