みぃちゃん 11年間ありがとう・・
我が家の大事な家族が減ってしまいました。シニア猫のみぃちゃんがとうとう逝ってしまったのです。とろろ丼さんが3歳になったころ、我が家の一員になったみぃちゃん。友人の隣人が保護した野良猫さんで、多分生後2週間くらいでした。キジトラで鼻が長めの美猫さん。とっても猫らしい猫で、好き嫌いがはっきりしていて、あんまり甘えてこないツンデレタイプの美猫さん。はじめは赤ちゃん猫だったのに、あっというまに大きくなって、一人っ子のとろろ丼さんのお姉さんになってくれました。人間の大人がとろろ丼さんをしかりつけて彼女が泣いているとウニャウニャと抗議しにくる猫でした。人に抱かれるのをあまり好まないみぃちゃんでしたが、就学前のとろろ丼さんが、へんてこな形で抱き上げても文句一ついわない。そんな猫でした。アライグマオヤジさんの姉上と母上の病気入院や死、私の実家の祖母の要介護状態、父の病気入院・・そして、アライグマオヤジさんの骨折入院。けっこう家族の健康問題に翻弄された我が家ですが、みぃちゃんが人間たちをはげましてくれていました。私が疲れて寝ていると、いつのまにかそばにそっと寄り添ってくれる。バタバタしている両親以外に、とろろ丼さんのそばには、いつもみぃちゃんがいてくれたんです。風邪ひきのあと、一時は大分よくなったように見えたのですが、また呼吸が荒くなり、食べがわるくなって、だんだんと弱っていきました。そして、今日。父母が仕事から帰る前に、とろろ丼さんを見つめながら静かに呼吸がとまったそうです。みぃちゃん、11年間のステキな時間を本当にありがとう。