息子の本音を引き出してくれた絵本
今日、寝る前に図書館で借りてきた数冊の本を息子と一緒に読んでいた中に ぼく おかあさんのこと… 【送料無料】ぼくおかあさんのこと…という本がありました。 あらすじは、こんな感じです↓ ぼく おかあさんのこと・・・キライ! ねぼすけで日曜日の朝はいつまでもいつまでも寝てるし、 ドラマばかりみてマンガみせてくれないし、 すぐ怒るし・・・ 何より、ぼくとは結婚できないっていうし! 考えていくうち、男の子は家から出て行ってしまうんですが、ボールを忘れたといって帰ってきて、 「ぼくとまたあえてうれしい?」 って聞くんです。 うれしいとも!ってお母さんが言うと、男の子はお母さんに飛びつく。 1度読んだときは、飛びつく場面も普通に読んでいた息子ですが、2度目は閉じようとする。 「何でこのページ嫌なの?」 「…」 「お母さんが悪いから謝って欲しかった?」 「うん」 息子からしたら、お母さんが悪いのに「好き!」って飛び込むなんて、ナンセンスらしい。 大人からすれば、そこがいとおしいと思うストーリーなんだけれど。 そして、思い出したかのように 「昨日、(せっかく組み立てた)トミカ(のまち)を片付けなさいって言われた時、ママのこと考えてたの知ってた?」 「キライって思ったんでしょ」 「それからどう思ったと思う?」 「出て行きたいわ、とか?」 「そう。西公園まで位、懐中電灯持っていけるから!」 「大事にしてたんやね。レイアウト。でも、夜には片付けないとダメやもんね。」 息子はくるっと反対向いて寝たフリ。 薄い絵本で文字数も少ないけれど、息子の心の中にあったモヤモヤを表に出し、話すきっかけを作ってもらった。 モヤモヤは解決したとはいえないけど、もう一度冷静な時に話せたことがよかったと思う。 やはり、こういう主人公の心の動きを表現した絵本を親子で読むことは深いなあ。 これまで、図鑑などの知識を得る本が好きな息子に合わせていてなかなかこういう本には接してこなかった。 これからは、こういう本も積極的に読んで行こうと思った。 今回図書館で借りた本では、これも面白がっていました。【送料無料】いのちのまつりご先祖様の存在を知って嬉しそうでした。