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[相撲] カテゴリの記事

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鶴竜解説

横綱を引退した鶴竜が解説していた。深みがあってよく響く声による分かり易い解説だった。簡潔な言葉に頭の良さが窺えた。それどころか、「勝機を見出す」とか普通に使っていた。「モンゴルの諺では」と言うのが変に感じるほど日本人だった。多くの付け人から慕われているのは聞いていたが、彼らが昇進すると着物も贈っていた。ともあれ、稀勢の里やサッカーの中村憲剛などもそうだが、現役を引くのは寂しいが、解説者としての彼らに接することが出来るのも良いものだ。放送終了間際、「ちゃんと解説出来てたんでしょうか？」とアナウンサーに問いかけていたのも印象的だった。優秀な人ほど謙虚であることの典型だった。

2021/05/19

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無観客試合

春場所が無観客と知り一気に観る気がなくなった。声援や歓声がないと盛り上がらないし、横断幕がないことや、座布団が飛ばないことすら寂しい。今まで、いかなる組織にも、一体感は勿論、帰属意識すら持ったことはなかった。しかし、相撲ファンにはある程度の親しみを持っていたことが分った。無観客試合の思わぬ効用だった。

2020/03/08

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安美錦相撲解説

引退した安美錦が相撲解説をしていた。三瓶さんと舞の海さんに挟まれて絶好のシチュエーションだった。案の定、現役中の当意即妙のインタビュー集が流れた。きっと、頭の良い人なのだろう。しかし、久しぶりのインタビュールームでは周囲が驚くほど泣いていた。きっと、真面目な人なのだろう。解説でも、ほぼほぼ、真面目だった。それはそうだろう。自分が勝ち自分が主役のインタビュールームとでは状況が違う。きっと、サーヴィス精神旺盛の人なのだろう。だが、これから何度も解説者として登場すればもっとこなれて冗談のひとつやふたつも出るだろう。

2019/10/02

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嘉風引退

嘉風のバタバタした相撲はあまり好きではなかった。しかし、常に全力の姿勢は好きだった。だが、足首の状態が悪く３７歳で引退した。引退時に「悔いはない」と言い切る力士が多いが彼は、「悔いしかない」と言った。何故か、それが逆に清々しかった。男らしくすら感じた。「悔い」というのは負の感情である。それすら隠さない所かもしれない。

2019/10/01

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栃ノ心、２６回目にして白鵬に完勝

栃ノ心が２６回目の挑戦で遂に白鵬に勝った。左上手をがっちり取られてからの寄り切りだから完勝だ。花道から鬼の形相だったので空回りを心配したが杞憂だった。再三のダメ押し、ひじ打ちのようなかちあげ等、対戦相手への敬意が感じられない心の欠ける横綱からの勝利だから一際嬉しい。これで、大関昇進は間違いないだろう。ここまで来れば、もっと技を磨いて横綱になって欲しい。

2018/05/24

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阿炎金星

阿炎が白鵬を引かせた。差しに来た白鵬への諸手突きが利いた。前日も鶴竜に善戦していた。阿炎は以前鶴竜の付け人をしていた。それが、相撲を続ける切っ掛けになった。元々、とんとん拍子で十両まで上がり天狗になった頃、スランプに陥り、解体業への転職を考えていた。しかし、偶々、ケガをした鶴竜の付け人の代役になった。そこで、黙々と稽古し、勝っておごらず、負けても腐らない横綱の姿を見た。そして、「偉いのに威張らないし、温かい。こういう人になりたい」と思った。もし、白鵬の付け人になっていたら解体業者になっていたかもしれない。

2018/05/19

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式守伊之助失脚

私が嫌いだった四十代式守伊之助が十代の若手行司へのセクハラというなんともトホホな理由で辞めた。元々、前の三十六代木村庄之助さんと違い全く威厳がなかったし差し違えも多かった。内の家ではハラハラ行司と呼んでいた。木村庄之助さんは毎日筋トレを欠かさず蹲踞の姿勢も美しかった。結びの触れにも迫力があり自然に拍手が起こるほどだった。あまりにも情けない理由で唖然とするが辞めてくれてホントに良かった。

