毎日大変生活

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• 死にものぐるいにがんばったんだね。

  Ｍちゃんは、入試の前の夜から熱と吐き気で眠られず、起き上がることも出来なかった。数日前に同じ風邪をひいてしまったお母さんは、「私が移してしまいました・・（涙）」と電話口で泣かれていた。夜明け近く、「もう、入試受けに行けない。。。」と弱く言うＭちゃんに、お姉ちゃんが、「いかへんかったら、０点やで！！」この言葉に、「何もしないで、０点はいやや・・・」吐くだけ吐いたＭちゃんはようやく立ち上がって、学校に向かった。保健室で、ベッドであまりのしんどさに横になったりしながらも、テストを受けた。その日の夜には体調がマシになっていた。お母さんは、『なんて事をしてしまったのだろう・・・』と自責の念でいっぱいだった。私は、「とにかくがんばって学校に行って、入試を受けただけでも褒めてあげてください。」そして、「体調が悪くても、テスト用紙に字さえ書ければ大丈夫だと信じたい！」と結んだ。「体調が悪くて、見直す時間はなかったけど英語は簡単だった。」本人から聞いていたので、英語で稼げるんじゃないか。。と祈った。そして、今日は合格発表の日。午後、チャイムがなった！見るとＭちゃんとお母さん。「せんせ！合格しました！！！」私は思わずＭちゃんに抱きついた！「よかったな！よかったな！」「センセ、涙が出るわ。。」Ｍちゃんは私の胸の中で涙ぐんだ。２人で泣いた。よかったね。ほんとうに、がんばったね。行きたい学校に受かって本当によかったね。今から、いっぱい、いっぱい、いろんなことがあるよ。一つひとつ、人生の１ページに加えて行こうね。図形が不安で涙ぐんでいたね。数学も来なさい！なんて強引に言った私。お母さんは、「英語はおかげさまでいつも上位でいてくれて心配しなかったのは、先生のおかげです。」「それに、数学も誘っていただいて、本当にありがとうございます。」と深々と頭を下げられた。体調が思わしくなく途中で帰宅するＭちゃんの肩にそっと手をまわして心配そうに覗き込んでおられたお父さんの後姿。思い出した。そうやって、家族みんなで乗り越えてきたんですね。いい家族を持ったＭちゃん、よかったね。ほんとうに、がんばったね。高校生になっても、がんばろうね。

  2007.02.17

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• 入試結果

  今年の中３は長文はとりわけ強い。１、入試の英語、とても簡単だったらしい。　　３０分も時間が余って、　　ケアレスミスがないかじっくりと確かめられたとの事。　　　ところが、他の生徒の話では、　　長文問題が非常に難しかったとのこと。　　どう返事していいのかわからなかったと、にが笑い。　　本当によかった。　　これからも、どんどん、高校でも、がんばろうね。２、試験の前日から体調が悪くなった。　　家族が風邪をひいていてそれが移ったらしい。　　朝の４時半まで吐いたりしていて、　　がんばって保健室受験をした。　　ベッドに寝たり起きたりしながら受けたという。　　英語は、簡単だったので良かった。との感想。　　そういう感想がもれてよかった。　　　　合格している事を祈る。。　　がんばったんだもんね。今まで。　　

  2007.02.16

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• 難しい問題

  中３に、偏差値７０近くの高校の入試問題をやってもらっている。「難しすぎるから、違うのにする？」と聞いたら、「いえ、高地トレーニングみたいだから、このままでいいです！」と言ってくれた。どんな問題でもくじけずに最後までやる姿勢。本当の学力とはこういう姿勢から育つものだと思う。

  2007.01.25

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• 媚を売る

  受験生が、「内申点が足りない」と言ってきた。同じ点数で、宿題も期日までにちゃんと出しているのに、友達は４で自分は３だった。塾では、「媚を売れ」と言われたけど、自分にはできません。そんな話だった。内申点でどれだけの中学生が胸を痛めていることだろう。私は、「中学生から媚を売らなくていいよ」と言った。私自身、媚を売るなんて事は大嫌いだ。それよりも、わからないところがあれば、先生に聞きに行きなさい。伸び悩んでいるんだったら、学校の先生に相談しなさい。と言った。実際、中学校では、先生との勉強の相談日がある。それに行くことを勧めた。すると、「塾で忙しくて行けない」と言う。私は、「じゃ、塾を休んで行ったらいいやん。」と言った。またまた、「『塾を一日休むと勉強に遅れるぞ。』って塾の先生が言って、成績が悪かったら、紙を丸めたもので叩かれます」と言う。塾より、学校の方が大切なんちゃう？うちやったら、学校に相談に行く事を勧めるけどね。媚を売るよりも、そちらの方が大切やろ。。

