from Omaha
不在伝票が郵便受けに投函されていた。送り主は Jo Momsen.思いもよらず、びっくりしたと同時に、とてもとても嬉しかった。懐かしかった。すぐに、郵便局に引き取りに行った。彼女から、Calender 2007, T-shirts 8枚、hat, book, photos が届いた。いずれも、かつて暮らしていたNebraskaでしか手に入らない。Photo には彼女と3人の女の子たちが映っていた。我が家の長女と彼女の長女・Abbey は同年齢である。この二年会わないうちに、誰かと思うくらい劇的にAbbey は成長していた。子供子供した印象から、開きかけた可憐な花のような姿となっている。こんなにAbbeyが変化を遂げていることに、驚きと戸惑いを覚える。きっとJo に長女の写真を送ったら、彼女もそう感じるだろう。思春期・反抗期を迎えた女児の教育の難しさを、時々mail でJoと愚痴りあっている。世界共通の悩みである。Jo は私の親友である。30歳をこえて新たな親友を得られようとは、夢にも思わなかった5年前。渡米した時のお隣さんで、困っているときはいつでもすぐ助けてくれた。私たちのアメリカ生活が幸せに送ることができたのも、半分以上彼女の協力・助けがあったればこそだったと思っている。家族全員が、とてもとても感謝している。Jo は第一子・男児を早産で亡くし、第二子・Abbey を出産したものの、どうした理由でか、Abbey の実父と離婚し、Abbey が三歳のときScott と再婚した。(アメリカではよくあることである)双子のGracie&Hanna に恵まれて、家族5人でしあわせに暮らしていた。しかし、二年前Scottは Jo に対し、domestic violence を働いたことで警察沙汰になり、裁判勃発、家庭が壊れた・・・・。それまでに不可解なScottの不実な行動がちらほら見えていた。未婚者と偽って、複数の女性と交際していたようだった。重複結婚生活を送っていたような形跡さえみられた。私たち家族はScottに何度も助けられているので、はじめ信じたくなかった。ScottはD.Vを契機に家を出て、今は子連れの他の女性と暮らしている。別居状態だが、双子への十分な養育費は支払われない。Jo が三人の子をひとりで養っている。彼には十分な収入があるはずなのに・・・。Jo は経済的に非常にtightな状態でも、三つの仕事を掛け持ちし、奮闘している。社会的奉仕にも精力的に貢献している。いつも人の幸せを考え、Jo は行動している。自分のことは二の次で、強い信念と祈りで、時折頭をもたげる醜く弱い自身の心と闘っている。3人の子供を正しく育てながら、どうやって楽しく心豊かな暮らしを送っていくか、いつも知恵を働かせている。Joは女性・母親の鑑だと思う。弱い面も崇高な面も・・・。 Jo, I admire you, I am really proud of you. Thank you for beeing my best friend! Blessingありがとうmailを送った。大切な親友。穢れなき精神で気高く生きる女性・母。言葉も文化も肌の色も違うけど、人間としての喜怒哀楽はかわらない。同じ女性・母として気高く闘う同志よ。彼女の一番の祈りは、家族のしあわせ。私をOmahaに惹きつける一番の理由は、Joなのである。今年はOmaha に行きたい、Jo に逢いたい・・・。