私の師匠
私が、最も影響を受けた師匠…この方が、エレクトーン界の重鎮なのに、気さくで、ユニークで、自由。(こう書いただけで、分かる人には誰かわかってしまいますが(^-^;)毎日を楽しみながら生きている好奇心の塊のような人。感受性の鋭い人には、ぴったりの先生です。だから、理屈で音楽を習いたい人は、去っていきます。そして、気が付けば、周りには一風変わった同じ雰囲気の人たちが残っている…門下生の人たちも、皆、表向きは?!すごく優秀な人たちなのに、ヒョウヒョウとしていて、音楽だけしか興味のないような人は、いません。個性的で、ナイーヴな努力家が多いです。毎回、面白い刺激がもらえるレッスンでしたが、先生曰く「どんなすごい演奏家の演奏より、おかあちゃんの歌う子守唄が1番や」。この一言が、一番先生の指導の精神を表しているような気がします。どんなにすごいテクニックを身につけていても、感情のない、伝えるメッセージのない音楽は、魅力がない。逆に、少々荒削りでも、本人が何か伝えようとして奏でていれば、伝わる。その通りですよね。ただ、グレード試験は、別ですが…。(^-^)ぶなんに(万人受けするように)キッチリ弾かないと!こうやって、先生のことを考えていると、またお会いしたくなってくる。周りにいると、なんだかHAPPYな気持ちにしてくださる素敵な師匠です。