  2006.07.26

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• 公立高校合格発表日

  朝から、生徒からの電話を待っていた。そわそわしている私に、うちの子たちは、「お母さんにとって、大切な日なんやな。」と言う。ドアホンがなった。窓越しに生徒の顔が見える。真剣な顔。あかんかったのかな。。でも、ドアをあけたとたん、「センセ、合格しました！」と深々と頭を下げた。私は思わず、握手してハグをした。照れ笑いをしていた。おめでとう。自分でつかんだ合格だね。今から、そうやって、自分でつかんでいく物が一杯あるんだね。お母さんにお祝いの電話をした。子どものがんばりと、家庭の支えに感謝した。おかげさまで、と、お母さんも私も言いあっていた変な電話だった♪家庭の協力があってこそ、私も、嬉しい知らせが聞ける。残念ながら、不合格の子もいた。お母さんは泣かれていた。「公立を受けさせて良かったのでしょうか。」と尋ねられた。子どもが自分で決めて、自分で受けた学校。中３の夏からだったけど、一生懸命に勉強した日々。その日々は決してムダにならない。親が思うより、自分の実力は子どもの方がよく知っている。滑り止めの私立は、親が希望していた学校じゃない。それも、生徒が自分で決めた学校。親は心配でたまらない様子だった。大丈夫ですよ。でも、その学校で悩んだり、挫折しても、「やっぱり、親が決めた学校に行ってないから」と言わないようにとお願いした。「でも・・・」と言われるお母さんに、「もし、親の言うまま、望みもしない学校に行ってたら、最初から、学校に行くこと自体をやめるかも知れないということを胸に刻んでおいて欲しい。」と言った。お母さんは子供の明日が心配でたまらない様子。選択したのが間違っていないか、そればかりを心配されていた。お子さんはしっかり育ってますよ。大丈夫です。将来困ったことが起こったとしても、自分が選んだ道だからこそ、人はそこから学んでいく。子どもは親が思っているよりももっともっとしっかりしている。それを伝えるのも私の大切な仕事。私自身の子どももそうやって親から巣立っていった。健やかに巣立っていった子どもの後姿を見るのも親の大切な仕事。そうやって、毎年、人生の大切な日をシェアーしている。でも、不思議な事に、高校受験とか、これだけ一生懸命なのに、何年か経つと、このどたばたを忘れてしまうのが常。人は未来に生きる物なんだなと思う。そして、十分に生きた時から、過去に生きるようになる。大切な過去をいい思い出に、納得できる思い出にしたいと思う。新しい明日に、おめでとう！～～～～腱鞘炎で日記が思うように書けないのを残念に思います。今まで、なんともなかったキーボードがとても手にひびきます。人間って弱ると、元気な時には気にならない些細なこともすごく気になるものだとつくづく思うこの頃です。今週末からニュージーランドに行ってきます。キーボードから離れた生活をします。治るといいな。

  2006.03.20

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• 生徒の笑顔

  入試まであと１週間。入試問題の答え合わせをしながら、ふと、私の方に顔を向けて、「先生、ここ、書けるようになった」とニッコリ笑ってくれた。最高にうれしい言葉だった。出来るようになった事を、やっと自分でも認めてくれた・・・最高の笑顔をありがとう。いつも、いつも、完璧を求めて、自己嫌悪していた子が、自分の出来る事、出来た事を認めてくれるようになった。今からが伸びる時だね。がんばろうね(^_^)vそれと、英検、合格したよ！！（●＾o＾●）ってメールが来た。彼女も英語がキライだった子。英語を教えていて、英語が好きになってくれる。そのために、私は、毎日がんばっている。