2018/01/15

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相撲界激震

日馬富士の暴力事件を受けて一応の沙汰が出たようだ。八角理事長、残り任期三か月報酬返上。白鵬、一か月全額不支給、二か月半額。鶴竜、一か月全額不支給。伊勢ケ浜親方、降格。貴乃花親方、処分保留。思ったより厳しい処分だ。しかし、せっかく人気が戻った相撲界で起こった不祥事だから仕方ないのかもしれない。元々、八角理事長は仕切れてなかったのだ。後は事をここまで大きくした貴乃花親方の処分と、後任の理事長だ。尾車さんなら良いのだが。

2017/12/22

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白鵬醜態

白鵬が押しも押されもしない大横綱であることは間違いない。しかし、これまでも横綱らしからぬ「猫だまし」「肘打ちのようなかちあげ」そして「再三のダメ押し」等、横綱に求められる、心技体の心を疑われる行動がよくあった。だが、今回の醜態は決定的だった。まず、自分から張り差しに行っていた。嘉風が力を抜いたので「待った」と思ったようだがそれは、いつもぶつかって負けていた嘉風の作戦だった。実際、嘉風は行司の「残った」を聞き、その後、すぐ攻めている。誰がどうみても立ち合い成立である。それを１分近く土俵に上がらず「物言い」の手を挙げ続け嘉風が勝ち名乗りを受けている時も不満気に立っていた。それでなくとも、日馬富士による暴行と貴ノ岩と貴乃花親方の不自然な対応に揺れる九州場所に決定的打撃を与えた。稀勢の里が大関の頃沸いた日本人横綱フィーバーは白鵬が気の毒に思えたが、愚かにも、自らがモンゴル人力士の名誉に泥を塗った。

2017/11/24

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１番悪いのは貴乃花親方？

勿論、説教の為だろうがビール瓶ではなくリモコンであろうが暴力を振るった日馬富士は悪い。しかし、白鵬の証言によると次の日に二人は仲直りの握手をしていたそうだ。その後、貴ノ岩は巡業に出ていたし、医者の診断も本場所までに治るとしていたらしい。それを、本場所を休ませ、しかも、八角理事長に報告もしていなかった貴乃花親方はどう考えてもおかしい。本人が詳細を語らず弁護士を立てるのもやましい所があるからではないか。単に、日馬富士を引きずり下ろそうとしたと取られても仕方ない。もしそうなら、九州場所、ひいては、相撲協会に泥を塗った罪は重い。これは、貴乃花親方自身の立場も怪しくなって来た。

2017/11/21

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日馬富士暴行

私が１番好きだった横綱日馬富士が暴行事件を起こした。おそらく、これで横綱を辞めなければならなくなるだろう。申し訳ないが貴ノ岩ごときで相撲人生を棒に振った形だ。説教中にスマホをいじった貴ノ岩も無礼だが、それくらいでビール瓶で頭をかち割ってはいけない。だが、貴ノ岩も相手が白鵬なら同じことをしていただろうか。多分、あまり強くない横綱なのでナメていたのだ。そして、おそらく、日馬富士自身も自分の不安定さを恥じていたのではないだろうか。「弱い犬ほどよく吠える」というが、日馬富士も一杯一杯だったのだろう。それにしても、これからの人生はまだまだある。物凄く高い月謝ではあるが、今後の人生の教訓にしてほしい。

2017/11/18

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日馬富士の優勝

１番好きな横綱日馬富士が優勝した。軽量なのでポロポロ負けるからうちではハラハラ横綱と呼んでいる。今場所は休場者が多い絶好のチャンスだったのに変な「待った」から崩れ早々に４敗してしまい圏外だった。琴奨菊と阿武咲が結構やるかと思ったが二人共失速してしまい豪栄道の独走態勢になった。なのにメンタルが弱いのか悪い癖のはたきが出だし黒星が並んだ。そして、まさかの本割、優勝決定戦と逆転負けを喫した。豪栄道は大阪出身なので応援はしているが結局地位に相応しい結果になった。日馬富士がたどたどしい日本語でインタビューに答えている姿を見ていると涙が溢れた。同じモンゴル人横綱でも白鵬より誠実さを感じる人柄が好きだ。

