なぜのその地に向かうのか アラスカ編その2
先日、少しだけ書いたアラスカ編のオマケです。極めて、実際的な話として冬のアラスカの話になると「オーロラ」の話は避けては通れません、こればかりは、天候に左右されるので自分の意志ではどうしようもないのですが、僕は、北極圏最北端「バロー」という町で一日だけ出逢うことが出来ました。遠い過去の話とはいえ、この瞬間は今もはっきりと記憶していますグリーンのラインが夜空に出てきて、やがてカーテンのように光が揺れ始めました外は、恐ろしく静かなのに天から音楽が降臨してくるような時だったと記憶しています。全ての思考は止まり、ただ 凍てつく雪原の上で佇んでいる時間とでも言えばいいのでしょうか?でも外は、恐らくマイナス40度、いくらオーロラが神秘的であっても僕の場合は、1時間が限界でしたちなみに、僕が来る前の日には「真っ赤なオーロラが出ていたぞ!それは実に恐ろしい空だった・・・」と現地の方のコメントでした。(見てみたかったですが こればかりはしょうがない!)また 行きたいですか?と聞かれると、もちろん行きたいとは思いますが季節は夏、白夜を経験したいものですね!冬は太陽もほとんど昇らず、外は寒くて誰も歩いていませんし、おまけに 北極海は全て凍りつき「シロクマ注意」の看板が、リアルな意味で語りかけてくるわけですから・・・