  2006.03.07

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• 受験に自信をつける。

  本番で弱い子がいる。「うちの子は本番に弱いんです。」という親のお子さんはもちろん本番に弱い。うちにも、本番に実力を出せない子がいた。親からは期待されている。期待を裏切るわけにはいかない。本番は緊張のあまり、頭が真っ白になるらしい。どうして、本番に強くなっていったか。まずは、テストに強い子だ。と言い続けた。いい点を取った時に、すかさず、今のテストをしている時、気持ちよかったでしょ。と言った。いい点を取れる時は、リラックスして、覚えた事柄がスラスラと出てくる時。その時の気分を、その時に確認していくと、出来る時を自覚できるようになる。毎年、いろんな方法を試しながら、その子、その子が自分なりの自信を持って、受験本番に挑めますように・・・・公立高校受験まで、１０日を切った。笑顔を見たい！！

  2006.03.06

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• せんせ、お願いします！

  泣いた子が気になって、気になって、電話した。本人が出た。「せんせが、きついこと言ったので、気になってね・・　ごめんね。」「あ。全然大丈夫です！！それより、日曜日の特別レッスンよろしくお願いします！」声が今までで、一番明るかった。よかった。。。。後、数回、全力でがんばろう。

  2006.03.03

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• 泣いたらいい。そう言った私。

  今日、私は、怒った。叱ったんじゃなくて、怒った。情けなくて、怒った。生徒にも、そう言った。生徒の目から、涙がほほを伝っているのを見ながら、泣くくらいがんばりなさい。泣きながら、がんばりなさい。と言った。入試まで、１０日あまり。過去問をしていた。記号で答えるところが６個も空白。ありえんやん。一つ３点やで。４分の一の確立やで。ほんま！！空白ってなんや。書かないってなんや？「わかりませんでした。」と答えが返って来た。わからへん？記号やで。書いたらいいんやで。今は点を取ることが目的なんや。勝負やからな！うつむいている顔を見て、「顔を上げて、私の目を見なさい！」と言った。とても、反抗的な目だった。（ちょっと、たじろいだ。。）でも、『反抗してもいい。』と思った。『悔しかったらやったらいい』と思った。私、本気やもん！本気で教えてきた。中３の５ヶ月で、２０点しか取られへんかったんが、５０点以上取れるようになったんやで！！諦めるの早すぎるわ。すがってでも、点欲しい時ちゃうん？今までがんばったのはなんやねん！！記号書くくらいなんちゅうことないやん。受かりたくないん？「いえ、受かりたいです。」私は、この生徒が最近勉強していないのを知っていた。勉強してないって、すぐわかる。なのに、しているって口ばっかりや。解答見たらわかるわ。なんも勉強してないやん。お母さんには通じても、私には通じへん。頭が動いてない。働いてない。な、泣きながらがんばったらどうや？最後までがんばったらどうや？がんばらなあかん時は、がんばるねん。な、いっしょに、がんばろうな。そう言いながら、私も泣いていた。そんで、桜の咲くときに、笑おうな。高校生になった♪って、笑おうな。一生懸命がんばって落ちてもいいやん。入試が終わってから悔し涙なんか流さんとこな。泣くんやったら、今や。へこたれそうな時に涙が出てもいいんや。泣いたらいい。泣きながら、がんばるんや。娘に、生徒を泣かしてしまったことを言うと、「お母さん、初めてちゃうん？」といわれた。そうやね。初めてやね・・・・・入試前に、記号の所を空白で平気なのも初めてや。。。入試までに、臨時で４回授業を入れた。がんばります。と言ってくれた。今日の話は、親には言わないでおこう。これは、二人の約束やから。

  2006.03.02

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• １人で勉強できる子どもに。

  お母さんの中には、「うちの子は、私が勉強させないとしないんです。」といわれるお母さんがいる。子どもを見ると、まさに、お母さんの育てたように、言われないと勉強しない子に育っている。親は、自分で勉強できるように。。と育てたつもりでも、全く逆になっている。１人で勉強が出来る子どもに育てているお母さんはお母さんでいることが出来る。でも、一人で勉強できない子に育てているお母さんは、家で、先生役をしなければならない。子どもに取れば、周りが皆先生ばかりという状態になる。そういうのは、ほんま、子どもにとってきつい状態だし、親にとってもきつい。その悪循環を、やめたいね。

