巨大食道症
食べるとすぐに吐くことがあると思います。多くは単なる早食いでの吐き出しです。しかし、これが頻繁に続く場合、「巨大食道症」であることも考えられます。巨大食道症は生まれつき食道の筋肉が運動性を失っていることに起因します。食道の筋肉は収縮と拡張を繰り返しているのですが、それが神経性等の異常で拡張したままになってしまうのです。すると食べ物は食道に留まり、胃に行かず、吐いてしまいます。■原因1.生まれつき2.食道内に異物が入る3.胃腸炎で繰り返し嘔吐し、それが引き金になる。■治る病気なのか?適切に治療すれば食べ物を摂取することはできますが、気づかずに放置してしまうと、栄養を摂ることができず、衰弱して死んでしまうこともあります。また、生まれつきの場合、完治するのは難しいそうです。■食事の方法1.流動食を流し込む2.食べ物を少し高いところに置き、後ろ足で立たせたような状態で食べる。(胃まで到達させるのが目的です)いずれにせよ、早期に気づき、衰弱させることのないよう、早めに病院で治療を受けてください。