2017/09/26

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隠岐の海場所？

心配していたがきっちり日馬富士が隠岐の海に負けた。ひょっとして今場所は隠岐の海の場所か？尾車さんが「稽古は裏切らないですねぇ」と仰ってたが今回は場所前よく稽古していたようだ。あの稽古嫌いの隠岐の海が一体どうしたのだ？まさか白鵬休場で優勝のチャンスだと思ったのか？いずれにせよ彼も好きなので大変結構なことではある。

2016/09/14

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九月場所興味崩壊

プレッシャーに弱い稀勢の里が早速隠岐の海に負けた。廻しも取らず焦って土俵際で体を預けた末の情けない負けだった。大体、隠岐の海は稽古不足なだけで本来大関くらいにはなってないといけない実力者である。初日から何をそんなに勝ちを急いだのか。さすがメンタルの極めて弱い稀勢の里本領発揮である。別に北の富士さんほど日本人横綱に拘ってなかったが白鵬が休場している場所で面白なさすぎる。自称稀勢の里応援会事務局長の藤井アナウンサーも凄く落胆していた。会長、副会長の北の富士さん、舞の海さんは言うに及ばない。おまけに鶴竜、照ノ富士にも土が付いた。一体、今場所何を楽しみに相撲を観れば良いのか。せいぜい、日馬富士の優勝が何日目で決まるのか。あるいは、琴奨菊、豪栄道が角番脱出出来るのかくらいだろうか。いやいや。遠藤や佐田の海等若手の成長振りを楽しみにしよう。

2016/09/12

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相撲番付

遂に相撲番付が発表されたので各力士の星を比較してみた。負けより勝ちの方が多いのはなんと大関からだった。それもせいぜい２割くらいだった。当然ながら前頭の下の方は負けの方が多い。横綱でも日馬富士は半分くらい負けている。それに比べると白鵬は４分の１だった。今場所、白鵬が休場なので稀勢の里に優勝のチャンスがあるが勝率だけなら日馬富士に敵わない。後は合い口と体調の問題だろう。メンタルだけなら日馬富士の敵ではない。

2016/09/11

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大相撲　名古屋場所　千秋楽

今日は私が大好きなアナウンサー藤井さんと正面が北の富士さん向こう正面が舞の海さんという黄金トリオだった。北の富士さんが「自分は稀勢の里応援会会長だ」と言うと舞の海さんが副会長にしてくれと言い、すかさず藤井さんが「では、私は事務局長で」と絡む辺り、さすがのトリオだった。そして北の富士さんが、この所、立ち合い不成立で相撲が興醒めになっていることに言及したので溜飲が下がった。それに対し藤井さんが呼吸が合えば手を付いていなくても良いのではないかと私見を述べたのもさすがエグゼクティブ・アナウンサーだと思った。相撲自体は千秋楽まで勝ち越しがもつれこんだ照ノ富士が勝って良かった。これより三役で貰った矢はさぞかし嬉しかったことだろう。優勝は逃したものの豪栄道に勝った稀勢の里の相撲も良かった。そしてなにより、横綱では１番好きな日馬富士が優勝したのが嬉しかった。白鵬は右足親指の怪我が尾を引いているのか最後脆かった。来場所角番の琴奨菊と豪栄道が心配ではあるが上り調子の正代や御嶽海の活躍が楽しみでもある。

2016/07/24

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琴奨菊の美学

琴奨菊が相手の立ち合いの変化で負けるのを何度観たことか。本人は「やるやつはしゃあない。やらせておけ」と言っているらしい。だが、ヴィデオを見ると全然相手を見ていない。あれでは、物凄い圧力で突進して来る相手をついかわしたくなるのではあるまいか。ましてや、負けの込んでいる相手なら仕方ない気もする。好い加減学習して欲しい。人間、考え方が最重要である。

2016/05/13

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グレた白鵬

この所、親方や審判部から再三注意を受けているにも関わらず白鵬のダメ押しが続いている。白鵬は相撲界に不祥事が続き客入りが減った時にも一人横綱で支えた上、数々の記録を塗り替えて来た。間違いなく大横綱である。だが、先場所、琴奨菊が優勝した時、久し振りの日本人力士の優勝に日本中が沸いた。これではまるでモンゴル人横綱ではいけないのかと取られても仕方ない。また、舞の海を筆頭に白鵬の力の衰えが口にされることもままある。白鵬はこれらの事が気に食わないのではあるまいか。いずれにせよ、心技体、三拍子揃えるのは至難なのだ。

2016/05/13

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