  2006.02.27

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• 褒めること

  中３、過去問をした。リスニング、全問正解だったのに、私は、他のケアレスミスの方に注意が行き、リスニングを褒めるのが後回しになってしまった。反省・・・・リスニングは合って当たり前と思っていた自分がいた。受験前で、ケアレスで２０点近く損をしている方ばかりに目が行ってしまった。でも、、２０点もケアレス、どないかして欲しい。。中２、中１は、期末考査。高校生も期末に入ってくる。褒めること。その余裕を持てる自分になろう。英検の面接もがんばろう。

  2006.02.20

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• 推薦試験合格発表

  今日は推薦の合格発表の日。携帯を手に、ずっと待つ。来た！携帯に生徒の名前。「あ、先生。。。」うん。。。。あかんかったのかなぁ。。「受かりました。」体の力が抜けると同時に、じわ～っとくる。その学校に行きたかったら、ダメもとで、「推薦してください！！」って、先生に言いにいくんやで。「頭下げてでも、お願いするんや。」生徒のお母さんにも、学校に話しにいくように勧めた。推薦もらえた時はうれしかったね。でも、試験の前日、顔色がさえない。「先生。。。面接、自信ない。。。」言ってもらったら、全然自分の言葉じゃない。覚えている文を目をちょっと上に向けて、一生懸命に言っている状態。これじゃ、明日、どうする？？じゃ、ね。まず、頭の中に映像を思い浮かべよう。★この高校がいいなぁ。。。って思ったときの自分。★この高校に行って、勉強している自分。★そして、自分の夢。　叶っても叶わなくても、自分の夢を思い浮かべるんや。★そして、その中から、キーになる言葉を選んだ。１２時まで、頭の中の映像と言葉を共にする練習をした。「先生！自分の言葉で面接が出来ました！」幼い少年の顔から、精悍さが出ていた。男の子は、顔が変わるのがよくわかる。合格オメデトウ！！自分でがんばって勝ち取る。失敗をする。そんな経験をして、少年は青年になっていく。よかったね。オメデトウ！！高校生になるんだね。それと、なかなか連絡が来ない子がいる。。。。数時間して、お母さんからメールが来た。返事を書いた。「よくがんばったね、って誉めてやってください。」「お母さんが頭を切り替えて、普段と同じ顔、同じ生活をして下さい。」それから、数回お母さんと５回メールでやり取りをした。最後に本人からメールが来た。「また、来週からお願いします。」と。一緒にがんばろうね。勉強し出して、半年だもんね。今からだよ。応援するよ。がんばろう！！

  2006.02.17

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• 私立高校、全員合格

  午前中の会議の時に、次々に入ってくる合格したよメール。それぞれの子がその子らしい文でのメール。私立を本命にしている子。滑り止めの子。みんな、合格した。推薦受験の子も、面接がうまく行ったとメールして来てくれた♪彼らが練習して来た面接で言うことは、学校の先生の文で、自分の心からの文ではなかった。自分の心から、自分が本当にこの学校に入りたいんだという思いで言えるように練習した。他の子が同じような事を言っていた中で、「自分は自分の言葉で言えた！！」と喜んでいた。そうなんだよ。自分の言葉で自分の夢が語れることが一番大切なことなんだよ。その心を大切にしようね。重荷が一つ肩から降りた。今度は、公立目指してがんばろう。

