英語多読 ‟Nemesis”
アガサ・クリスティーのミスマープルシリーズの「ネメシス」。私が大人向けのペーパーバックを読むことはまれですの。一年前くらいの「そして誰もいなくなった」以来ですね。また、新しい英語の講座で「バートラムホテルにて」を取り上げるようなので本棚にあるかな~って探したらありました、ありました~いつ買ったかわからないくらい前に買いました。ところが、4冊が合本になっていましてね。分厚~いんです。おまけに字も細かい(涙)でも、せっかく本棚から助け出したのだからと「バートラム...」は置いておいて「ネメシス」あ、邦題は「復讐の女神」なんですね。 この本の中に入っていました。★Nemesis / Agatha Christieミスマープルは以前に一度旅先で一緒になったラフィール氏から手紙を受け取ります。新聞に死亡記事が載るお金持ちのラフィール氏。彼が死ぬ前に手紙を書いていたのです。彼女の観察力、推理力を生かしてほしい。後に来た手紙と合わせても、はっきりしたことは書かれておらず、ミスマープルにツアー旅行に参加してほしいと旅のチケットも用意されています。ツアー参加者は彼女を除いて15人。ヒントを探しながら旅に参加するミスマープル。ミスマープルの耳に入ってい来る話はツアー参加者のミステンプルと話しをしたときに出てきたラフィールの息子の話。ラフィールの息子マイケルが殺人犯とされていること、被害者は若い女性。被害者の一人の保護者から招待を受けたマープル。そんな時にミステンプルが山歩き中に落石で大けがをする。事故か?殺意があってのことか?語数 76,600語読みやすさレベルは...う~んYL7くらい?ミスマープルのドラマを見たことがあると思うのですがちっとも覚えていません。どうもドラマ版はストーリーが違えてあるようですし、覚えていてもわからなかったかも。じっくりドラマを見るタイプではない私なのでぇ。この本はアガサ・クリスティーの中で人気があるのでしょうか?なかなか読み応えもあり、マープルの年齢からは想像できない行動力はあっぱれです。好奇心と探求心でしょうか。本の最初のミスマープルより読み進むうちに彼女がいきいきとしているように思えます。