メロディック・ストラクチャー
最近、待ち合わせの時にたまたま千里のヤマハで見付けたアドリブの教則本「メロディック・ストラクチャー」を読み始めた。いきなり興味深い。まず、メジャー及びマイナー・コードに対してコードに対応するスケールから、メジャーなら、1,2,3,5の音、マイナーなら、1,3,4,5の音を抜き出す。それらを、テトラコードと呼ぶ。例えば、コードがCなら、c,d,e,gでCmならc,e♭,f,gだ。それらは、それぞれ、メジャー及びマイナーのペンタトニックの構成音だからコードに合うのは当然である。そして、それらの順列を替えて行くと24種類のフレーズが生まれる。弾いてみるとよく聴いたことのあるフレーズが沢山あった。単純な方法だが良く合う音だけなのでフレーズの核にするには持って来いの方法だろう。