  2006.02.15

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• 複数志願選抜

  高校入試、この地域で複数志願選抜が始まって２年目。教育委員会の狙い通りに、受験競争緩和が現れている。早々と安全な私立に決めたり、公立高校受験も落ちそうな所へは行かない。受験前なのに、のんびりしている。この頃の子は、のんびりしている子が多いのに、さらにのんびりしている。へばりついてでも、しがみついてでも、がんばろう！！って子はどこへ行ったのかなぁ。。。どこかにいるんだろうなぁ。。そういうお母さんならいるんだけど。。子供たちは、早々と諦めているように見える。平等なのか、不平等なのか。。。成績上位者はそれなりに、成績中位者は、安全な私立に。競争のない受験もいいけれど、それなりの競争意識も欲しい。負けん気も欲しい。すぐに傷つくプライドじゃなく、張りぼてのようなプライドじゃなく、踏まれても、踏まれても立ち上がる不屈の精神を持った、最後までがんばる、しなやかでしつこい子が欲しい。高度成長時代と違って、そんな人間はそれほど数多く要らないのかもしれない。子ども達の心がすぐに複数志願選抜制度に添うようになるのがすごいな。急に競争なしやもんね。教育の力はすごいわ。人はいつの日か、負けを知るときが来る。勝ってばかりの人間はめったにいない。子どもたち、それぞれにいつかは来るであろう負けの瞬間。大人たちは、何かに負けたと思った時こそ、人間の真価が問われる事を、心にとめておくべきだろう。

  2006.01.25

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• 受験相談

  受験前の中３。数ヶ月前から、うちにやってきた。I,my, me, mine　から始めて、平均点に届くようになっていた。３学期が始まって、入試問題がでてきた。本人はこんがらかって白紙状態。「こんな自分に、先生はさじを投げるに違いない。」と思い込んで悩んでいるらしい。だいじょうぶだよ。入試問題は、今までの、総合問題だから、ひとつの問題に、進行形も、現在完了も、受身も出てくる。だから、今まで勉強したことから、選んで並べ替える必要がある。これはここの引き出しを開けるとある。あれは、あそこの引き出し。実際の問題を解きながら、様々な組み合わせ方を練習していく。入試問題の解き方も練習する。そうすると、ある日、あぁ！！そうなのか！！とわかる。その感動を一緒に味わいたいな。うむ～ (; _ _ )/でも、本人はどうも嫌らしい。進行形だったら、進行形ばかり出る問題がいいらしい。α~ (ー.ー") ンーーどうするそれ。。そして、わからない問題と飛ばしてすることがどうしても出来ない。２問目にわからなかったら、後は全滅。そうすると、後で、お母さんに怒られる。でも、きちんと最初からしなさい。と言われる。ね、自分で決める時期が来ているんだよ。自分で決めたらいいんだよ。お母さんの顔色ばかり見なくていいよ。お母さんは、あなたの事をいっぱい、いっぱい、愛しているから、大丈夫だよ。自分を信じて、やる事をやってみようよ。今まで、自分でしたことのない事を、いっしょに、やってみようよ。わかる喜びを一緒に分かち合おうよ。

  2006.01.19

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• 子どもたちの行く末・・・

  小学生が殺され、襲われる。塾内で講師が生徒を殺す。日本はどうなっていくんだろう。誰しもが不安を抱えている。子どもに携わっている人たちは、子どもたちのどこかが変わっている事に気が付いていると思う。それは、子どもが変っているのではなく、大人の社会の反映。三者懇談を行った。お母さんたちの悩みは、「子どもは勉強したと言うけど、親から見ると勉強していない。」私は、親が満足する勉強をしていない子が普通なんだとお母さん達に言う。「点数の事で毎日ケンカ」になっているという家族がほとんど。子どもたちに求めるのは、いい点数だけなんだろうか。すべての子に完全を求めることが勉強なのだろうか。子どもを信頼しよう。子ども達は、自分の目標をたて、それに向かって、自分との闘いをしよう。闘うのは、親子ではなく、それぞれ、自分自身。そして、受験を乗り切って行こう。何点を取るかも大切だけど、どう生きるかの方も大切なんだよ。生きる力をつけようね。三者懇談が続いている毎日。そんなことを思う日々。一緒に喜び、一緒に泣こうね。そして、私は、子どもたちの点数を上げてあげる。

