「これやって」だけでは子どもは伸びません
今日はピアノの話ではないんですが、最近思うことがあるので書きますね最近の世の中の流れを見ていると、つくづく感じますこれからの時代を生き抜くことができるのは……・自分で考えて行動できる・自分で課題を見つけることができる・自分で仕事を作り出すことができるそんな人!「ただ与えられた仕事をこなすだけ」の「指示待ち人間」は必要とされていないんですねですのでご家庭でも、指示に従うだけではなく、「自分で考えられる」お子さんを育てるよう、心がけたいですねコーチングと心理学を学んだ経験から考えるに、「この時期はここまでできないとダメ」という思考は、その弊害になりますどうしても子どもの気持ちや適性を無視して、「大人に従わせる教育・しつけ」になりがちだからですそれよりも、「あなたはどう考えるの?」と、子どもの気持ちや考えをどんどん引っ張り出すことに注力したほうが、長い目で見ればベストです!たとえその答えが、大人の意に染まぬものであっても……そして、子どもの意思を尊重することで、多少進みが遅くなっても……自ら決めて、じっくり取り組ませたほうが、勉強にしても、しつけにしても、良い結果をもたらしますそういった意味でも、決まった課題をこなす系統のものばかり、お子さんに与えすぎないほうが良いと、私は思います「教師の指示やアプリ活用、プリントなどで、やるべき課題が次々でてくる」系統のもの。お子さんが何も考えなくても、課題があちらから振ってくるようなものですこれらはすべて、受け身の学習になりますときには何も考えずに与えられた課題を黙々とこなしたほうがいいこともありますが、生活のすべてがこんな感じだと、お子さんの自主性や感受性は育ちにくくなります受身形・詰込み系の習い事ばかりさせている方は、発散系、思考系、芸術系などの習い事も1つさせるか、ご家庭で取り組ませるとよいかと思いますその他にも、ずっと動画を観ているとか、スマホでゲームをしているようですと、余暇の時間まで「決まったものをこなす系=受け身」で埋め尽くされていることになりますこれでは、ますます受け身思考になってしまいますよねもしいま、そういう系統のもので、お子さんの生活が埋まっているようならば、土日や長期休みだけでもいいので、「親子でテーマを見つけて取り組む」ことをお勧めしますたとえば、調べものをする、収集する、料理をする、何かを作り出すなど、楽しくできるといいですねその際には、次のようなことに気をつけてみてください・お子さんの好きなこと・興味のあることをやる・親子で取り組み方について話し合う・やってみて続かないようなら、こだわらずに他のことに変えるたとえば、私の子どもたちはみんなもう大人ですが、先日、こんなことをやりましたスマホに入っている人物や動物の写真を見ながら似顔絵を描き、誰の顔を描いたのか、あてっこするゲームです^^中には私の母が20代の頃の写真もあり、なかなか楽しかったです他にも、直近三ヶ月で一番多く作った晩御飯ベスト3を当てるゲーム(私は毎日のメニューをすべてメモしているので、あらかじめ集計して家族にクイズを出しました!)ちなみに1位は親子丼とカレー、2位はギョーザとから揚げ、3位は豚肉の生姜焼きでした今はこんな感じですが、子どもたちが小さいころはとても忙しく、こういった遊び心をもって子育てできなかったので、ちょっぴり後悔してます……小さいお子さんを持つ皆さんは、まだ間に合います!家族とのコミュニケーションもいい感じで取れるので、ぜひ皆さんもやってみてくださいね