『ライオンと魔女』を観てきました。
〓ナルニア国物語〓 ライオンと魔女“The Lion, the Witch and the Wardrobe ”の映画を観てきました。楽しみにしていたのです。今日はレディースデーだったので、会員だとエグゼクティブシートも1000円でした。3月3日の日記に書きましたように、子供の頃に大好きだった本です。英語で原作を読みたいと思ったきっかけの本でもあります。映画は原作に忠実なところと、そうでないところとありますが、まぁ映画なのでしょうがないですよね。映画は原作にない空襲の場面から始まります。原作が書かれた頃は読者が子どもであっても、時代が戦争中であると書いただけでいろいろなことを(死や危険を)もっとリアルに感じて読んだことでしょう。映画が空襲の場面から始まったときは何が始まったかと驚きましたが、うまい描き方だったと思います。子役たちがすごくよかったです。ルーシーの役の少女の意思の強そうな目がとても印象的。しもぶくれぎみのほっぺもかわいくて子どもらしく、役にぴったり。エドモンド役の男の子も好演。複雑な感情を心に持った少年の感じがとってもぴったり。お兄ちゃんに負けたくない気持ち、お姉さんの母親みたいな態度も気に入らない。複雑な次男坊です。お姉さんのスーザン、あの年頃の少女らしく男の子より現実家、そしてしっかり者だけれど小さい子を思いやるやさしいお姉さん。ピーター役の少年は、かっこよかったわー。長男で、お母さんに「みんなを頼んだわよ」と言われて、どんなに責任を感じていたことでしょう。鎧を着て馬にまたがった姿も凛として美しく。剣をかまえた彼はどんどん成長してゆく。そして、白い魔女。まぁ、なんて美しくて恐ろしい魔女でしょう。この魔女は怖いほど美しくなければね。映画を観た勢いで原書を読み始めてしまいました。↓着物でえいがを見に行きました。ウールのアンサンブルです。もたれても楽なように反巾の帯を貝の口に結んでおきました。