  2005.12.13

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• 

  部活と勉強

  今日、中３のお母さんが来られた。部活が、毎日、８：００～１８：００。夏期講習に参加したいけれど、出来ない。α~ (ー.ー") ンーーこれは、なんでも、やりすぎじゃないっすか？去年は、もっと長かった。顧問が変わって、短くなったのは知っている。部活の時間表には、「稽古事を優先するように。」と注意書きが書いてある。でも、途中で抜けられる状態ではない。時間通り練習して、帰宅後、勉強している子はたくさんいる。でも、この夏、この夏が勝負の子は、この夏、集中的に、絶対に！！勉強しなければいけない。部活も大切だろう。でも、勉強もそれと同様に大切！！部活の顧問は、「今年は練習時間が長すぎたから、来年は短くしよう。」と考えることも出来るだろう。でも、今の中３にとって、この夏休みは、一生で、一回しかない。顧問の先生は、子どもたちのかけがえの無い時間を、もっと大切に考えてやって欲しい。親は、どうすればいいのか。「うちの子どもが気が弱いから。。」って問題じゃない。みんなが盛り上がっている時に、「帰ります。」って、大人だって言いにくい。大人に出来ない事を子どもに要求するのは、無理。ここは、親の出番。真剣に、顧問の先生と相談すべき。過保護でもなんでもない。たとえ、過保護と言われようがかまわない。時間は、待ってくれない。何を優先するのかを教えるのも人生の大切な選択。～～～～～私の息子（陸上部）の場合。朝の６時から夕方までの練習だった。クタクタになって帰宅。体力の限界だった。本人は、自分だけ帰るわけはいかない。と言い張る。私は、部活の時間が長すぎる事を顧問に相談した。顧問の先生は、「子どもが、がんばっているのを親が邪魔するのか。」と言われた。私は、スポーツ医学の本を読みあさり、医師にも相談した。行き着いた本。著者にも直接相談した。東京大学に電話させていただいた。子どものスポーツ・東京大学出版会 著者の武藤先生は、丁寧に助言してくださった。かかりつけの医師の話も聞いた。成長期の子どもに、無理な根性練習は百害あって一利なし。との事。その後、部活の練習時間は短くなり、全員のお母さんが喜ばれた。練習時間が短くなっても、全国大会に行く子は行った。そういうものだと思う。部活には、いろいろな分野がある。探せば、練習方法の本が出ているはず。それを参考に、子どもにも、顧問の先生にも相談するのがいいと思う。人を説得するには、それなりの勉強が必要。それが無ければ、単に文句を言っているだけだとみなされる。いろんなことがあるだろう。一つ、ひとつが戦い。勝ち取ろう。やるときには、やる人間になろう。

  2005.07.20

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• 入試・併願制と絶対評価の混乱

  私の教室がある地域は、今年から、高校入試が、併願制になりました。内申は、絶対評価。その比率は、学力検査５０％・内申点５０％そして、その合計が合否の基準になります。第一志望校には２５点加算されます。第二志望が出来ることは、ある意味いい事のように思えますが、内申点が、絶対評価で、学力検査の点数と内申点の合計で合否が決められると、内申のつけ方により、加算された２５点の差くらいすぐになくなってしまいます。絶対評価は、大げさに言うと、１００ｍ走に出た子を全員１位にも出来るって事です。今年は、内申点が高い学校、従来どおり相対評価的に内申点をつけた学校で、大きな差が出たようです。地域のトップ校に行く子たちは、上から降りてくる子がいないので、そのままの点で大丈夫なのです。例年通り、中学校で厳選された子達が受験し、２人くらいしか落ちません。それが。。。偏差値が５６辺りの子に取れば、上から何十人と降りて来る訳で・・・・しかも、第二志望校は、２ランク下げます。内申でいうと、私の教室のある学区の中学校は、市でも一番成績のいい学校のひとつで、トップ校に毎年、２０～３０名送っています。多分、その子たちの、絶対評価の内申は、オール５でしょう。絶対評価と言っても、大体の割合はあるわけだから、他の子に、５がまわってくる確率は少なくなってきます。トップ校に、１～２名しか受験しない中学校もあります。その場合、他の学校を受ける子にも、５がまわってきます。どれだけ５を多発するかは、各中学校に寄って違ってきますが。全員に高い内申点をつけた中学校は、学年全員が合格という話です。市のなかでも、成績のいい中学校では、多くの不合格者が出ました。内申点を、従来どおり、相対評価に近い数値で出していたのでしょう。うちの近くの中学校は、成績がいいので有名な中学校ですが、数十名が不合格でした。考えられない数の多さです。中学校の先生が、「失敗した。」と感想を述べられるくらいですから、本当に失敗なのでしょう。先生には来年がありますが、今年の生徒には来年はありません。私の生徒に、第二志望校までも、不合格になった子がいます。とても信じられない事で、学力検査（入試）の点数ではじくと、昨年までの確率では、合格している点数を出しているにもかかわらず、不合格でした。子どもが一人で、合格発表を見に行き、「僕の番号がない」と聞いたお母さんは、信じられずに、お母さん自ら確かめに行かれたそうです。私との電話で、「先生、うちの子の番号がないって事は、不合格ってことですよね。」と泣きながら言われました。彼は、受験校を一ランク落としての受験だったので、私も、他の先生も、もちろん、中学校の先生も問題がないと確信した上での受験でした。私は、お母さんの声を聞きながら、涙が出ました。次の日、本人がやってきました。まだ泣いていました。私も泣きました。何が原因なのか。。中学校間の内申のつけ方の差であるとしか思えません。トップ校に不合格だと、私立の特進コースに行くのが従来の道でした。今年からは、その子たちは、２ランク下の学校に行きます。近くの中学校の偏差値でいうと、トップ高校が、平均偏差６５以上。次が、６２～６４次は、５９辺りから６２そういう輪切り状態の高校格差がある地域での混乱状態は、納得できない者にとって、不信感を持ったままの高校進学となります。高校生になっても、うちの教室に来ると言った子達。行く予定の高校が違っても、夢は同じだよ。夢を諦めない限り、夢はちゃんとそこに待っていてくれるよ。その夢に向かって、一緒にがんばろう。先輩達ががんばったように。志望校に合格した子たち、おめでとう！中学校でもトップクラスだったから、合格するって思ってたよ。今年からの高校入試制度。成績のいい子にはとても有利な制度です。成績が中くらいの生徒には、どうしていいのかわからない制度です。

