ジムカーナの記憶 その2 教訓編
前回、ジムカーナについて書いていたら様々、記憶が掘り起こされてしまったようです、メモ程度に ちょっとここに残しておきますねa イメージと記憶のトレースジムカーナは、当時に会場入りすると その日に走るべきコースが発表される競技です。それを各々が記憶し だいたい30分ぐらいの完熟歩行の時間で実際のコースを歩くことで、脳にイメージを定着させます。その後 2トライチャレンジし、良好なタイムが採用されるわけですが、(ミスコースは失格となります)ここで気が付くのは、僕ぐらいのレベルですと1本目より2本目の方が明らかにタイムは良いのですが、つまり 1本目は様子見で、2本目で勝負と考えてしまうのですが、トップドライバー達は1本面と2本目のタイムの差がほとんどないのです、要は、脳内にイメージしたものを、すぐに走りとして再現し良いタイムを残すことができるのです(ある トップドライバーは、イメージトレーニングでの自己タイム計測と 実際の走りのタイムがほぼ一致するようです)競技のみではなく、何でも、そういうものかもしれませんが意外と、音楽にも通じるところもあるかもしれませんね、b 集中とリラックスについてこれを、「こういうものです!」と断定してしまうのは極めて危険なことなので、あくまで経験測としての話になります、これは、そもそもモータースポーツというスピード競技が脳内に何かしらの快楽刺激を与えてしまう要素があるのかもしれませんが、競技中に 「よし、暑く行こうぜ!」とか「ガンガン 攻めるぜ!」みたいにヒートアップしているときは、ゴール後タイムを見るとだいたいよろしくないようです・・(もちろん アグレッシブな姿勢そのものは大事ですが、 そもそも 消極的なドライバーはなかなかいないと思います・・)逆に、本当に冷静というか、よい状態の時は頭がクリアで、自分が進むべきラインがはっきりとイメージできているし、路面のシミまではっきり認識できています。アタックしているのではなく、気負いなく自然に乗れているときこういう時は、だいたい 良いタイムが出ているようです(でも 残念ながら、そういう状態はなかなか巡り合わないようです・・)コンディションという言葉で、一括りにしてしまうにはあまりにディティールが多すぎるのですが、様々な条件が一致すると稀に、そういう状態になるようです。これは、競技のみならず普段の演奏にも重なる部分がありますよね?c 本当に速い人は動作がゆったりしている!?その昔、全日本ドライバーの練習で、同乗走行させて頂いた時に感じたことなのですが、実際の走りはメチャメチャ速いし、外の風景が一変するほどの速度感なのですが、その 運転動作は実にゆったりしていて、普通にドライブしている様子と錯覚してしまいます、その全く無駄のない余裕の動作と、実際の車から伝わる音、振動、速度感、その全てがミスマッチしているかのような強烈な違和感を感じたことを、今もはっきり記憶しています。次元が違うと言ってしまえば、それまでですが明らかに 当時の僕が持っている認識力とは大幅に異なるようでした、これも、様々な競技のみならず、演奏にも通じる原理的な部分かもしれませんねたくさんの教訓、まだまだ生かしていきたいものです!