難産
私の出産は、難産。時間=30時間近く。出血量=800ml(多量)吸引分娩痛みはあるのに、子宮口がなかなか開かず、大変。最後には、時間がかかりすぎて過呼吸になったのか、足の震えが止まらず、これ以上無理と判断されたのか、子宮口を女医さんが手で開けて無理やり破水。その痛みは、言い表せないくらいのもの!うめき声のような叫び声をあげるくらい。破水して分かったのが、息子が子宮内で苦しかったらしくウンチをしていたこと。女医さんがあわてて、小児科医を呼ぶよう助産師さんに言って、分娩室に歩いて移動!(こんな状態でも、歩かせるのか!)分娩室に20人ぐらいスタッフがゾロゾロ。吸引カップを入れられたのか、また激痛!喉がおかしくなるほどの声で叫んだ。「○○さん聞こえる?お産を急ぎます!合図で2回いきんで出します!」女医さんが馬乗りになって、吸引カップの綱引き隊の助産師さんたちと「1、2,3!」で合わせて息子を引きずり出した。息子が元気に泣いたため、小児科医が帰り、助産師さんも減った。今度は、胎盤が出ない。またまた手を入れられ、激痛。とにかく、産道が狭いのか?最後は、むちゃくちゃになった出口の縫い合わせ。ひどい状態のようで、何人かの若い助産師さんが不安そうに見ている。女医さんが、手際よくホチキスのようなものでとめていく。その合間に「麻酔します」とチクチク注射。もっと前にしたらいいのに!完成したらしく、助産師さん達が「キレイ!」と感動した様子で女医さんに拍手している。やっと、痛みから解放された。感想を一言で言うと、麻酔無しの手術。あまりの痛みに、涙も出ない。不思議なことに、一滴も!30台半ばの運動不足な女の初産は、やっぱり厳しい??