  2005.03.23

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• 高校入試終わる＆絵本の思い出

  入試の前日、握手して、見送った。今から、自分の足で歩む新しい道が待ってるんだね。急に、大人びた背中を見ながら、送り出した。今年は、ほとんどの子が志望校を安全な学校にした。「ちょっと、後悔してる。」って言ってたＫちゃん。大丈夫だよ。夢は、先でちゃんと待っててくれる。それに向かってがんばろうね。私は、ようやく、１９日の児童英語における絵本活用についてのレポートを書いている。紹介したい絵本をどっさり出して、資料の整理。娘が目を輝かせながら、「これ、好きやった本や！！」と、手にとってくれる。絵本の題名を二人でいっぱい出し合った。絵本は、心の財産って言うけど、本当だね。大人になった娘が、幼い時に手に取った本のページをなつかしそうにめくる。「これ、夢に出てきた♪この本の絵だったんだ♪」娘の横顔を見ながら、私は、幸せな気分に浸っていた。「おおきなおおきなおいも」の本を見て、「幼児センターの一番大きな部屋で、大きな紙をいっぱい繋ぎ合わせてもらって、手にいっぱい絵の具つけて、体中で、大きなおいも描いたん、覚えてる！」そして、娘は、最後に、「私は、そんな育ち方をしました。そして、子供にも、そんな育ち方をしてもらいます。」なんて、言ってた。絵本を通じて喜びを分かち合える幸せを、今、感じる。たくさんの絵本たち、ありがとう。

  2005.03.17

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  生徒と秘密を持つこと＆私の視線

  日曜日勉強会をした。私はいつもこんな感じで子供達を見ています。観察しているのかな。。（笑） 入試問題を制限時間の３分の２で解く。（年は半分の時間で解くんだけど）もう、新しく覚えることはない。ミスを少なくするためにどうすればいいか。わからない単語の発音記号に悩まない。考えても、わかるものじゃないから。なぜ間違ったかを集中的に教える。終わったあと、みんな笑顔で帰っていった。一人ひとりに、言葉を贈った。入試だけじゃなくて、一人ずつの性格を見て、あなた達の一生を思って選んだ言葉やからね。「俺、これ、大事にするわ。」「入試のときに、持って行くわ。」「先生の顔写真よりましや。（笑）」いろんな事を言いながら帰った。みんな、風邪ひかないようにしてね。～秘密を持つこと～子供達には、親に知って欲しくないことがたまにあります。今回は、成績でした。この前から、テスト用紙を見ると、頭が真っ白になっていたＴ君。今日は、以前のＴ君に戻った。そこには、私との秘密があった。私が、「この前の模試の結果を親に見せなくていいからね。」と言うと、急に元気になった。私も、結果を親に報告しない。悲惨やったからね。。親に見せなければいけない事を悩んでいたんだね。大丈夫だよ。約束どおり、先生も、見せないよ。子どもとの秘密も大切な信頼だと思っています。

