ガンの種類
一昔前、猫の寿命が10年に満たなかったとき、ガンは珍しい病でした。近年、猫の平均寿命は15年とも20年ともいわれていますが、それにしたがってガンも増えてきました。猫は我慢強い動物なので、多少痛いぐらいでは変化が見分けにくいです。■猫に多いガン1.リンパ腫2.乳ガン3.胃ガン4.骨髄性腫瘍(白血病)5.皮膚ガン6.肥満細胞腫■ガンのサイン1.皮膚や口にできたコブが治らない(大きくなる)2.傷が治りにくい3.理由もなく痩せていく4.食欲の減退5.体から異臭がする6.肛門、口、鼻から膿(うみ)が出るなど。。です。すべてがガンだけの症状ということではありませんが、これらのどれか一つでも症状が出るようなら病院で検査を受けてください。一番多いのはリンパ腫です。猫白血病ウィルスと関連している場合が多いです。肺のあたりにできるリンパ腫(縦隔型)と、腸のあたりにできるリンパ腫(消化管型) に分けられ、症状が違います。いずれのガンも早期に発見できれば治療の可能性も高まりますが、最終的にはいかに緩和してあげられるかが 重要になってきます。早期発見できれば予後も苦しまずに過ごせる 可能性が高いですので、7,8歳を過ぎたあたりかた定期検査をするなり、日頃からよく観察をするなりして注意してあげてください。