  2005.02.06

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  私立高校受験まで、あと５日

  「喉が痛い！」「喉が痛い。。」といい続けているＮ君。カイロを持って、教室に入ったら、ジャケットをまくり上げて待っていた。肩甲骨と肩甲骨の間（喉のツボ）にペタン。 あのねぇ。。うがいとかしてよ。イソジンあるでしょ。入試まで後、５日なんだから。Ｎ君：「えぇ！！あんなんしたら死んでしまう！」みんな：「( ﾟ_ﾉﾟ)...ﾝ?」Ｎ君：「菌をやっつける茶色の液やろ？」みんな：「そそ」Ｓ君：「あのな、イソジンな、薄めて使うんやで。」受験生のお子さんを持ったお家の方。喉が痛いと言ったら、手洗い、うがい、イソジン。お願いしますわ。。健康管理。ほんま。勉強にハッパかけるのは、私たちがしますから。ー受験ー目標に向かって必死にする気迫欲しい。１点でも、２点でも、最後まで諦めて欲しくない。ゴールで、体、０、１ミリでも、前に出ようとして欲しい。今まで書けた単語がかけなかったら、悔しくない？真剣になるってこと、知ってもらいたい。自分を信じて、最善を尽くして欲しい。人には最善を尽くさなければならない時が必ず来る。泣いても、叫んでも、やらなければいけない時が来る。日曜日は、特別レッスン。がんばるのみ。明日は、神戸で、ポートピアホテルで、にょうご女性未来会議講演は「震災で学んだこと」堀内正美氏　　　ＮＰＯ阪神・淡路大震災　１．１７希望の灯り代表パネルディスカッション　「よみがえった神戸！これからの私たちの役割は・・」私は、テーブルリーダーとして、テーブルの雰囲気作りをする役をすることになった。来週は、１、「英語を話せる子供に」グループの発足会。言いだしっぺは私だけど、みんなで役を決めないでやっていくことが決まった。ホッ・・２、「９年間で英語を話せる子供に」のセミナー参加。ほっとできるところがほしいな。。。

  2005.02.04

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• 直接話すことの大切さ＆受験

  まずは、ニュージーランドに電話して、向こうの校長先生と話しました。一度お会いしているのもあり、お互いに、ちゃんと話せました。実際に話する事にして良かったです。彼の教育理念に賛成するところが多々あり、実際に訪問できる事を、楽しみにしています。私立の中学校受験の結果でました。合格、不合格、両方いました。不合格だった子のお母さんとやっと連絡がつきました。自分を責めておられました。いろいろお話をお聞きしました。親自身が自分を責めている限り、子供はそれに影響される事をお伝えしました。子供は親が心配するよりも、もっと強いです。子供と接していると、子供の方が大人なんじゃないかと思うときがあります。大人はいろんな雑念や、体裁やそんなもので、魂の力を見る事が難しいのかもしれません。大手の塾に行っている子が悩みを持っていた。「塾の先生の勧める学校には行きたくない。うまく説得できない。」大手の塾が勧める学校は、一番の進学校で、そこに何人入れたかが塾の宣伝になる。進路指導を見ていると、本人のためよりも、塾のための進路指導。中学校の進路指導は、本人の希望に関係なく、絶対に確実なところを勧める。私は、うちは彼女の英語だけを教えている。でも、英語は十分に実力がある。他の教科で、極端に悪い単元があるのに、大手の塾はそこまで指導できていない。私は、数学の先生に頼んで、他の教科を入れることにした。来週から、彼女は、うちで、英語模擬試験。その後は、抜けている単元の補強になる。他の塾に行っているから、そこで教えてもらいなさいなんて、言ってる場合じゃない。いっしょにがんばろうと思う。

  2005.01.27

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